セシリアは、騎士にも魔道士にも届かない立場から王佐の騎士を志す学院生。幼馴染との婚約と卒業後の進路が定まりつつあるなか、王女マルギットの来訪を境に、彼女は儀典の衛士選びと竜をめぐる王国の事情へ関わることになる。竜を御す王と竜を葬る騎士が並び立つ国では、王家、七社家、王子、騎士団の思惑が交差し、王都だけでなく砦や隣国にも波及していく。物語は、学院での出会いを起点に、主従の誓い、王位継承や婚約、歴史に隠れた出来事を結びながら、王国同士の対立と竜の由来へ広がっていく。

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    学院、騎士、王女、竜、王国政治の要素がある物語を探している人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 竜と王族、騎士と魔道の関係が絡む世界設定に引き込まれる。
  • 何が真実か分からない二転三転の展開が続き、先が気になる。
  • セシリアが迷いながらも信じるものを貫く姿が印象に残る。
  • 上下巻を通して、宮廷陰謀と大河ファンタジーの両方の手触りがある。
  • 伏線や秘密が多く、読み終えた後も考えたくなる余韻がある。

こんな人におすすめ

  • 設定をじっくり追いながら読むファンタジーが好きな人。
  • 宮廷劇や権力争い、誰が味方か分からない物語を楽しめる人。
  • 主人公の成長や誓い、関係性の変化を重視する人。
  • 竜や血統、種族差別などの重めの要素を受け止められる人。
  • 1冊で完結する爽快感より、上下巻で積み上がる物語を好む人。

人を選ぶポイント

  • 序盤は設定説明が多く、読み進めるのに時間がかかりやすい。
  • 用語や秘密が多く、世界観に慣れるまで置いていかれやすい。
  • 差別や女性軽視、血統への偏見が強く、読後感が重くなりやすい。
  • 主要人物の言動や動機に納得しにくい場面がある。
  • すっきり解決する終わり方ではなく、苦さやモヤモヤが残る。

テンポ・読後感

  • 前半は説明と布石が中心で、静かに積み上げる進み方。
  • 中盤以降は一気に動き、二転三転する緊張感が強い。
  • 上巻は重め、下巻は加速して読みやすくなる流れ。
  • 宮廷の駆け引きが前に出て、冒険譚より陰謀劇の色が濃い。
  • 余韻は甘さより苦さが残り、切なさが印象に残る。

キャラクターへの評価

  • セシリアはまっすぐで努力家だが、視野の狭さや受け身さが気になる。
  • マルギットはカリスマ性と危うさが同居し、強さと脆さが目立つ。
  • アルヴィンは嫉妬深さや疑り深さが印象的で、存在感が強い。
  • 王や貴族たちは暗愚、理解不能、ブレがあるなど辛口に見られやすい。
  • 脇役は掘り下げ不足に感じられる一方、関係性の動きは注目されている。

巻一覧

竜愛づる騎士の誓約 (上)
2022年11月 ISBN 9784086804776
この巻のあらすじ

騎士には及ばず、魔道士とも認められないセシリアは、それでも王佐の騎士となることを目指していた。学院を卒業して幼馴染と婚約し、故郷から生涯出られなくなる、定められた未来への猶予を得るために。そんな折、王女が学院を訪れ儀典の衛士を選ぶことになり…? 竜を御す王、竜を葬る騎士。ふたつの稀種が治める王国で、竜に魅せられた少女は歴史に隠された闇を知る!

【目次(上巻)】 序 樹下の約束 第一幕 鍛刃院の日々 第二幕 金鎖の騎士 第三幕 聖王妃の愛娘 第四幕 竜を御す 【目次(下巻)】 第五幕 墨岩砦の決別 第六幕 グレゴール一世の呪い 第七幕 騎竜の英雄 第八幕 聖女王の颶風 跋 鈴百合の祈り

竜愛づる騎士の誓約 (下)
2022年11月 ISBN 9784086804783
この巻のあらすじ

謀反の罪を着せられた王女マルギットと主従の誓いを交わし、ラグダ王国へと落ち延びていたセシリア。マルギットと共にラグダ王国を苦しめていた悪竜を送ることに成功し、運命は上向いてきたように思われた。しかしラグダ国のダビド王子は、婚約者であるマルギットを疎むようになっていた。そしてルトゥエル王国では、ウイルズ王が七社家に宣戦布告して……?

【目次(上巻)】 序 樹下の約束 第一幕 鍛刃院の日々 第二幕 金鎖の騎士 第三幕 聖王妃の愛娘 第四幕 竜を御す 【目次(下巻)】 第五幕 墨岩砦の決別 第六幕 グレゴール一世の呪い 第七幕 騎竜の英雄 第八幕 聖女王の颶風 跋 鈴百合の祈り

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