舞台は、バベルの大穴が現実にある近代社会。探索者たちは階層ごとに出現する怪物へ対処し、国ごとの依頼や個人の事情を抱えながら動く。味山只人は凡人と見られつつ、ある事件を境に異能と怪物の部位由来の力を得て、最強の探索者アレタ・アシュフィールドらと行動を共にする。各巻では、第二階層での捜索、接触禁止指定種との遭遇、侵蝕の進行、故郷での調査などが連なり、戦場だけでなく土地に残る因習や失われた記憶へ視野が伸びていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 現代ダンジョンものとして、ダンジョン・遺物・怪物の設定が濃く、世界観の作り込みが強い。
- 凡人扱いの主人公が、無茶な状況でも自分のやり方で押し切る展開が熱い。
- ヒロインや仲間たちの掛け合いが濃く、ラブコメとバトルの振れ幅が大きい。
- 日常回の軽さから一気に地獄へ落とす構成が効いていて、先が読めない。
- 文章や台詞回しに癖はあるが、その痛さ込みで中毒性がある。
こんな人におすすめ
- ひねりのある現代ダンジョンものを読みたい人。
- ラブコメとバトルの両方を強めに楽しみたい人。
- 重めのヒロインや、執着の強い関係性が好きな人。
- 先の展開が読めない、勢いのある作品を求める人。
- 多少の癖の強さや厨二感を許容できる人。
人を選ぶポイント
- 序盤から設定説明が多めで、軽いノリだけを期待すると重く感じやすい。
- 文章や台詞に独特の痛さがあり、好みが分かれやすい。
- 日常パートの直後に急激にシリアスへ振れるため、温度差が大きい。
- ヒロインや周辺人物の感情が重く、恋愛面の圧が強い。
- 作品の雰囲気がかなり尖っていて、一見さんには入りづらい。
テンポ・読後感
- 前半はデートや合コンなどの軽い場面で笑わせ、後半で一気に緊張感を上げる。
- カオス、地獄、絶望といった強い言葉が似合う、振れ幅の大きい進行。
- バトルは派手で荒々しく、勢いと熱量で押すタイプ。
- ホラー寄りの不穏さや、気持ち悪さを含む怪物描写が印象に残る。
- 全体としてノンストップで、次巻を強く引っ張る終わり方が多い。
キャラクターへの評価
- 味山只人は凡人扱いされつつ、我が道を行く清々しさと無茶を通す胆力が目立つ。
- アレタは最強格らしい圧と独占欲があり、関係性の軸として存在感が強い。
- ヒロインたちは総じて重く、執着や心配の強さが魅力として受け止められている。
- 幼馴染や故郷側の人物も印象が強く、物語の空気を大きく動かす。
- 敵側は不気味さや理不尽さが際立ち、戦闘の緊張感を押し上げている。
巻一覧
この巻のあらすじ
最弱の凡人がーー世界を圧倒する!
ダンジョン「バベルの大穴」が存在し、人智を超えた「怪物」が存在するこの世界において、味山只人(あじやまただひと)は凡人の探索者。 そんな彼がある事件をきっかけに宿したのは【攻略のヒントを聞く異能】!? 相棒である最強の探索者アレタ・アシュフィールドに助けられる毎日で、周囲からは「アレタの腰巾着」と揶揄される味山だが、彼は知ることになる。 【攻略のヒントを聞く異能】とともに得た【腑分けされた部位"耳"の力】。 それはいつか世界を亡ぼし、数多の英雄すら倒しうる最強の力であることにーー! 今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、ここに開幕!
この巻のあらすじ
その凡人が挑むは、最強の怪物ーー!
凡人である味山只人を含む各国の探索者が、行方不明となったトオヤマナルヒト捜索の指名依頼を受けて訪れた第二階層“大草原地帯”。 そこに突如出現したのは最強の化け物、接触禁止指定怪物種参號“耳の怪物”でーー!? 【攻略のヒントを聞く異能】が味山に示したルートはしかも、そのどれもが「仲間の死」が確定するという絶望的なもの。 だが味山はヒントにはない、「誰ひとり死なない」ルートを征く覚悟を決め……!? 「リベンジマッチだクソ耳。ここで会ったが100 年目。全力でーー始末する」 今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、第2幕!
この巻のあらすじ
「人知竜」侵蝕。その日、バベル島は崩壊したーー。
凡人探索者である味山只人の活躍によって、最強の化け物、接触禁止指定怪物種参號“耳の怪物”は退けられた。 そしてバベル島に訪れた再びの平穏。だがそれは、束の間のものでしかなかった……。 腑分けされた部位“脳みそ”保持者である人知竜の魔の手。 それは味山、そして現代最強の英雄であるアレタすらも知らないうちに侵蝕していた。 そしてついに、人類をーー味山を抹殺せんと、人知竜によるバベル島攻略戦が開始されるーー! 「俺を、生かせ……寄越せ、全部、寄越せえええええ、クソ耳いいいい」 今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、第3幕!
この巻のあらすじ
部位戦争ーー開戦
TIPS 1回死亡、耳の血肉カウントーー1 味山只人は死んだ。しかしてなお続く人知竜の侵蝕。 そんな地獄と成ったバベル島に現れたのは、耳の怪物。否ーー耳男(味山只人)と成った凡人だった。 ありふれたご都合主義最高のトゥルーハッピーグランドエンドルートを目指す味山は、人の身を捨て“耳”となり、戦場を蹂躙する。 だがそんな時、大規模魔術式“慈愛”を発動させた来瞳が姿を現し……? 「殺しに来たぞ、バカ脳みそ」 「殺されに来たんですね。耳の予備、いえ、耳男」 今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、第4幕!
この巻のあらすじ
不快。ただそれだけで、凡人は神さえ殺す。
ーー『ころす』「ぎゃははは! やれるもんならやってみな」 部位戦争。 そして耳の魔人との死闘を終えた凡人探索者である味山只人に訪れた、たのしい冬休み。 故郷であるヒロシマに戻った味山は、幼馴染である空野一夏と再会を果たすことになった。 だがその再会を懐かしむ間もなく、味山やアレタをはじめとした一行は奇妙な出来事に遭遇する。 そして味山はその調査に乗り出すことになるのだが、次第に彼は触れることになる。 根付く因習。失われた記憶。 ありえざるキリの刃との邂逅。 そしてーー“いつか”の約束に。 今はまだ凡人である探索者が、やがて絶対最強へと至る冒険譚、第5幕!
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