太平洋の孤島・神面島を舞台に、未婚女性が仮面を着け、伴侶以外の男性に素顔を見せないしきたりの中で進む恋愛シリーズ。高校生の志郎は父親に連れられて島へ移り、当主の孫娘・真璃の素顔を見たことをきっかけに秘密を共有する関係になる。そこへ島外に憧れる直、同級生の大夢、幼なじみの文も加わり、素顔・仮面・島の掟が恋心の動きに結びついていく。閉ざされた島の生活と学園の日常を土台に、人物関係が広がっていく構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 仮面を着けて暮らす孤島という舞台設定が強く、伝奇・怪異・ラブコメの混ざった独特の雰囲気がある。
- 外の世界に憧れる少女たちと、島に来た少年の距離が少しずつ縮まる関係性が読みどころになっている。
- 仮面というモチーフが、素顔・本音・秘密の比喩として効いていて、恋愛面の見せ方に工夫がある。
- 重そうな因習や閉鎖感のわりに、全体はライトでポップに読める作りが受けている。
- 先の展開が読みづらい構成や、終盤の意外性を面白さとして挙げる声がある。
こんな人におすすめ
- 離島・因習・伝奇っぽい空気感が好きで、そこにラブコメ要素が乗る作品を読みたい人。
- じわじわ関係が進む青春ものや、秘密を共有する距離感が好みの人。
- 物語の重さよりも、設定の面白さやキャラ同士の掛け合いを楽しみたい人。
- 少し不思議で、でも読み味は軽めの作品を探している人。
- 続刊前提の“まだ始まったばかり”感を楽しめる人。
人を選ぶポイント
- 因習や設定のわりに、シリアスさや緊迫感は控えめで、重厚な伝奇を期待すると肩透かしになりやすい。
- 終盤の着地点やオチに納得しにくいと感じる読者がいる。
- 葛藤の積み上げが足りず、ご都合主義に見える場面がある。
- 文体がぶつ切り気味、読み心地がやや荒いと受け取られている。
- 島の謎や掟の背景はまだ十分に明かされず、1冊で完結感を求めると物足りない。
テンポ・読後感
- 物語は淡々と進み、会話や空気感で読ませるタイプ。
- 閉鎖的な島の不穏さはあるが、全体の手触りは軽快で爽やか。
- 伝奇・ホラー寄りに見えて、実際はラブコメの比重が高い。
- 先が読みにくい展開や、終盤のひねりが印象に残る。
- しっとりした雰囲気と、ところどころの笑いが同居している。
キャラクターへの評価
- 志郎は、秘密を抱えたまま少女たちと向き合う立ち位置が印象的。
- 真璃はメインヒロイン感が強く、感情の揺れや面倒くささも含めて存在感がある。
- 直は外の世界への憧れや積極性が目立ち、続巻での掘り下げを望む声がある。
- 少女たちは仮面の下にある本音や不満が見えやすく、思春期らしい揺れが魅力になっている。
- キャラ同士の関係は、禁忌や秘密を共有することで独特の近さが出ている。
巻一覧
この巻のあらすじ
あなたにだけ知ってほしい、仮面の下の本当の私。
「あのこと、誰にも話してないでしょうね?」 高校生の志郎が父親に連れられ引っ越してきたのは、太平洋に浮かぶ絶海の孤島「神面島」。 『未婚の女性は仮面を着けて暮らし、伴侶となる者以外の男性に素顔を見せてはいけない』というしきたりが残るこの島で、志郎はひょんなことから島の当主の孫娘・真璃の素顔を見てしまう。 秘密を共有する仲になったことで、真璃との距離を縮めていく志郎。 しかし島の外に憧れる少女・直のアプローチによって彼女の素顔も見てしまい、掟破りの三角関係に……!? 第9回オーバーラップ文庫大賞【銀賞】受賞の少し不思議な恋物語、スタート!
この巻のあらすじ
秘密の恋人関係に絡まる、新たな2つの恋心。
「志郎と最初にエッチするのは私よ!」 少女達が仮面を被り、伴侶となる者以外の異性に素顔を見せずに暮らす孤島「神面島」。 この島で2人の少女、真璃と直と想いを交わした少年・志郎だったが、彼と彼女達は関係をもう一歩進めたいと考えていた。 一方、3人の恋人関係を知らないまま、クラスメイトの少女・大夢は素敵な恋人を手に入れるため、その幼馴染である文は男性への苦手意識を克服するために、志郎との距離を縮めようと動き始めて……? 南の島を舞台に紡がれる少し不思議な恋物語、待望の第2幕!
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