祖先の罪を理由に後宮へ幽閉された「贖罪妃」薫香は、並外れた嗅覚で香や匂いの違いを見分ける。人がほとんど来ない宮で宦官・黒曜と出会ったことから、皇帝の赦しを得て一族の立場を戻す道を探し始めるが、薫香は香りを手がかりに黒曜の秘密を言い当て、協力関係が動き出す。翌日には皇后候補として四妃の前に立たされ、後宮の序列や思惑の中で香の嗅ぎ当てに挑む。東けい妃、北麗妃、西華妃、南貴妃という異なる立場の妃たちが並び、香りの判別、宮中の出来事、黒曜が探す《秘密》が重なって進む中華後宮ミステリー。

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  • AI分析(あらすじ)

    後宮の制度や香りを手がかりにした謎解き、妃たちの立場の違いに関心がある人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 後宮を舞台にした香りと謎解きが組み合わさった中華風ミステリとして読まれている。
  • 薫香の立ち位置が珍しく、逆境の中でも前向きに動く姿が印象に残っている。
  • 黒曜とのやり取りや、互いの思惑が絡む関係性が物語の軸として受け止められている。
  • 宮中の事件や人物関係が少しずつ見えてくる構成に、先が気になる手応えがある。
  • 物語の空気感は重すぎず、気軽に読み進めやすい点が好まれている。

こんな人におすすめ

  • 後宮ものや中華風ファンタジーが好きな人。
  • 謎解きや事件の背景を追いながら読む作品を求める人。
  • 明るめの主人公で、暗くなりすぎない展開を好む人。
  • 続きが気になる連作・シリーズものを楽しめる人。
  • アニメを見るような軽快さで読める作品を探している人。

人を選ぶポイント

  • 物語の核心や謎はまだ回収途中で、単巻で完結感を求めると物足りない。
  • 黒曜の正体は早い段階で見当がつくため、驚き重視だと弱く感じる。
  • 事件や人物の思惑が多く、背景を追う読み方が合わないと少し複雑に映る。
  • すっきり解決する読み味より、次巻への引きが強い構成になっている。
  • 作品の雰囲気は軽めだが、後宮の立場や因縁はしっかり絡。

テンポ・読後感

  • テンポは軽快で、会話や展開を追いやすい。
  • 雰囲気はシリアス一辺倒ではなく、読みやすさが前に出ている。
  • 事件が起こりつつも、主人公の明るさで重さが和らいでいる。
  • アニメ的な見やすさを感じる、さらっと読める空気感。
  • 謎が少しずつ積み上がるため、先へ進みたくなる引きがある。

キャラクターへの評価

  • 薫香は逆境に置かれても前向きで、読後感を暗くしにくい存在として受け止められている。
  • 立場の特殊さがキャラクターの魅力になっている。
  • 黒曜は気になる存在だが、正体や役回りは早めに想像されやすい。
  • 二人の関係は協力と駆け引きが同居していて、物語を引っ張る。
  • 周囲の人物も含めて、思惑が交差する群像的な面白さがある。

巻一覧

後宮の薫香妃
2023年10月 ISBN 9784040751627
この巻のあらすじ

「贖罪妃」薫香は祖先の罪を理由に後宮に幽閉されている。ある日、めったに人など訪れない自分の宮の前で宦官・黒曜が倒れていた。彼を介抱した薫香は、皇帝の赦しを得て一族の立場を回復したいと協力を頼む。一蹴されるが、薫香は黒曜の《秘密》を言い当てる。その根拠は「におい」。並外れた嗅覚に目をつけた黒曜は協力を承諾する。 翌日、薫香は一躍皇后候補となっていた。皇后になれば全てが叶うはずと語る黒曜の策略だ。しかし早速試練が。薫香は、皇后を目指す曲者ぞろいの四妃の前で、香の嗅ぎ当てに挑むこととなりーー。

==人物紹介==

薫香(くんこう) 後宮に幽閉された「贖罪妃」。 皇帝に祖先の罪を赦してもらうことを望んでいる。 並外れた嗅覚をもつ、においマニア。

黒曜(こくよう) 美貌の宦官。 嗅覚を失っており、薫香に探してほしい「におい」があるらしいがーー。 不遜な性格。

東けい妃(とうけいひ) ※「けい」はくさかんむりに「惠」 凛とした美しさをもつ威厳のある妃。

北麗妃(ほくれいひ) 武術に優れる豪胆な妃。

西華妃(せいかひ) 計算高く、策謀を好む妃。

南貴妃(なんきひ) いちばん年若い妃。南の王家の養女。 目次

序章 消えないにおい 第一章 贖罪妃と四人の妃 第二章 後宮に化け猫は香る 第三章 殺人現場は沈香の香り 第四章 予期せぬ幸運と思わぬ災禍 第五章 香る死体と妃の退場 終章 それぞれの哀悼

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