丸の内の企業で幽霊物件を扱う部署に勤める澪と、周囲の事情に通じた次郎を中心に、仕事と怪異調査が重なる物語です。舞台は現代の都市部と企業社会で、表向きは就職先の業務、裏では呪いの品や霊的な異常の確認が進みます。中心人物の澪は、調査のために関係者の家や現場へ入り、次郎は家の事情や周辺情報を手がかりに動きます。シリーズ全体では、幽霊物件の調査を通じて案件ごとの怪異と人間関係を追い、職場の仕事と私生活が交差する構成で展開します。今回の巻では、次郎の実家を訪ねて原因を探る流れが加わります。過日の事件簿として短編「とりかごの姫と憂い事」も収録されています。」「short_comment":"丸の内の幽霊物件担当が、婚約者として次郎の実家で原因調査に入る第17巻。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 婚約者のふりで次郎の実家に入る設定が、事件調査とラブコメを同時に動かしている。
- 澪と次郎の掛け合いが軽快で、ツンデレ気味のやりとりにニヤニヤしやすい。
- 吉原家の会長や親族との距離が縮まり、家の事情や過去が少し見えてくる。
- 呪いの陶器を追う筋立ては不気味さがありつつ、読み味は重すぎず進。
- 番外編の沙良と目黒のパートも、別軸のきゅん要素として楽しめる。
こんな人におすすめ
- 事件よりも澪と次郎の関係性の進展を楽しみたい人。
- ラブコメ寄りの巻でも、シリーズの怪異要素を外したくない人。
- 偽装婚約や潜入調査のような設定が好きな人。
- 本筋の謎を追いながら、番外編のカップルも見たい人。
- シリーズを継続して読んでいて、家族関係や伏線の広がりを追いたい人。
人を選ぶポイント
- 黒幕の核心までは届かず、事件は次巻以降へ持ち越しになる。
- 怪異の怖さは控えめで、ホラー強めを期待すると物足りない。
- 澪が婚約者役を頑張る場面は多いが、設定の無理やぎこちなさもある。
- 主要メンバーの出番に偏りがあり、前巻までの展開を覚えているとより楽しめる。
- 伊原まわりの不穏さが続き、落ち着いた読後感だけでは終わらない。
テンポ・読後感
- 調査は比較的さくさく進み、読みやすいテンポ。
- 事件の緊張感より、会話の可笑しさや距離感の変化が印象に残る。
- 初期巻を思わせる、澪と次郎中心の空気が懐かしい。
- 不穏さはあるが、全体は明るめでニヤニヤしやすい。
- 先が気になる引きで終わり、次巻へつなぐ勢いが強い。
キャラクターへの評価
- 澪は嘘が苦手でも状況に合わせて動ける、愛嬌のある頑張り屋として見られている。
- 次郎は自分の領域では過保護で、素直じゃないところが家族にも通じると受け取られている。
- 吉原家の会長は厳しさだけでなく気遣いも見え、印象が良い。
- 沙良は目黒の件で揺れる様子が可愛く、番外編でも好感を集めている。
- 伊原は不穏さやトラブルの火種として意識されやすい。
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