中崎詩子は、家では長女なのに「妹」として扱われることに不満を抱く17歳。冬休みの高い時給のアルバイトで有名アイドル事務所に入り、雑用から所属バンドのボーカリスト・萩原流音のマネージャー役まで任される。芸能界に無関心だった詩子は、仕事を通じて流音の真面目さと才能を知り、互いの感情が仕事上の制約とぶつかる中で関係を深めていく。家族内の違和感、芸能現場の役割分担、立場の異なる二人の接触が軸になる単巻の物語である。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 17歳の女の子が芸能事務所で働く設定が入りやすく、少女漫画らしいと受け止められている。
- きゅんとする恋愛の空気感が前面に出ていて、軽やかなときめきを楽しめる。
- 渋谷が舞台で、都会的で少し華やかな雰囲気がある。
- いたずらっ子タイプの男子や一目惚れの展開が、わかりやすい恋愛の魅力になっている。
こんな人におすすめ
- 80年代少女漫画の雰囲気が好きな人。
- きゅんとする恋愛ものを気軽に読みたい人。
- 芸能界や渋谷など、少し華やかな舞台設定に惹かれる人。
- かわいらしい絵柄やレトロな空気感を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 恋愛のノリがかなり少女漫画寄りで、好みが分かれやすい。
- 昭和期の作品らしい古さはある。
- 断捨離のような現代的な感覚で読むと、時代差を感じる部分がある。
- 物語の重さより、雰囲気やときめきを重視した作り。
テンポ・読後感
- 展開は軽快で、きゅんとする場面を素直に楽しめる。
- 明るく甘めの空気が強く、読み味はやわらかい。
- 舞台や人物の印象でテンポよく読ませるタイプ。
- しっとりした深さより、勢いとかわいさが印象に残る。
キャラクターへの評価
- 中崎詩子は、等身大の高校生として入りやすい。
- 花井さんは、一目惚れや瞬発力が似合う恋愛の相手として印象に残る。
- いたずらっ子っぽい男子の存在感が強く、物語の甘さを支えている。
- キャラクター同士の距離感が近く、恋愛のドキドキが伝わりやすい。
巻一覧
この巻のあらすじ
●STORY:長女だけれど「妹」の中崎詩子は、チャランポランな「おにいちゃん」を甘やかす両親に不満を抱く17歳。現実を冷静に読み切る、ガンコでダサめな日々を送っている。そんな詩子が兄に拝みたおされて引き受けた冬休みのアルバイトは、有名アイドル事務所の雑用係。芸能界に無関心な詩子は、高い時給だけが目当てだったのだが。なぜか所属バンドのボーカリスト、萩原流音に気に入られて、マネージャー役を命じられてしまう。チャラいと小バカにしていた流音が、実はマジメで才能あふれるアーティストであると知って、詩子はカレに恋をする。タレントとスタッフの交際NGなのに、流音は平気で詩子に愛を告白!! この状況、マジでヤバいんじゃね!? ●作品MEMO:昭和63(1988)年1月新刊だが、書店売りは前年12月だった、花井愛子の講談社X文庫ティーンズハート第10作。新年からのオモシロ企画として、これまでのオマケあとがきに加えて“読者のおたより紹介”ページの見開き『花井愛子のかつをぶしクラブ』の展開をスタートさせている。一般的に出版界では「ふざけすぎ」とボツになるアイデアだが、当時の担当編集者が“遊び心”に理解があったため実現したもの。ティーンズハートのブーム、花井愛子のブレイク要因のひとつは、こうした型破りなスタイル、自由かつ新鮮なアプローチにあったと言える。令和電子版の“あとあとがき”も同じ方向性での書きおろし。新オマケも、ぜひぜひお楽しみに!! ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』
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