記憶をめぐる三角関係を軸にした学園ラブコメシリーズ。舞台は現代の学校生活で、主人公の庄助は、憧れの生徒会長と「魔女」と呼ばれる少女の二人から同時に迫られる。先週の記憶が抜け落ちていることから、本人の知らない間に進んだ関係と、その原因になった呪いの秘宝が物語を動かす。シリーズ全体では、記憶の改変や認識のずれが人間関係を揺らし、三人の距離感が変化していく。全3巻で完結し、記憶の喪失と回復を手がかりに関係の行方を追う構成になっている。記憶の扱いが変わることで、同じ人物関係が別の形で見え直されるのが全体の骨格。完結巻まで通して、学園内の恋愛関係と不思議な力の影響が一本につながる。記憶の改変や認識のずれが人間関係を揺らし、三人の距離感が変化していく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 記憶を失った主人公が、2人のヒロインとの関係を手探りで確かめていく構図が引きになる。
- 3人のヒロインそれぞれに見せ場があり、可愛さや危うさの出し分けが印象に残る。
- ラブコメにミステリや伝奇っぽさが混ざり、軽さだけで終わらない雰囲気がある。
- 会話のテンポやキャラ同士の掛け合いを楽しめる作りになっている。
- 1巻ごとに空気感が変わり、展開の冒険感を面白がる声がある。
こんな人におすすめ
- ヒロイン同士の駆け引きや修羅場系ラブコメが好きな人。
- 記憶喪失や関係の再構築を軸にした物語を読みたい人。
- 可愛いだけでなく、少し怖さや屈折のあるヒロイン像を好む人。
- きっちり決着がつく恋愛ものを求める人。
- イラスト込みでキャラの魅力を味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 主人公の優柔不断さや迷いが長く、読んでいて疲れる場面がある。
- 心理描写がしつこく感じたり、展開が強引に見えたりする箇所がある。
- 記憶喪失中の出来事の実感やディテールが薄く、物足りなさが残る。
- 1巻のシンプルさに比べて、巻を追うほど方向性がぼやけたと受け取られやすい。
- ヒロインの扱いに偏りを感じる人もいる。
テンポ・読後感
- 序盤は軽めのラブコメだが、中盤以降は重さや切羽詰まった空気が増す。
- じわじわ揺れる関係性と、追い詰められていく主人公の流れが中心。
- 章ごとに一週間を追う構成や、記憶のズレが物語の推進力になっている。
- さっぱりした読後感に着地する一方、そこまでの過程はドロドロ寄り。
- 巻ごとに雰囲気が変わり、安定よりも変化を楽しむタイプの作品。
キャラクターへの評価
- 幡ヶ谷さんは表面のとげとげしさと、内面のいじらしさの落差が強い。
- 日向さんは明るさと二面性、意外性のある振る舞いが目立つ。
- 藤森さんは掻き回し役として存在感が強く、可愛い・面白い・怖いが同居する。
- 主人公は煮え切らなさや流されやすさで苛立たれる一方、終盤の踏ん張りは評価されている。
- ヒロインたちは可愛いだけでなく、リアルさや血の通った感じが魅力として挙がる。
巻一覧
この巻のあらすじ
ある日突然、魔女と生徒会長が僕の彼女に?
「昨日の庄助くん、とっても大胆だった。あのことは、二人だけの秘密だね」 「昨日、わたしにあんな恥ずかしい手紙を出したくせに!」 ある日突然、憧れの美少女生徒会長と、「魔女」とあだ名される変な女の子、二人に迫られる僕・庄助。 しかし、女の子二人に、同時に手を出してしまったらしい庄助には、先週の記憶が丸々なかった! そしてその二人は、絶対に手を出したくない「怖い」顔を持つ女の子で!? 女の子とつきあったこともないのに、いったい先週の僕に何が起こった? 記憶を操作する「呪いの秘宝」なんてモノまで出てきて、悪女ふたりと記憶がない僕の三角関係は余計ややこしいことに。 これが修羅場にならないわけがない!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
三角関係の修羅場に降りかかる新たな呪い!
記憶喪失をきっかけに、二人の美少女と出会うことができた僕。 1巻で「関係」を持ってしまったことをきっかけに、僕を巡って、二人の美少女がいがみあう!? しかし、そんな天国のような立場も、実際、身を置いてみれば地獄の火に焼かれるかのようないたたまれなさ。 僕は二人と仲良くなりたかっただけなのに……。こんな状況望んでない! その思いを、謎めいた少女に打ち明けると、彼女は言った。 「後悔しないね?」 途端、彼女たちを含むすべての人たちから、「僕の記憶」が無くなった!
かわいい悪女との「記憶」をめぐる修羅場ラブコメ、第二弾。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
不思議な力が繋ぐ三角関係が結末を迎える!
日向さんは僕と昔から幼馴染だという。
その状況に困惑しつつも、幼馴染の庄助くんとして接してくれる日向さんは僕を奴隷扱いしないし、とても素直に僕に気持ちを伝えてくれるから、今まで感じたことのない魅力で溢れている。
デレデレしている僕を見て幡ヶ谷さんは「生徒会長はあなたの幼馴染みだから、あなたと一緒にいるのは当然だわ。それを気にしてしまう私が悪いんだわ」 と自虐的で話も聞いてくれないし、藤森さんは「君、もしかして幡ヶ谷から神谷に鞍替えしたのかな」 とよくわからないことを言うし、もうどうすればいいの!? 僕はもう不思議な力に翻弄されたくないのに!!
「記憶」をめぐる不思議な三角関係ラブコメの完結巻。
イラストは『神様のメモ帳』コミカライズ作画などを手掛けるTiv。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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