高二男子の瀬高蒼汰と幼馴染の藤白乃愛を中心に、恋愛に不器用な二人の会話とすれ違いを描く学園ラブコメディです。舞台は現代の高校生活で、恋愛相談や告白、勉強会、ゲーム関連イベント、コスプレ準備など、日常の出来事の中で関係が少しずつ動いていきます。物語の軸は、乃愛が口にする「トモダチの話」の真意を蒼汰が探りながら、自分の気持ちと向き合うことです。シリーズは全2巻で、二人の関係を中心に、学校行事や周辺人物を交えた恋愛模様がまとまっています。続編や外伝の情報はありません。

構造レビュー

編集部判定 良作

ストーリーの良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

高校2年生の男子である瀬高蒼汰は、幼馴染で片思い相手である藤白乃愛から変わった相談を受ける。 「蒼汰ってどんな子がタイプなの?」 「まさかそれって……」 「これはトモダチの話だからね!?」 恋愛に疎い蒼汰でも分かる。 友達の話で始まる恋バナは、大抵本人のことであると。 そこから始まる探り愛のラブコメディ。

キャラクター S (4) レビュー

理由・補足

編集部

瀬高蒼汰(せたか そうた) 高校2年生 身長175センチ。 乃愛とは幼少の頃からの付き合いで、家族同然の大切な存在。 基本的に親切だが、世話焼きでもある。 乃愛に片想いしているが、突然トモダチの話をされて乃愛の真意を探ることになる。 藤白乃愛(ふじしろ のあ) 高校2年生 身長152センチ。 クールで素っ気ない黒髪美少女。 幼馴染の蒼汰にだけは心を許している。 校内には密かなファンが多いが、本人は蒼汰に想いを寄せている。 トモダチの話と言って、蒼汰のことを色々探る。

設定・世界観 A (3) レビュー

理由・補足

編集部

トモダチの話といって、相手の真意を図ろうとする恋の駆け引きが面白い作品となります。 しかし、ヒロインが素直になれず遠回しに好意を見せるのはよくあるものだが、トモダチの話という恋バナを主軸に置いているため、探り合いや駆け引きが発生し個性を引き出せている。

話題性 B (2) レビュー

理由・補足

編集部

話題性は非常に少ないと思います。 コミカライズ化もアニメ化の打診も無く、半年近く続編が出ていないため、知名度はあまりないと言えます。

初心者向け B (2) レビュー

理由・補足

編集部

本作品を初心者の方に紹介するのは難しいものになります。 理由として、続編である3巻が半年以上発売されていないため、続編が出る保証がないという点も不安定な要素になってしまいます。 内容は分かりやすく面白いものですが、話題性や知名度、続編の不安定な面からあまり初心者向けではないと評価します。

読後感の良さ A (3) レビュー

理由・補足

編集部

1巻のみで見たとしても、非常に良い感じに収まっている作品となります。 綺麗にまとめられており、読んだ後も納得のいく内容であるため、読後感は良いものと言えます。

テンポの良さ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

1章ごとの内容は非常にバランスが良く、起伏のある面白く分かりやすいストーリーとなります。 恋のライバルが登場したり、お互いに探り合いをしたりと駆け引きがしっかりしているため、非常に面白くテンポのある作品です。

読みやすさ S (4) レビュー

理由・補足

編集部

地の文とセリアのバランスが良く、丁寧な描写がされているため、読みやすく内容を理解しやすいものとなっています。 また、内情も分かりやすく描かれているのがポイント高く、理解しやすい作品でもあります。

短評・キャッチコピー

この項目をレビュー

編集部

恋バナから始まる両片思いの《探り愛》ラブコメ!

編集部

タイトルの通り、恋バナから始まるラブコメ作品。 イラストの担当は白蜜柑先生であり、本作が初のライトノベルの挿絵である。 電撃文庫より出版されており、2025年1月現在時点で2巻まで発売されている。

こんな人におすすめ

この項目をレビュー

編集部

幼馴染との恋愛が好きな方におすすめできます。 また、ちょっとした探り合いもあるため、そういった恋の駆け引きのようなものがお好きな方にも是非読んで頂きたい作品です。

  • AI分析(あらすじ)

    - 幼馴染同士の恋愛を軸にした話が好きな人 - 学園生活の中で進む会話中心の恋愛劇を読みたい人 - 勘違いと確認のやり取りが続く構成に興味がある人

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編集部

戸塚陸(とづか りく) 第31回ファンタジア大賞にて「ギャルのパンツとペンタブレット」で銀賞を受賞し、『オタビッチ綾崎さんは好きって言いたい』というタイトルに変更し富士見ファンタジア文庫から2019年1月に刊行され書籍化デビューした。 また、オタビッチ綾崎さんは好きって言いたいが代表作である。

イラストレーター情報

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編集部

白蜜柑(しろみかん) 書籍・キャラクターデザイン・グッズなどのイラストを手掛けるイラストレーター。 本作が初のライトノベルの挿絵を担当している。 他に手掛けた作品として、黒鍵繭先生著の『ビリオネア・プログラム 汝、解と黄金を求めよ』になります。

編集部

あまり人気が出ておらず、知名度の低い作品であるが、分かりやすく面白い内容である埋もれた良い作品と言えます。 〈探り愛〉という造語も上手く落とし込まれており、分かりやすい内容は非常に読みやすいものとなります。 恋バナから始まる恋愛という独特なものあるため、個性もある良い作品です。

作品Q&A

合わない人・注意点は? ストーリー
ベストアンサー
じれったい恋愛模様の作品であるため、その部分が中途半端に感じてしまう部分になりかねないためちょっとした問題点であると言える。

