異世界に転生した少年ユーリが、亡びゆく王国で家族や仲間を守るために動き始める戦記ファンタジー。舞台は、シャン人とクラ人という二つの人類が生存競争を続ける大陸で、騎士家や騎士院、王都の政治、前線の戦争、交易や事業の立ち上げが並行して描かれる。中心人物は、前世の記憶を持つユーリと、王女キャロル、魔女家のミャロら。物語は、学園生活から戦場、外交、経済活動、王国の内紛へと広がり、国の存亡と新大陸発見の計画が軸になる。シリーズ全体では、個人の生活圏から国家規模の戦局へと視点が拡大していく。続編や外伝の情報はなく、本編7巻で構成されている。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 異世界転生と戦記の両方を追いたい人 - 学園、内政、戦争が同時に動く構成に関心がある人 - 王国政治や家の継承を含む長編を探している人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 異世界転生を土台にしつつ、学園・事業・政治・宗教・軍事がつながる骨太な構成。
  • 前世知識を使った立ち回りや合理的な判断が、単純な無双感よりも知的な面白さを出している。
  • 国の衰退や国際情勢の不穏さが最初から仕込まれていて、先の展開を追いたくなる。
  • 地の文や心理描写が落ち着いていて、設定の積み上げを丁寧に読ませる。
  • 戦闘や撤退戦の描写に迫力があり、戦記ものとしての手応えを楽しめる。

こんな人におすすめ

  • 転生ものでも、チートより戦記・政治・国家運営寄りを読みたい人。
  • 学園パートから徐々に戦争へ向かう長めの助走を楽しめる人。
  • 世界設定や身分制度、宗教、国際関係の作り込みを重視する人。
  • 主人公の冷静さや容赦のなさ、合理主義に魅力を感じる人。
  • ラブコメ中心より、じわじわ緊張感が高まる物語を好む人。

人を選ぶポイント

  • 1巻時点では大きな戦記展開がまだ薄く、序章感が強い。
  • 進行がゆっくりで、盛り上がりを早く求めると物足りない。
  • 主人公の独白や淡々とした語り口が合わないと入りにくい。
  • 物語の区切りが先延ばしに感じられ、刊行ペースへの不満が出やすい。
  • 恋愛や色気の比重は低く、そちらを期待すると方向性が違う。

テンポ・読後感

  • 全体は落ち着いたテンポで、情報を積み上げながら進。
  • 日常や学園の空気から、徐々に不穏さと緊張感が増していく。
  • 戦闘場面では一気に熱量が上がり、撤退戦や攻防に迫力が出る。
  • 物語の手触りは硬派で、軽快さより重厚さが前に出る。
  • 先が気になる引きが強く、静かな進行でも読み続けたくなる。

キャラクターへの評価

  • ユーリは冷静で合理的、前世知識を使って状況を切り抜けるタイプ。
  • ひねた視点や淡々とした語りがあり、感情を大きく表に出しすぎない。
  • 容赦のない判断や実務能力が目立ち、頼もしさと怖さが同居する。
  • 王女キャロルは存在感が強く、負傷や逃避行の場面でも印象に残る。
  • 脇役や敵側にも事情があり、単純な善悪では割り切れない見え方になっている。

巻一覧

亡びの国の征服者 1 〜魔王は世界を征服するようです〜
2020年4月 ISBN 9784865546477
この巻のあらすじ

その少年は、世界を征服する「魔王」となるーー

家族の愛を知らぬまま死んだ男は、異なる世界で新たな生を受ける。 ユーリと名付けられた彼は、両親の愛を一身に受けながら新たな人生を穏やかに過ごしていくーーはずだった。 しかしユーリ達の住む国家群は大陸の広域を支配する“もう一つの人類”に脅かされ、亡びの危機に瀕していた。 ユーリとその家族も無関係ではいられず、戦乱に巻き込まれていく……。 槍を振るい鳥を駆る王国の剣ーー騎士家。 そんな騎士家の名門ホウ家の頭領だった叔父の戦死が、殺し合いを嫌って家を離れていたユーリの父を再び騎士の世界に引き戻す。 そしてユーリもまた騎士を育成する騎士院への入学を余儀なくされ、そこでの出会いがユーリの、そして王国の運命を大きく動かしていくのだったーー。 これは、愛する者達のために戦い、のちに「魔王」として世界に名を轟かせる男が歩んだ覇道の記録。 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、ついに開幕!

亡びの国の征服者 2 〜魔王は世界を征服するようです〜
2020年9月 ISBN 9784865547436
この巻のあらすじ

少年は歩む。 亡びを見据え、生きる道をーー

家族の愛を知らぬまま死に、“もう一つの人類”の侵略に脅かされる王国で新たな生を受けた少年ユーリ。 彼は騎士家の名家であるホウ家の跡取り息子として、王女であるキャロルや魔女家の生まれであるミャロらと共に、騎士院での生活を送っていた。 そしてユーリは生まれて初めて、“もう一つの人類”--クラ人と出会う。 亡命してきた宗教者であり、クラ語講師であるイーサ。 ユーリは彼女からクラ語を学びながら、「敵国」への理解を深めていくのだった。 数年の時が流れ、ある目的から学業の傍ら事業を興すことを決めたユーリ。 前世の知識を元に植物紙の製品化を目指す彼は、協力者を得ながら試行錯誤を繰り返していく。 しかし事業が成功した矢先、王都を裏で牛耳る魔女家の魔の手が迫り……!? のちに「魔王」と呼ばれる男は、静かに、しかし確実に覇道を歩むーー。 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、待望の第2幕!

