現代の日本を舞台に、食べ物の手がかりを起点として事件を追う警察ミステリーです。交通課の警察官・杉元新一は、刑事課の親友を手伝って通り魔事件を調べる中で、被害者が最後に口にした甘味と店を言い当てるフードジャーナリストの松樹いたると出会います。捜査は被害者の身元確認から始まり、署内の軋轢や過去の事件の記憶を抱えながら進み、やがて誘拐事件やテロの線へつながっていきます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- いちご大福を軸にした、食と事件を結びつける変わり種の設定が目を引く。
- 杉元と松樹の、クセは強いが噛み合うコンビ感が読みどころになる。
- 軽めのテンポでさらっと読めるため、重すぎないミステリとして入りやすい。
- 先の関係性がどう動くのか、事件そのもの以上に二人のやり取りを追いたくなる。
- 表紙や題材のインパクトが強く、第一印象で興味を持ちやすい。
こんな人におすすめ
- 変わった設定のライトミステリを気軽に読みたい人。
- キャラクター同士の掛け合いや相性を重視する人。
- 食べ物モチーフやフード系の題材に惹かれる人。
- 謎解きの精密さより、雰囲気やコンビの魅力を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- ミステリとしての論理性や意外性は物足りなく感じやすい。
- 謎解きは早めに見当がつくと受け止められやすい。
- 食べ物描写の充実度は期待ほどではない。
- 登場人物の性格や距離感がかなり独特で、好みが分かれやすい。
- 一般人が巻き込まれる展開に重さを感じやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽快で読みやすく、コミカルな空気が強い。
- 事件の緊張感より、会話の勢いとキャラのクセが前に出る。
- すっきり読める一方で、謎解きの手応えは控えめ。
- 変わり種の設定に対して、ノリで楽しむタイプの読後感が残る。
キャラクターへの評価
- 杉元は強い個性を持つぶん、受け入れやすさに差が出る。
- 松樹は積極的で押しが強く、距離感の近さが印象に残る。
- 二人は単独よりも、組み合わせで魅力が立つタイプ。
- クセの強さがある一方で、相性の良さや掛け合いは評価されやすい。
- 今後の関係性を追いたくなる、気になるコンビとして見られている。
巻一覧
おいしいは正義
この巻のあらすじ
杉元新一はいちご大福をこよなく愛する交通課の警察官。親友で刑事課の三國を手伝い、通り魔事件を調査するが、手がかりが少なく被害者の身元すら掴めない。そんな中、第一発見者の女性フードジャーナリスト・松樹いたるが、被害者が最後に食べた甘味とそれを提供した店を言い当てる。そのまま言いくるめられ、松樹も捜査に同行することに。彼女の行動や署内の軋轢、苦い記憶を残す過去の事件に翻弄されながらも捜査を進める杉元だったが、事件は誘拐事件、そしてテロと繋がり始め――。
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