剣術家の家に生まれた青年・結城悠が、異世界で刀剣に命を宿した女性たち「御剣姫守」と出会い、鬼と呼ばれる異形と向き合う物語。舞台は、女性が絶滅し男性が少数派となった世界で、刀剣の名を持つ少女たちが戦いと生活を担っている。悠は転生先で、仕手と愛刀の関係や各勢力の事情に巻き込まれながら、自分の立場を探していく。物語は、異世界での戦いと人間関係、刀剣由来の人物たちとの関わりを軸に広がる。続巻では新撰組や天下五剣など、刀剣名を持つ人物たちとの関係や、周辺の町・組織をめぐる出来事が扱われる。小烏丸や童子切安綱など、既存の人物が物語に関わる展開もある。小狐丸と出会い、鬼との戦いが始まる。新撰組や桜華衆などの組織も登場する。
構造レビュー
編集部判定 判定なし
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
キュートでキッチュな赤髪の魔法少女と目的の為なら手段を選ばない優等生が街を脅かす巨悪に挑む
編集部
魔法の国長崎県出身の魔法少女りすかが、目的の為なら手段を選ばない小学生・供犠創貴とバディを組み、長崎県から放たれた魔法使いの刺客や、自分たちが住む街を脅かす災厄に立ち向かっていく。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
魔法少女が活躍するラノベが読みたい人 魔法が使えない少年と魔法少女のボーイミーツガールが読みたい人 クトルゥフ神話が好きな人
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AI分析(あらすじ)
- 異世界転生と和風設定の組み合わせに関心がある人 - 刀剣名を持つ人物や擬人化要素を追いたい人 - 組織や勢力の関係があるバトルものを読みたい人
著者情報
この項目をレビュー編集部
西尾維新は日本の小説家。2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で第23回メフィスト賞を受賞し弱冠20歳でデビュー。代表作は以下。 戯言シリーズ 人間シリーズ 魔法少女りすか 世界シリーズ 〈物語〉シリーズ 刀シリーズ 忘却探偵シリーズ 伝説シリーズ 美少年シリーズ 返却怪盗シリーズ
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
西村キヌは日本のイラストレーター。もともと株式会社カプコン専属のデザイナーだったが、現在は独立している。イラストを手掛けた書籍は以下。 講談社BOX『ファイナリスト/M』
編集部
西尾維新の長所である外連味が申し分なく発揮された、ピーキーでジェノサイドな魔法少女もの。全ての人間を幸せにする目標に向かい突き進む創貴と、自らの血を代償とする魔法で以て刺客を撃退していく、りすかのチームワークに惚れ惚れする。クトルゥフ神話を取り入れた設定も興味深く、マニア心をくすぐった。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 刀剣から生まれた少女たちと少年が共に鬼と戦う、和風剣戟ファンタジーとしての世界観に惹かれる。
- 剣閃が交わる熱い死闘と、再起・前進を描く熱さが心を動かす。
- 再会や絆の再構築、受け継がれる想いといった人間関係の描写が、戦いの熱量を高めている。
- 舞台や勢力が広がり、新たなキャラクターとの出会いで物語の幅が増していく展開を楽しむ読者もいる。
こんな人におすすめ
- 刀剣・和風ファンタジーで、艶やかで熱い剣戟譚を読みたい人向け。
- 主人公を巡る多人数の女性キャラクターとの関係性(争奪・ハーレム的展開)を楽しめる読者向け。
- 相棒との絆や、過去からの想いが交差する関係ドラマも好む読者に合う。
- ヒーロー文庫系のバトル中心ラノベに初めて手を伸ばす人でも入りやすい。
人を選ぶポイント
- 登場人物が多く、刀名由来の名前が覚えにくいと感じる。
- 展開が急で、物語の間やつながりに抜けを感じる。
- 戦闘中心でストーリーやキャラクター描写が薄く感じられる、という否定的な意見もある。
- 女性キャラクターが次々加わる展開は好みが分かれ、追いにくいと感じる読者もいる。
テンポ・読後感
- 全体として戦闘・争いが中心で、テンポの速い展開。
- 和風の剣戟幻想譚として、どこか雅で艶やかな雰囲気と熱さが同居している。
- 巻を追うごとに世界や勢力が広がり、焦点人物や因縁の線も増えていく構成だ。
- 一方で、物語の厚みよりバトルや関係性の動きが前面に出る作品として受け止められている。
キャラクターへの評価
- 主人公・悠は、周囲から強く求められる立場に置かれ、関係性の中心として描かれている。
- 長く共に戦ってきた相棒的存在との再会や、譲れない想いが感情線の核になっている。
- 刀が擬人化した御剣姫守や、新たに加わる勢力の面々など、個性的な女性キャラクターが目立つ。
- キャラクター数の多さゆえ、特に新規登場勢力の判別や印象の定着が難しい。
巻一覧
この巻のあらすじ
剣術家の家に生まれた青年・結城悠は、ある日、とある事情から最愛の少女の命を奪ってしまう。悠は贖罪として自ら命を絶ったはずが、見知らぬ森の中で目を覚ました。不思議に思い森の中をさまよっていると、頭から狐耳をはやし、やけに扇情的でコスプレじみた和服を着た美少女と出会う。「小狐丸」と名乗った少女のことを、刀剣好きの痛いオタクかと思った悠だったが、直後に現れた異形の化け物ーー「鬼」と、それを切り伏せる小狐丸を見て、自分が異世界に迷い込んでしまったことを知る。話を聞くと、この世界は人間の女性は絶滅し、代わりに刀剣より生まれた新人種、「御剣姫守」が鬼と戦っているのだという。人口の1割ほどしか存在しない男性は、「御剣姫守」に守られて暮らしている。すっかり男女の価値観が逆転している異世界で命がけで戦う少女たちを見て、悠は自らも戦おうと提案するのだがーー。
この巻のあらすじ
「御剣姫守」と呼ばれる、刀剣に命を宿した女性が存在している異世界に転生した青年・結城悠。男性が人口の一割ほどしか存在しないこの世界では、女性たちが超肉食系で困ることも多かったが、悠はそれなりに異世界生活に慣れ始めていた。そんなある日、悠の元に「新撰組」を名乗る少女たちが訪れる。長曽祢虎徹、和泉守兼定……前世で名の知れた名刀たちが揃い踏みし悠に告げたのは、新選組への入隊の誘いだった。既に桜華衆に籍を置いた身としてその場では入隊を断ったが、後日、とある事情から悠は極寒の土地に存在する町、神威へと足を運ぶ。神威の町で悠が単身で向かったのは、新撰組屯所だったーー。
この巻のあらすじ
かつての愛刀……千年守鈴姫が「御剣姫守」としてこの世界へとやってきていた。神威での騒動を終えてから、再び仕手と愛刀としての関係を築いた結城悠は、弥真白にて騒がしくも賑やかな日常を過ごしていた。そんなある日、巷では自分を題材とした小説が流行していていることを知った結城悠は、その作者である小烏丸と出会う。その傍らには記憶を失った見知らぬ少女がいた。ひょんなことから小烏丸から密着取材を受けることになった結城悠は、母を探しているという記憶なき少女の親を探すべく桜華衆本部……耶真杜へと向かうことに。三日月宗近をはじめとする天下五剣でさえも、少女について何もわからなかった。だが一人だけ、童子切安綱だけは少女に奇妙な懐かしさを憶えていた。少女の親が見つかるまでの間、童子切安綱が母親になると宣言し、--その父親として結城悠が選ばれることになるのだがーー。
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