俺と妹の血、つながってませんでした
- 著者
- 村田天
- イラスト
- 絵葉ましろ
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2023
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- Kindle Unlimited: 1巻まで / BOOK☆WALKER: 2巻まで
現代日本の高校と家庭を舞台に、血がつながっていないと知らされる兄・光雪と、兄へ強く距離を詰める妹・久留里の関係を描くシリーズ。久留里は同じ高校に入学した後も、抱きつく、手をつなぐ、結婚を口にするなど兄への態度を変えず、家族から明かされた事実が二人の日常に影を落とす。物語は、学校生活や家の中での会話、夏休みの外出や夏祭りといった出来事を通して、兄妹としての呼び方と恋愛めいた向き合い方の境目をたどる。親から告げられた秘密と、本人が戸籍で確かめた事実が重なり、家族としての関係と個人としての感情が並行して揺れていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 兄妹の距離感をめぐる会話劇が中心で、軽いコメディとして読みやすい。
- 血縁の有無をきっかけに、家族とは何かを考える流れがある。
- 兄の真面目さと妹の一直線な愛情が対照的で、やり取りに勢いがある。
- 七尾兄妹が対比として効いていて、日常パートに厚みが出ている。
- ホームドラマ寄りの温度感があり、ほのぼのした読後感につながる。
こんな人におすすめ
- 兄妹ものや義妹設定のラブコメが好きな人。
- ただの恋愛より、家族関係や距離感の変化を楽しみたい人。
- 心理描写や生活感のある会話を重視する人。
- じれったい攻防や、真面目な兄と強気な妹の組み合わせが好みの人。
- 続巻前提の引きを楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 1巻は関係性の整理や葛藤が多く、展開の派手さは控えめ。
- 期待していた方向と少し違い、妹側の動きが本格化する前段に感じる場合がある。
- 兄の朴念仁ぶりや常識重視の姿勢が、もどかしく映ることがある。
- ラブコメ色よりホームドラマ色が強く、刺激重視だと物足りない。
- 物語の区切りが次巻への導入寄りで、単巻完結感は弱め。
テンポ・読後感
- 夏休みのイベントを軸にした、穏やかで日常感のある進行。
- コメディと家族ドラマが同居し、重すぎないのに感情の揺れはしっかりある。
- 兄妹のすれ違いがじわじわ積み上がるため、テンポはやや丁寧。
- 明るい掛け合いの裏で、価値観の違いが少しずつ浮かび上がる。
- 全体としては軽快だが、読後は余韻が残るタイプ。
キャラクターへの評価
- 光雪は真面目で規律を重んじる一方、妹のことになると動揺が大きい。
- 久留里は超絶ブラコンで、一直線な愛情と行動力が目立つ。
- 久留里の行動は強引に見えても、視点が変わると納得できる部分がある。
- 七尾兄妹は距離感が自然で、主人公たちの特殊さを引き立てる。
- 兄妹それぞれの「普通」が違うことが、人物像の印象を強くしている。
巻一覧
この巻のあらすじ
妹の久留里は超絶ブラコンだ。 俺と目が合うたび抱き着いてくるし、 膝に乗ることや手をつなぐことをいつも狙っている。
「えへへ。お兄ちゃん。大好き!」 にへっと笑う久留里が俺と同じ高校に入学した日の深夜。 両親から俺は、妹自身も知らない衝撃的な真実を告げられる。 「光雪くんと久留里ちゃんは、血がつながってないんだ」
え、俺と久留里が義理の兄妹なの!? それはヤバいーー 「お兄ちゃんと血がつながってなかったら……結婚するよ!」 俺の妹は、常々こんなことを言うやつなのだ!
兄ガチ勢な甘えん坊義妹との兄妹関係は、一つの隠し事で変化し始め!?
この巻のあらすじ
夏、到来。 家族水入らずな入鹿家にも、 夏のイベントはたくさんやってくる。
夏休みのお泊りで花火をしたり、 海に行ってみんなで水着になったり、 さらには夏祭りに浴衣で行ってーーえ、両親が離婚の危機!? 俺と久留里と四葉で、新しい家族に!?
だが、そんなイベントや騒動で、 いつも以上にはしゃいだり落ち込んだりしそうな妹の久留里の様子が、おかしい。 いつもベタベタしてきたのに、大人しすぎる。
だが、その理由は簡単だった。 「私、この間───戸籍謄本取った」 俺達の血がつながっていないことを、知ってしまったのだ。 秘密の決壊で、兄ガチ勢な妹との関係は、さらなる深みへーー
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