小国デルリゲイリアを舞台に、花街で化粧師をしてきたダイが、次期女王候補マリアージュの専属として王宮に入る物語。五人の候補者が玉座を争うなか、ダイは化粧を通して外見だけでなく立場や心情、周囲との距離を整えていく。候補者たちの対立や連携、花街時代の人脈、当主代行ヒースとの関係、魔術師の存在が重なり、女王選の準備と王宮の事情が少しずつ広がっていく。化粧という仕事を軸に、街と宮廷、平民と貴族、個人の感情と政治的な選出が交差する。選出の儀に向けて、候補者ごとの事情とダイの立場が結びつき、街へ出て民を見る場面も通して王位をめぐる宮廷の秩序が描かれるシリーズ。

構造レビュー

こんな人におすすめ

この項目をレビュー
  • AI分析(あらすじ)

    女王選や宮廷の人間関係、化粧師の仕事、身分差のある関係に関心がある人

    内容を通報

    不適切な内容を運営に知らせます。虚偽の通報はお控えください。


    レビューを読む

作品Q&A

まだ Q&A がありません。最初の質問を投稿してみませんか?

質問を投稿するにはログインしてください。

質問を投稿

会員の質問は公開されます。回答は他の会員も投稿できます。

読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 花街の化粧師という職業設定が新鮮で、化粧の工程や見せ方に“魔法みたい”な面白さがある。
  • 化粧によって人の印象や立ち位置が変わっていく流れが、仕事ものとして読みごたえがある。
  • ダイ、マリアージュ、ヒースの三人の関係性が軸になっていて、主従・対立・協力の組み合わせが気になる。
  • 政治やお屋敷の空気を含んだ物語として読めて、単なる恋愛中心ではないところが刺さる。
  • まっすぐで職人気質の主人公が、理不尽な環境でも冷静に動く姿が好評。

こんな人におすすめ

  • 仕事もの、成長もの、職人ものが好きな人。
  • 恋愛一直線より、関係性の積み上げやじれったさを楽しみたい人。
  • 少年主人公が年上の少女を支える構図に惹かれる人。
  • 貴族社会や女王候補まわりの政治・しがらみを含む話が好きな人。
  • 先の展開や秘密を追いかけるタイプのシリーズを追いたい人。

人を選ぶポイント

  • 1巻の時点ではかなり序章寄りで、区切りの良さを求めると物足りない。
  • 物語の途中で終わる感覚が強く、単巻での満足感は得にくい。
  • 序盤は人間関係のぎこちなさや理不尽さが目立ち、すっきり進む展開ではない。
  • 化粧の価値づけや世界観の前提に少し引っかかる読み手もいる。
  • 恋愛要素は控えめで、甘さを期待すると肩透かしになりやすい。

テンポ・読後感

  • 読みやすく、テンポ自体は軽快でスルスル進。
  • ただし物語の進行はゆっくりで、立ち上がり段階の印象が強い。
  • 化粧シーンは視覚的で華やかだが、全体の空気は仕事と調整が中心。
  • もやもやした状況が続き、次巻への引きが強い。
  • 先が気になるタイプの終わり方で、続刊前提の熱量が高い。

キャラクターへの評価

  • ダイは賢く、まっすぐで、職人としての芯が強い。
  • マリアージュは癇癪持ちで扱いづらいが、背景を知ると見え方が変わる。
  • ヒースは物語の鍵を握りそうな存在として注目されている。
  • 三人それぞれに秘密や伸びしろがありそうで、今後の変化が楽しみ。
  • 主従としての距離感や、そこからどう関係が動くかに関心が集まっている。

巻一覧

女王の化粧師
2019年3月 ISBN 9784047355231
この巻のあらすじ

五人の候補者が次期女王の座を競う小国デルリゲイリア。 ある日、花街の化粧師であるダイの下に、女王候補の遣いと称する男ヒースが現れる。 ダイの腕を見込んだ男は、専属の職人にとダイを誘うが、主となる娘は“最も玉座から遠い”と言われていて!? 「わたしにできることはただひとつ。あなたを、あなたが望むように美しくするだけ」 WEBで大反響! グランドロマン開幕!!

女王の化粧師 2
2020年6月
この巻のあらすじ

化粧道具を壊した主君マリアージュに怒りをぶつけてしまったダイ。 使用人たちからは非難を浴び、辞めさせられると不安を抱くなか、当主代行のヒースに化粧道具の調達に連れ出される。 花街時代の友人との再会やヒースによる励まし、鮮烈な魔術師との出逢いを経て、ダイは改めてマリアージュと向き合うことに。 しかし彼女からは、完璧に拒絶される一方で!?

女王の化粧師 3
2021年8月
この巻のあらすじ

紆余曲折を経て、マリアージュの下で化粧師としての居場所を揺るぎないものとしたダイ。 そんなダイに最有力の女王候補アリシュエルからも化粧の依頼が舞い込む。 一方でダイは、花街時代の友人である医師ロウエンから、アリシュエル宛ての伝言を託される。 貴族と平民。身分差があるはずの二人がなぜ――。 困惑しつつもダイはアリシュエルの元を訪れるが!?

女王の化粧師 4
2022年4月
この巻のあらすじ

《女王選出の儀》まであと一か月。 失踪したアリシュエルの代わりに最有力候補に躍り出ることとなったマリアージュは、玉座の重みに慄くばかり。 ダイはそんな主君を街へと連れ出し、女王が治めるべき人々の姿を見せるのだった。 その一方、夜会の日を境にヒースはダイに冷たい態度をとるようになり……!? 三人の想いが交錯する女王選最後の日が始まる!

【巻末には、千花鶏先生特別書き下ろしSS「とてもあまい味がした」を収録!】

星評価・感想

構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く

星評価 *

まだ感想はありません。