薬種問屋への縁談を避けるため寺に就職した少女・莉々が、冥府につながる億葉寺で死者「遊鬼」を送り届ける役目に関わる和風ファンタジーです。舞台は、現世と冥府が接する怪談寺と、その周辺で起こる遊鬼絡みの出来事。中心人物は、就職先で働く莉々と住職の志偉で、二人は事件の対応を通じて冥府の住人や寺の事情に向き合います。物語は、死者を祓うか送るかという判断、寺の維持、契約によって生じる関係を軸に進みます。1巻完結の単巻構成です。短編連作ではなく、単巻で一つの導入と事件をまとめています。続編・外伝の情報はありません。」「short_comment":"冥府につながる寺で、少女が遊鬼を送り届ける役目に就く和風ファンタジー。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 中華風ファンタジーに近代的な空気を混ぜた舞台設定が新鮮。
- 寺を拠点に怪異を解決していく、お仕事ものとしての読みやすさがある。
- 幽霊が見える・声が聞こえる主人公の特性が事件解決に活きる。
- 事件ごとに短めの山場があり、テンポよく進む構成。
- ラブコメと凸凹バディ感が物語の軽やかさを支えている。
こんな人におすすめ
- 中華風ファンタジーや和風寄りの怪異ものが好きな人。
- ラブコメ要素のあるお仕事小説を読みたい人。
- 短編感覚で区切りよく読める作品を探している人。
- 寺・冥府・幽霊などの設定に惹かれる人。
- シリーズ化しそうな雰囲気のある作品を追いたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公の不運さや巻き込まれ方が強めで、重く感じる場面がある。
- 相手役の態度が煮え切らず、恋愛面の進み方に物足りなさが残る。
- 物語の入り方が合わず、頭に入りにくいと感じる読者もいる。
- 主人公に肩入れしづらい。
- 期待した和風感より中華寄りの世界観なので、印象の違いに注意。
テンポ・読後感
- 事件は1つずつ比較的コンパクトにまとまり、読み進めやすい。
- ドタバタ感とコミカルさがあり、重すぎない雰囲気。
- 怪異の処理と恋愛の気配が並走する、軽快なバランス。
- 近代中華風の空気が独特で、少し変化球のあるファンタジー感。
- すっきり読める一方、展開の勢いで押していく印象もある。
キャラクターへの評価
- 莉々は不運体質で巻き込まれやすいが、幽霊が見える力を活かして動く主人公。
- 自分の居場所を探していく姿に好感を持つ読者がいる。
- 志偉はお祓いができるのに積極的ではなく、相棒としての凸凹感が出ている。
- 恋愛相手の煮え切らなさが気になる。
- 兄の介入が物語を動かす要素として印象に残っている。
巻一覧
この巻のあらすじ
縁談回避のために就職したのに、契約結婚!? 迷える死者を冥府に誘う「おくりびと」ファンタジー!
薬種問屋の第六夫人という縁談から逃れるため億葉寺に就職した莉々。だが億葉寺は冥府に繋がっており、この世をさまよう死者"遊鬼"が集まっていた。偶然にも遊鬼を冥府に送ることに成功した莉々は、住職の志偉とともに遊鬼絡みの事件に巻き込まれていくのだが、行く先々でなぜか夫婦と誤解され? 莉々のことを大切にしてくれる愛妻家になるよと、やたらすすめられ? そんななか、莉々は冥府の住人とある契約を結んでしまう……。
ーー祓えるよ。でも、祓いたくない。 ーーこの世に留まって祓われた亡者の罪は、自動的に重くなる。
遊鬼のためにも、貧乏寺のためにも、お祓いをして欲しい莉々。だが、志偉の気持ちを知ってしまった莉々は……。
祓いませんが、解決します! 就職先が怪談寺だった少女の奮闘記!
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