紀元前1800年の古代オリエントを舞台に、神位と覇権をめぐる争いが各地の王侯や英雄たちを巻き込みながら進む幻想歴史シリーズです。中心には少年ナムルと少女シャズがいて、二人の出会いを起点に、都市国家どうしの対立、傭兵王や皇太子、巨人族など多様な勢力が動きます。物語は戦争と政争、神秘の王子ハンムラビをめぐる動き、捕囚や叛乱といった局面を通じて広がり、古代世界の秩序そのものが揺れる構図で展開します。シリーズ全体では、複数の勢力が並立する世界で、人物ごとの思惑が連鎖しながら戦局が変化していきます。続編や外伝の情報はありません。 なお、現時点で確認できる巻あらすじは本編の複数巻です。シリーズ内に外伝・短編の明示はありません。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 古代オリエントを舞台にした物語を読みたい人 - 都市国家や王権争いが中心の戦記に関心がある人 - 複数勢力が動く群像劇を探している人

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作品の魅力

  • 古代オリエントを下敷きにした、他ではあまり見ない舞台設定が強い。
  • 神と人、勢力同士の駆け引きが絡む群像劇として読みごたえがある。
  • 主人公ナムルとシャズを軸に、関係性の変化や感情の揺れが丁寧に積み上がる。
  • 立場の違う人物がぶつかり合いながら、世界の見え方が少しずつ広がっていく。
  • 1巻から設定の独自性と先の展開への期待感がはっきり出ている。

こんな人におすすめ

  • 古代メソポタミアやオリエント風ファンタジーに惹かれる人。
  • 設定をじっくり追いながら読むタイプの作品が好きな人。
  • キャラ同士の関係性や感情の変化を楽しみたい人。
  • 勢力図や思惑のぶつかり合いがある物語を好む人。
  • ラノベ的な読みやすさと、少し硬質な世界観の両方を求める人。

人を選ぶポイント

  • 世界観と固有名詞が多く、最初は把握しづらい。
  • 1冊ごとの進みはゆっくりで、山場より準備や布石が中心の巻もある。
  • 巻間の間隔が長く、前巻の内容を忘れやすい。
  • 人名や地名の多さで、読み進めるうちに混乱しやすい。
  • 設定説明や用語の細かさが合わないと、入り込みにくい。

テンポ・読後感

  • 序盤は設定の提示が多く、読み味はやや重め。
  • 物語が動き出すと、勢力の対立や再会で一気に熱が出る。
  • 派手な山場だけで押すより、人物の変化を積み上げるタイプ。
  • 緊張感のある場面と、静かな準備期間の落差が大きい。
  • 全体としてはじわじわ盛り上がる長編向きの手触り。

キャラクターへの評価

  • ナムルは鈍さや自意識の薄さを感じさせつつ、成長の余地が大きい主人公として見られている。
  • シャズはツンとした印象から、巻を追うごとに素直さや可愛さが見えてくる。
  • イバルピエルは存在感が強く、出ると場が締まる人物として印象に残っている。
  • リム=スィーンやシャムシ=アダドは、勢力の軸になるカリスマとして注目されている。
  • 脇役も含めて感情や思惑が濃く、誰がどう動くかを追う楽しさがある。

巻一覧

四方世界の王1 総体という名の60
2009年1月 ISBN 9784062836951
この巻のあらすじ

紀元前1800年、英雄割拠する古代オリエント。世界の神位と覇権を巡る戦いは、少年と少女の出会いから始まる――。名作『ジハード』を超える圧倒的スケールで描き出す古代オリエント幻想創世記の幕が今、華々しく上がる!

四方世界の王4 あらゆるものの半身、月齢の30
2009年4月 ISBN 9784062837064
この巻のあらすじ

1つの天空に、3つの太陽は輝けない。シャムシ=アダド率いるアッシュール軍とイバルピエル率いるエシュヌンナ軍が全面衝突。オリエントに戦国を呼ぶ血の雨が降る時、剣戟の響きの中で暴かれる1人の女の真実。闇の王太子ハンムラビの正体。失わなければ得られない。それでも君は、四方世界の王(シャル・キブラーティム・アルバイム)への道をゆくのか――。

四方世界の王3 40の智は水のごとく流れる
2009年3月 ISBN 9784062837033
この巻のあらすじ

シャズを追いかけてシッパルに急行するナムル。アウェール=ニンウルタの叛乱を鎮め、傭兵王の企みを挫くことは出来るのか。そして東では、エシュヌンナの太陽・皇太子イバルピエルと、傭兵王の息子・イシュメ=ダガンが激突する……!! 群雄割拠する古代オリエント世界の神位と覇権を巡る戦い、疾風怒濤の第3巻!

四方世界の王2 あるいは50を占める長子
2009年2月 ISBN 9784062837002
この巻のあらすじ

北の傭兵王、東の皇太子、南の巨人(シェハーヌ)英雄鼎立。その時、オリエントの歴史は動く――。1つの天空に、3つの太陽は輝けない。北の傭兵王が仕掛け、東の皇太子が起つ時、オリエントの均衡は崩れる。バービルムに忍び寄る叛乱の影に、動き出す神秘の王子・ハンムラビ。若き獅子らの前に立ちはだかる南の巨人(シェハーヌ)。少年と少女は、今、戻れない道行きへ――。

四方世界の王5 荒ぶる20の太陽と変異
2010年6月 ISBN 9784062837118
この巻のあらすじ

北の英雄・シャムシ=アダドの虜囚となったシャズ。アッシュール市の奥深くで地獄の苦しみに苛まれる彼女を、ナムルは救い出すことが出来るのか――。群雄割拠する古代オリエント世界の神位と覇権を巡る戦い、激動の第5巻!

四方世界の王6 すべての四半分は女の15
2011年8月 ISBN 9784062837156

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