1987年春、皇太子妃候補に内定した17歳の久遠寺由布子を中心に、立場のある少女が自分の時間を求めて北海道へ一週間のひとり旅に出る物語。超お嬢さま育ちで「まだフツーの青春をしていない」と感じる由布子は、友人たちの協力で家族に隠れて旅立ち、憧れのアーティストのライブをきっかけに地元の大学生・惣領康則と出会う。名前も立場も伏せたまま過ごす7日間の中で、恋と将来の選択、本来の身分との折り合いが重なり、1980年代の北海道を舞台に公的な役割と私的な感情が交差する。一冊で、旅の移動と会話を通して心の揺れを追う構成。ライブ会場、街、帰るまでの時間が物語を進める。

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  • AI分析(あらすじ)

    皇太子妃候補という立場と、短い旅のあいだに生まれる恋愛を軸にした物語を読みたい人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 一週間だけの旅と恋を軸に、少女の「今だけの青春」を切り取る設定が印象的。
  • 北海道の風景や移動の空気感が、物語にロードムービー的な広がりを与える。
  • きゅんとする恋愛描写が強く、告白ややりとりの甘さが読みどころになる。
  • 当時のトレンド感やティーンズハートらしい華やかさが懐かしさを呼ぶ。
  • イラストの可愛さも含めて、作品全体の雰囲気が愛されている。

こんな人におすすめ

  • 80〜90年代の少女小説やティーンズハート作品が好きな人。
  • 直球の恋愛、王子様的なヒーロー像にときめきたい人。
  • 旅情や北海道の空気を感じる青春物語を読みたい人。
  • 懐かしさ込みで、当時の少女文化を楽しみたい人。
  • 再読しても甘さや恋愛感情の描写を味わいたい人。

人を選ぶポイント

  • 設定はかなりロマンティックで、現実味より夢物語寄り。
  • 物語の展開は王道で、意外性より読みやすさが前に出る。
  • いまの感覚だと、当時らしい表現や空気感に古さを感じる場合がある。
  • 恋愛要素が中心なので、重厚なドラマを求めると印象が違う。
  • 作品の細かな筋より、雰囲気やときめきで楽しむタイプ。

テンポ・読後感

  • テンポは軽快で、するすると読み進めやすい。
  • 旅の移動感があり、場面転換に広がりがある。
  • 甘酸っぱくてきゅんとする空気が全体を支える。
  • 後半にかけて一気に恋愛の熱量が高まる。
  • 明るく華やかで、読後感は前向き。

キャラクターへの評価

  • 女の子は突飛な状況でも等身大の気持ちで動く存在として受け止められている。
  • ヒーローは優しく紳士的で、まっすぐ気持ちを伝えるタイプとして好印象。
  • 王子様的な魅力が強く、少女小説らしい理想像として映っている。
  • 主人公の「普通の女の子でいたい」という気持ちに共感が集まる。
  • 登場人物同士の距離感が、恋のときめきを支えている。

巻一覧

一週間のオリーブ
1987年4月 ISBN 4061900900
この巻のあらすじ

●STORY:1987年春「あの」皇太子妃殿下のお妃候補に「17歳の久遠寺由布子が内定 !!」というニュースが流れた。でも当の本人は「ウソでしょ!?」の気分。超お嬢さま育ちの由布子は、それが「この上なく名誉」なことだと理解できるが「まだフツーの青春していない!!」戸惑いのほうが大きかった。由布子は、友人たちの協力を得て「1週間だけ」家族にナイショのひとり旅に出る。行先は、北海道。憧れのアーテイストのライブに足を運んだ由布子は、地元のイケてる大学生、惣領康則に恋をしてしまうが、名前も立場も偽りな上に、7日後には別れなければならない関係。カレに真実を告げる? それとも? ときめきながら悩む由布子が選んだ「自分の未来」は!? ●作品MEMO;昭和62(1987)年4月の花井愛子、講談社X文庫ティーンズハート第1作。X文庫では10代向けノベライズ作品を数点発表してきていたが“少女小説”へは初挑戦だった。ティーンズハートのブランド創刊は、同年の2月。2か月後れのデビューとなった花井愛子は、本業のコピーライター経験に基づいて、自作に限り、通常編集者が手がける装丁のクリエイティブディレクションやオビのコピーを自ら行なった。イラストレーションのかわちゆかりとは、すでに『少女フレンド』の原作者とマンガ家でタッグを組んでいた、いわば気心の知れた仲。当時10代女子の読者に絶大な人気だったかわちゆかりをカバーに登場させたことが、ヒットの最大要因と言っていい。 ●WELCOMEBACK:講談社X文庫ティーンズハート電子版では「WELCOMEBACK」をキーワードに昭和平成のヒット作品を順次収録、展開予定。その第1弾配信が、花井愛子の10作『1週間のオリーブ』『山田ババアに花束を』『またたびハウスSTORY』『ジュリエット宣言』『恋電話』『星の恋人たち』『10月のパイナップル』『恋曜日』『淡雪ロマンス』『銀色のボーイ』の同時配信。各作品への感想コメントや今後のラインアップ希望など大歓迎!! ぜひぜひお寄せください。 ●関連アイテム:『ときめきイチゴ時代〈ティーンズハートの1987-1997〉』『ムダな金はつかうな!』『ハナイ式ちょびっとダイエット〈50歳でもラクラクまにあう〉』

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