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今読むべき理由は? シリーズ全体
ベストアンサー
緊急性はありません。 コミカライズ化やアニメ化された際には、ぜひ読んでみることをおすすめします。

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評価されるポイントは? ストーリー
ベストアンサー
知名度や話題性はないものの、非常に面白い作品であるため是非読んでみることを強くおすすめしたい作品です。 また、主人公とヒロインの幼馴染同士・両片思いなのにお互いのことになると自信が無くなるじれったさもまた面白い要素であるため、埋もれている面白い作品の一つと言えます。 【おすすめキャラクター】 藤白乃愛 明らかな大好きアピールをしながらトモダチのためと言い張るのは無理がある。 しかし、その必死さが非常に可愛く魅力を感じてしまう。 色々と攻めている姿は非常に愛らしく尊い。

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この作品の特徴は? ストーリー
ベストアンサー
幼少の頃からの幼馴染同士で両思いである2人による、恋バナから始まる探り合いのラブコメディ。 一番の特徴として、トモダチの話から始まる探り合いになります。 お互いに両思いであるはずなのに、おかしな意地や恥ずかしさですれ違っている。 蒼汰はこのトモダチというのが乃愛自身のことであると思うが、直後に告白されてしまい本当にトモダチの話なのかと考えたり……

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 「トモダチの話」構文を起点に、幼馴染同士の両片思いが勘違いと探り合いでこんがらがる展開が面白い。
  • 手を繋ぐ・キスなど既に近い距離感なのに、付き合う一歩が進まないギャップがじれったくも愛おしい、と評価する読者が多い。
  • ベタな恋愛セリフをメタ的に使い、相談ごっこやイベント(コスイベ等)を通して関係を深めていく構成が上手い。
  • 乃愛の猛アピールと、それを受け止めて甘やかす蒼汰のやり取りに、甘さといちゃラブの心地よさを感じる。

こんな人におすすめ

  • 幼馴染同士の恋愛や、近すぎる距離感のラブコメが好きな方。
  • 「はよ付き合え」と見守りながら楽しむ、じれったい駆け引きタイプの作品を求める方。
  • 定番の「トモダチの話」構文や、恋愛相談をきっかけに動くメタ寄りラブコメに興味がある方。

人を選ぶポイント

  • 擦れ違いや空回りが長引き、「面倒」「さっさと確認しろ」と感じて途中で飽きる読者もいる。
  • 日常描写が減ると幼馴染らしさや静かな爆発力が弱まる、という物足りなさの声がある。
  • 後輩キャラの存在意義や、主人公が確認せず迷走し続ける点に違和感を覚える意見もある。
  • 定番どおりで目新しさやパンチに欠け、楽しかったが心に残りにくい、といった厳しめの評価も見られる。

テンポ・読後感

全体的には、足踏みしながら距離をじりじり詰める王道ラブコメのテンポという声が多い。甘く見守れる雰囲気と、決断の遅さによるもどかしさが同居しており、懐かしい幼馴染もののノリを楽しめる一方で、現代的な引きの弱さを感じる読者もいる印象。

キャラクターへの評価

  • 乃愛:好きすぎて突飛な行動に出るポンコツさ、嫉妬・甘え・小悪魔的な一面が可愛いと好評。
  • 蒼汰:乃愛のわがままを受け止めてくれる、安心できる幼馴染として描かれている。
  • 茜:過去や秘密に気になり、今後の出番や関わり方への期待・疑問が交錯する。
  • 周囲:クラスメイト視点から見ると恋人未満以上の距離感が分かりやすく、読者もモブとして見守りたくなる。

巻一覧

【恋バナ】これはトモダチの話なんだけど ~すぐ真っ赤になる幼馴染の大好きアピールが止まらない~
2024年1月 ISBN 9784049154429
この巻のあらすじ

「友達から聞かれたんだけど……蒼汰ってどんな子がタイプなの?」 悩める高二男子・瀬高蒼汰はある日、幼馴染で片思い相手・藤白乃愛から珍しい相談を受けていた。 「乃愛……! まさかそれって……」 「ち、ちがっ、これはトモダチの話だからね!?」 この手口なら、恋愛に疎い蒼汰でも知っている。 〈〈“友達の話”で始まる恋バナは、たいてい本人のことである!〉〉 --つまりは乃愛も蒼汰のことが!? と思いきや後日、蒼汰は他の女子から告白されてしまう。まさか本当に“トモダチの話”だった? でも乃愛はグイグイ甘えてくるし……“トモダチ”って一体誰なんだ!?

【恋バナ】これはトモダチの話なんだけど2 ~すぐ真っ赤になる幼馴染はキスがしたくてたまらない~
2024年5月 ISBN 4049156962
この巻のあらすじ

ーーこれは、あくまでトモダチの話なんだけど。 あの“キス”から数日。悩める高二男子・瀬高蒼汰と、その幼馴染・藤白乃愛。二人の間で『トモダチの話』はすっかり定番になっていた。  お互いに気持ちを切り替えた一方、未だに妙な気まずさが漂う日々。

「トモダチが言うには、イベントは男女の仲を深めるチャンスらしい」

などと、乃愛がゲーム関連のイベントに参加しようと言い出して……

「いや、そのイベントってテスト期間と丸被りしてるんだが!?」

中間テストが迫る中、乃愛はイベント用のコスプレ衣装作りに没頭。蒼汰もサポートするが、当日にはトモダチ本人も参加するようで……!? 勉強会に、コスプレに。『トモダチの話』の行方やいかにーー!

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