公爵令嬢シシリーは、幼い頃からの初恋と外交官になる夢を胸に、王族や貴族が動く宮廷で立ち回る。ところが王太子の婚約破棄騒動や、親友令嬢に降りかかる処刑の危機が重なり、彼女は自分の進路だけでなく周囲の立場にも向き合うことになる。王太子の新しい婚約者にされかねない状況まで含め、婚約と権力関係が密接につながった王国社会が舞台となる。恋心、身分、将来の職業が同じ線上に置かれ、シシリーは「黒幕令嬢」と見られながらも、問題の収束に動き、憧れの外交官ゼナードのそばに立つ道を探していく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 公爵令嬢シシリーが、恋愛よりも外交官を目指す行動力で場を動かす。
- 婚約破棄騒動や周囲のトラブルを、論理と段取りでさばく展開が軽快。
- 親友令嬢のひらめきや女性同士の連携が目立ち、会話の掛け合いが楽しい。
- 有能な主人公が難題を次々片づけるため、テンポよく読める。
- いわゆる「黒幕」像より、仕事志向のヒロイン像を楽しめる。
こんな人におすすめ
- 恋愛よりもヒロインの仕事ぶりや立ち回りを読みたい人。
- 婚約破棄ものでも、コメディ寄りで重すぎない話が好きな人。
- 有能な主人公、参謀役、女性同士のやり取りが好きな人。
- 学園・貴族社会・外交官志望といった要素をまとめて楽しみたい人。
- 王子様とのロマンスを主軸にしない作品を求める人。
人を選ぶポイント
- 恋愛要素はかなり控えめで、ロマンス期待だと物足りない。
- 外交官になるための試験や実務描写をもっと見たい人には、やや薄く感じる。
- 物語の広がりに対して、詰め込み気味・あっさり気味と受け取られやすい。
- 「黒幕」というほどの謀略感は強くなく、肩透かしに感じる場合がある。
- 文の引っかかりや不自然さを気にすると、細部で気になる箇所がある。
テンポ・読後感
- 軽妙なコメディファンタジーで、全体に読みやすい。
- 事件は次々起こるが、重苦しさよりも勢いで進。
- 先の展開をじっくり積み上げるより、プロローグ的な印象が残る。
- 恋愛よりも仕事・対人調整・トラブル処理の比重が高い。
- すっきり進む一方で、やや駆け足に感じる場面もある。
キャラクターへの評価
- シシリーは有能で論理的、周囲を動かす参謀タイプとして好印象。
- 親友令嬢は天性のひらめきと直球さがあり、物語のアクセントになっている。
- 王太子は頼りなさが目立ち、恋愛相手としての存在感は薄め。
- ゼナードは回想での登場が多く、ロマンス面の印象は控えめ。
- 女性キャラ同士の連携や対比が目立ち、殿方よりもそちらが印象に残る。
巻一覧
黒幕令嬢なんて心外だわ! 素っ頓狂な親友令嬢も初恋の君も私の手のうち
この巻のあらすじ
幼い頃の初恋を胸に、公爵令嬢ながら外交官の夢を追いかけるシシリー。 でもバカ王太子の婚約破棄騒動やら、危なっかしい親友令嬢の処刑のピンチやら邪魔が次々と入り……解決しないと私が王太子の新しい婚約者!? 外交官として活躍する憧れのゼナード様の隣に並ぶためーー史上最高にピュアな黒幕令嬢(失礼ね!)、正々堂々と暗躍(解決)します! 第7回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛(ラブロマンス)部門特別賞受賞作!
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