駒犬銀之介は、月のような卵を見ると狼男に変身してしまう秘密を抱え、転校を重ねながら飯波高校で日常を送る。物語は、正体を隠しつつ学校や町で起こる騒動に巻き込まれる銀之介と、彼を取り巻く七味唐子、狩谷楓、銀花らの関係を軸に進む。舞台は現代の高校とその周辺で、変身の条件や特殊能力、過去の因縁が日常の出来事に重なる。シリーズ全体では、学園生活、町での騒動、家族や知人との関係、恋愛の行方が並行して描かれる。本編は全10巻で、銀之介の秘密と周囲の人物関係を中心にまとまっている。続編・外伝・短編の記載はない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 狼男の高校生を軸にした変身ヒーロー寄りのドタバタ展開が軽快。
- ゆるいバカ話と古典的なラノベらしさが合わさった、懐かしい空気感。
- 読みやすく、挿絵の可愛さも含めて気楽に楽しめる。
- ほんわかした笑いの中に、甘酸っぱさや少し切ない余韻が入る。
- キャラの掛け合いと恋のフラグが増えていく流れが見どころ。
こんな人におすすめ
- 90年代〜00年代前半のラノベのノリが好きな人。
- 変身もの、狼男もの、王道の学園ドタバタが好きな人。
- ծանրい話より、軽く読めるコメディを求める人。
- 宮須弥の挿絵や当時のラノベ絵柄に惹かれる人。
- 阿智太郎作品のバカ話っぽいテンポが好みの人。
人を選ぶポイント
- 今の感覚だとキャラの言動やノリが古く感じやすい。
- 中学生向けの軽いノリやちょいエロ要素は好みが分かれる。
- 作品によっては主人公やヒロインが普通すぎると感じる人もいる。
- 途中から賑やかな仲間が減っていくため、にぎやかさ重視だと寂しく感じる。
- 物語の終盤は切なさが強まり、最初のゆるさだけを期待すると印象が変わる。
テンポ・読後感
- すいすい読める軽快なテンポ。
- 基本はのほほん、ゆるめ、ほんわかした空気。
- ギャグ中心だが、ところどころ胸キュンやしんみりした場面が入る。
- 物語が進むほど、明るさの中に切なさが混じっていく。
- 重くしすぎずにまとめるタイプの読後感。
キャラクターへの評価
- 主人公は凡庸さがある一方で、人の良さが恋愛面の広がりにつながる。
- 唐子は可愛い、あるいは影が薄くなっていくと見られやすい。
- 楓はクール寄りで、クーデレっぽさが目立つ。
- ヒロイン候補の台頭で三角関係っぽい空気が出てくる。
- 脇役や去っていくキャラの存在が、作品の懐かしさや切なさを強める。
巻一覧
この巻のあらすじ
駒犬銀之介は見事に潰れた目玉焼きを前にして、ため息交じりに呟いた。「ちゃんとした目玉焼きが食べたい」。しかしそれは叶わぬ夢。なぜなら月のような卵を一目見たとたん、銀之介は狼男に変身してしまうのだ…!?この秘密がばれたために、銀之介は幾度となく転校を繰り返してきた。そいでもって今回転校してきたのが飯波高校。『僕の血を吸わないで』の舞台にもなったここには、立場をかえてあの倉地香がいたりもして…。あのコンビが新たに放つ、ファン待望の新シリーズ。
この巻のあらすじ
駒犬銀之介があるものを克服して街に出たのは小学校一年生の時。黄色くて丸いものを見ると狼に変身してしまう銀之介はそのあるものを見ても変身しないようになって初めて、街に出ることことが許されたのだ。あの時食べたアイスクリームには感動した…。そんな銀之介のもとに、従妹の銀花がやってきた。あの時の銀之介と同じ様に、街デビューをするために。そしてこの時銀之介の背中をなぜかイモムシが這いずり回った!?阿智太郎と宮須弥コンビによる、新お笑いシリーズ第2弾!!今度もまたまたあの懐かしいキャラが登場したりもして…。
この巻のあらすじ
駒犬銀之介の父、銀一郎が描いたマンガがテレビドラマになる!!ということで、ちょうど夏休みということもあり、銀之介と唐子はそのロケ現場で雑用のアルバイトをすることになった。しかしこのドラマ撮影の裏では、なんと麻薬の取引を企む腹黒い人がいて、二人は知らぬ間にその事件に巻き込まれてしまう…!?な~んて一見シリアスなサスペンスってかんじだけど、阿智太郎がそんなものを書くわきゃないってもんだい!!阿智太郎と宮須弥コンビによる、新お笑いシリーズ第3弾!!事件といえばあの破天荒刑事もまた活躍しちゃいます。
この巻のあらすじ
銀之介のクラスにやってきたとっても美人の転校生。しかし盛り上がるクラスの男子生徒たちの傍らで、なぜか不吉な予感に駆られる銀之介。案の定、銀之介の悪い予感は大当たり。転校生狩谷楓は、銀の狼を追い続け、銀之介に銀の銃弾を撃ち込んだ、狩谷先生の妹だったのだ。そして特殊能力を持つ楓に、銀之介の正体はバレテしまう!! 銀之介を抹殺し復讐を果たそうと決意する楓。ところが、楓には銃の引き金を引くことができなかった!? そのココロとはいったい? ますます盛り上がるシリーズ第4弾。新たな恋の予感もしたりして……!?
