神戸で暮らす女性・琴葉が、会社の倒産と遠距離恋愛中の恋人への不安をきっかけに、深夜特急で札幌へ向かう物語です。舞台は現代の日本で、移動の途中に出会う訳ありの乗客たちとの会話や出来事を通して、琴葉の気持ちが少しずつ変化していきます。物語の軸は、離れた相手を追って北へ向かう旅と、その道中で見えてくる人間関係の揺れです。シリーズとしては1巻完結の構成で、単巻の中に旅路と恋愛、車中の群像がまとまっています。新たなエピソードや登場人物を加えて書き直された版として案内されています。」「short_comment":"深夜特急で北へ向かう女性の旅路を軸に、遠距離恋愛と車中の出会いを描く現代小説。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 神戸から札幌へ向かう寝台特急での一夜が、旅情と出会いの両方を味わえる。
- 同室になった人たちが悩みを打ち明け合い、会話の中で少しずつ前を向いていく流れが心地いい。
- 健太の存在感が強く、軽妙さと核心を突く言葉の両方で印象に残る。
- 文章や台詞に歌詞のような響きがあり、ロマンチックで美しい雰囲気がある。
- 表紙やイラストの魅力から手に取った読者も多く、ビジュアル面の引きが強い。
こんな人におすすめ
- 旅先での一期一会や、列車ものの空気感が好きな人。
- 恋愛だけでなく、仕事・人間関係・将来への不安を抱える登場人物の会話劇を読みたい人。
- 優しくて温かい話、読後に気持ちが少し軽くなる物語を求める人。
- ドリカムの楽曲や歌詞の世界観に親しみがある人。
- さくさく読める、やわらかい雰囲気のライト文芸を探している人。
人を選ぶポイント
- 大きな事件や派手な展開より、会話と心情の変化が中心。
- 旅情をもっと濃く味わいたい人には、やや物足りなく映る可能性がある。
- 結末や主人公の選択に、すっきり納得しきれない読者もいる。
- 登場人物の悩みや言葉が歌詞的で、好みが分かれる余地がある。
- 4人部屋でのやりとりが主軸なので、静かな群像劇が苦手だと合わない。
テンポ・読後感
- 夜行列車の移動に合わせて、静かに進むテンポ。
- 会話が続く場面は読みやすく、ページを追う手が止まりにくい。
- 全体はやわらかく温かいが、途中で胸に刺さる言葉や涙を誘う場面がある。
- 旅の高揚感と、悩みがほどけていく落ち着きが同居している。
- 読後は爽やかさと少しの喪失感が残る。
キャラクターへの評価
- 琴葉は不安を抱えながらも行動に移す、等身大で共感しやすい主人公。
- 健太はお節介で賑やかだが、優しさと覚悟が見える印象的な人物。
- 同室の面々はそれぞれ事情を抱えていて、誰か一人だけが主役にならないバランスがある。
- 登場人物全員に愛着が湧く、柔らかい描き分けがされている。
- 口調や言葉選びが魅力的で、台詞そのものが印象に残る。
巻一覧
この巻のあらすじ
「なんて美しくて ロマンチックな小説なんだろう」 ーー小説家・中村航さんも感動!絶賛!
人気作家・いぬじゅんが贈る、不朽の名作!
愛を見つけに深夜特急は北へ。 終着駅で待っていたのは……!?
「噓、でしょう?」 神戸に住む琴葉がある朝出社すると会社は倒産。 札幌にいる遠距離恋愛中の恋人・海斗に電話し不安をぶつけるが、 彼の反応はなぜか歯切れが悪い。 見え隠れする元カノの影。 悩んだ琴葉は、衝動的に深夜特急に乗り、彼に会いに行くが……。
車中、訳アリな面々との出会いが、彼女の心を変えていく。 心揺さぶる結末が待つハートウォーミングストーリー!
この物語は、2014年11月に公募された「otoCoto presents OtoBon ソングノベルズ大賞 〜音楽を感じる小説〜 DREAMS COME TRUE編」の入選受賞作。 大のドリカム好き著者が、『LAT.43°N 〜forty-three degrees north latitude〜』(北緯43度)という楽曲を元に書きあげた小説。 そして今、7年の時を経て、新たなエピソードや登場人物を含めて書き直され、感涙必至の物語に生まれ変わった!
それはまさに愛と優しさに満ちた、最高にヒューマンなエンターテインメント! 人生に勇気をくれる1冊!
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