亡びの国の征服者 3 〜魔王は世界を征服するようです〜
2021年2月 ISBN 9784865548495
この巻のあらすじ

隣国に迫る戦火。 少年が託された使命はーー

家族の愛を知らぬまま命を落とし、異なる世界で新たな生を受けた少年ユーリ。 彼は騎士家の名家であるホウ家の跡取りとして入った騎士院で、王女のキャロルや魔女家の生まれであるミャロらとの交流を深めていた。 学業や訓練の傍ら、ホウ社での製紙業を成功させ、さらなる事業拡大を目論むユーリ。 全てが順風満帆かに見えたが、ユーリの目はやがて来たる祖国の亡びへと向いていた。 そして自分や大切な人々が生き残るための一手ーー“新大陸の発見”を目指し、ユーリは遠大な計画を推し進める。 そんな中、隣国であるキルヒナ王国に“もう一つの人類”であるクラ人の侵攻が迫っていた。 そしてユーリは女王から、隣国の戦争とキャロルに関わる一つの“厄介ごと”を頼まれることに……? のちに「魔王」と呼ばれる男は、緩やかに、しかし確実にその運命を辿りつつあったーー。 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、戦火が忍び寄る第3幕!

亡びの国の征服者 4 〜魔王は世界を征服するようです〜
2021年9月 ISBN 9784824000033
この巻のあらすじ

安全なはずの旅路。 “戦争”が少年達に牙を剥くーー

家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類が生存競争を繰り広げる世界で新たな生を受けた少年ユーリ。 彼は騎士院で学ぶかたわらでホウ社の事業を拡大し、いずれ来たる祖国の亡びを見越して“新大陸”の発見を目指していた。 そんな中、隣国のキルヒナ王国と“もう一つの人類”であるクラ人の遠征軍ーー“十字軍”との戦争がついに始まろうとしていた。 そしてユーリは女王の要請により、王女キャロルをはじめとした学生からなる観戦隊を率いて、前線を視察しに行くことに。 隊長として初めて隊を率いるユーリは、単身で下見も行い、万一のことが無いよう万全を期していた。 前線とはいえ、王鷲による上空からの視察。 この旅路には本来、大きな危険など無いはずだったが……!? のちに「魔王」と呼ばれる男が、初めて戦場を目の当たりにしようとしていたーー。 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、戦争の恐怖を知る第4幕!

亡びの国の征服者 5 〜魔王は世界を征服するようです〜
2022年3月 ISBN 9784824001313
この巻のあらすじ

戦場で交わされる想い。 そして少年が手にするものはーー

家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類ーーシャン人とクラ人が生存競争を繰り広げる世界に転生した少年ユーリ。 クラ人の“十字軍”による隣国キルヒナ王国への侵攻を受け、彼は騎士院の生徒からなる部隊を率いて前線へと視察に赴いた。 王鷲による上空からの視察に危険は無いはずだったが、急襲してきた竜騎士と相討つ形でユーリとキャロルは墜落。 孤立無援の戦地で負傷したキャロルを背負い、ユーリは安全圏を目指すことに。 そして追手の一団をからくも撃退した夜、キャロルはユーリに想いを告げるのだった。 墜落から十日間以上かけて、どうにか拠点に使用していた村にたどり着いた二人。 そこに残されていたミャロからのメッセージを元に、ユーリは一計を案じ……? のちに「魔王」と呼ばれる男が、長き戦いの歴史に初めてその名を刻む。 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、苦難の中で想いが交わされる第5幕!

亡びの国の征服者 6 〜魔王は世界を征服するようです〜
2022年11月 ISBN 9784824003379
この巻のあらすじ

少年は帰還する。勝利を手に、かけがえのない日常へーー。

家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類が生存競争を繰り広げる世界に転生した少年ユーリ。 彼は亡びゆく隣国キルヒナ王国から避難民を連れ出し、わずかな兵でクラ人の“十字軍”の追撃を振り切って初陣を勝利で飾る。 しかし隣国が滅びを迎えることは、ユーリ達の住むシヤルタ王国にもう後が無いことを意味していた。 そんな中、王都へと帰還したユーリのもとに長らく航海に出ていたハロルから吉報がもたらされる。 新大陸発見ーー歴史に大きく刻まれるであろうこの報せを受け、ユーリは喜びに震えながらも生存のための計画を静かに次の段階へと移行するのだった。 戦争の後処理や未来への課題は残しつつも、日常を取り戻していくユーリ達。 しかし、戦場でキャロルと結ばれたことで、ユーリを取り巻く交友関係も大きく変わっていき……? 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、歴史が激しく動き出す第6幕!

亡びの国の征服者7 ~魔王は世界を征服するようです~
2023年10月 ISBN 9784824006097
この巻のあらすじ

喪失の痛みを胸に、国を蝕む魔女を狩れーー。

家族の愛を知らぬまま死に、二つの人類ーーシャン人とクラ人が生存競争を繰り広げる世界に転生した少年ユーリ。 王国に未来が無いことを察し、新大陸に望みを繋ぐ彼だったが、想いを交わした王女キャロルとの間に子供ができたことで婚約を決める。 しかし両家の祝いの席で魔女家の奸計により両親と女王が毒殺され、キャロルも猛毒によって命の危機に瀕してしまう。 命からがらキャロルと共に王城を脱出したユーリは、父ルークに代わってホウ家の新たな当主となり、兵を率いて王都を奪還し魔女家を滅ぼすべく行動を開始するのだった。 長きにわたって王国を蝕み続けた魔女家の最期ーーしかしそれは、彼女らをも利用しようと画策したクラ人との、新たな戦いの始まりに過ぎなかった。 新たな十字軍の襲来を見据えてユーリが取る選択は……!? 「小説家になろう」で話題の超本格戦記譚、王国が大きな節目を迎える第7幕!

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