この巻のあらすじ
「思い出か」―なんとなく口にしたその言葉。それが鍵だった。心の奥のタンスにしまい込んでいたいくつかの思い出が、ぽろぽろと零れ落ちた。失礼。そんなキレイな零れ落ち方じゃない。どっちかっていうと、擬音は「ぼろぼろ」って感じだった。害獣と間違えられて猟銃で撃たれた瀬戸内海の島、わんわん病にかかり療養した青森の山奥、そして憧れの先輩に正体がばれて逃げ出した長崎…。人気シリーズ第5弾は、銀之介の思い出に、笑いと涙が零れちゃう。
この巻のあらすじ
おバカでも風邪はひく。自宅で寝込む銀之介を見舞おうと、特製出前うどんセットを携えて、駒犬家を訪れた七味唐子。しかしそこには意外な先客が…。目下オオカミ狩り保留中の狩谷楓が、ソーセージを手に銀之介のお見舞いにきていたのだ。なんとなく火花を散らす唐子と楓であったが、楓が持つ不思議な能力「動物占い」に興味津々となった唐子は、無理やり楓を引き連れ、ルンルン気分で町に繰り出した。それが災難の始まりとも知らずに…。
この巻のあらすじ
いまどきスケバンやってる奴もいる。長めのスカートがいかしてる、そんな怖い彼女ではあるけれど、ゴミのポイ捨てだけは許せないという、ちょっと変わったお方だった。そのツッパリ少女、倉畑希美恵の前に登場するは、もちろん我らが駒犬銀之介くん。たまたま道に転がっていた空き缶を、たまたまゴミ箱に捨てる銀之介。その姿をたまたま見かけてしまった希美恵。「冴えてない奴」が一転して「奥ゆかしい方」に変わったのだ。今回はツッパリ少女までをときめかせてしまった銀之介。唐子や楓を差し置いて、いきなりスケバンの「おとこ」になってしまうのか?まだまだ続く人気シリーズ第7弾。
この巻のあらすじ
それは獲物。そう、ただの獲物…のはずだった。が、しかし、獲物であるはずの銀之介と、なぜかペットショップで犬を撫ぜて微笑む楓。これってもしかして、デートってやつではないんですか!?そんな仲睦まじい二人の姿を、偶然見つけてしまった銀花。ちびっこオオカミ少女が、これを黙って見逃すわきゃないってもんで…。そんでもって、またまた偶然、唐子も登場したりするってわけで…。人気おバカ小説シリーズ第8弾。
この巻のあらすじ
嵐の夜、銀之介にかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、雷と雨の音と、とても弱々な唐子の声だった。いつも元気溌刺な唐子がどうして?なんて銀之介が思っている時、突然電話が途切れた。胸騒ぎを覚え、風雨の中を唐子の家へと急ぐ銀之介。と、そこには停電による暗闇にひとり怯える唐子がいた。聞けば雷にまつわる悲しい思い出が…。嵐のため唐子の親父さんが旅先より帰宅できない中、徐々にいい感じになっていく二人。とうとう恋が決定的なものになるのだろうか!? 人気シリーズ第9弾は、シリーズ完結に向け一気に加速!! 読む者を、笑わせ、和ませ、切なくさせる。
この巻のあらすじ
銀之介が暮らす飯波市に連続猟奇事件が起こった。血まみれで倒れる女性には肉食動物に噛まれたような傷跡。そして「毛むくじゃらの化物に襲われた」という証言。事件解決のため、またまた銀之介たちの前に現れた破天荒刑事漆野百太郎が銀之介に告げる。「今回の事件の犯人はオオカミ人間だ…」。いったいこのオオカミとは何者なのか?そんでもって銀之介は飯波市に平和を取り戻せるのか?こんな事件が起きちゃって、銀之介は無事に飯波高校を卒業できるのか?だいたい卒業を目前にして、唐子との関係は進展しないのか?『僕にお月様を見せないで』ついに完結。
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