本を糧に生き、200万字の活字を読むことで1秒だけ時を止められる「時載り」の少女リンネを中心に、隣家の少年の視点で綴られる物語です。舞台は本と時の力が結びついた世界で、日常の延長にある小さな異能が、書棚探しや塔への移動、流れ星を止める試みへとつながっていきます。リンネの父の行方や、バベルの塔に関わる秘密も物語の軸として重なり、身近な出来事から広がる冒険が続きます。全5巻で、リンネと周囲の人物をめぐる出来事が一つのシリーズとしてまとまっています。シリーズ全体では、本と時間をめぐる設定を軸に、街の外へ広がる移動や探索が段階的に増えていきます。最後は人物関係と塔に関わる要素が結びつく構成です。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 時を止める一族「時載り」という設定が目を引く。
- 本を読むことが生きる力につながる世界観が独特。
- 冒険のきっかけが「わくわくしたい」という素直な願いで始まる。
- 童話や児童文学に近い、やわらかい空気感がある。
- 日常の描写や本の話題が物語の厚みを出している。
こんな人におすすめ
- 児童文学寄りのファンタジーやジュブナイルが好きな人。
- ほのぼのした冒険と、少し不思議な世界観を楽しみたい人。
- ライトノベルの軽さより、落ち着いた文体や丁寧な描写を好む人。
- 女の子主人公の成長や、幼なじみとの関係を見たい人。
- 読後感のやさしい作品を探している人。
人を選ぶポイント
- 物語の運びに粗さや整理不足を感じる場面がある。
- 伏線や本筋の切り替えがやや気になりやすい。
- 主人公たちの年齢設定や言動に違和感を覚える人がいる。
- 既刊の続きが長く出ていない点を気にする声がある。
- ラノベらしさを期待すると、文体や雰囲気が少し違って見える。
テンポ・読後感
- 全体はゆったりした進行で、派手さよりも雰囲気重視。
- 日常の延長に冒険が差し込まれる構成で、読み心地はやさしい。
- ところどころシリアス寄りの要素が入り、物語に奥行きが出る。
- 短編集では軽快さが増し、各キャラの魅力が見えやすい。
- ワクワク感とほっこり感が同居する。
キャラクターへの評価
- リンネは元気で前向き、好奇心の強い主人公として印象が強い。
- 久高は幼なじみとして支える役回りが目立ち、やや控えめに見られやすい。
- 主要人物はそれぞれ裏設定や背景を感じさせ、気になる存在として読まれている。
- Gやハルナなど脇役にも魅力があり、短編で好感が深まる。
- 女の子たちの会話やしぐさがかわいらしく、成長も見どころになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
本を糧に生き、200万字の活字を読むことで1秒だけ時を止められる『時載り』の女の子・リンネ。こんなささいな魔法の能力を持つ隣の家の女の子と僕の、物語のような冒険の話がページを開く――!
※本書は、第十一回スニーカー大賞奨励賞受賞作「時載りリンネの冒険」を改稿したものが底本です。
この巻のあらすじ
200万字の活字を摂取することで、1秒だけ時を止めることが出来る“時載り”の少女・リンネ。今回、彼女に舞込んだ事件とは、「時を停滞」させる書棚を探すことだった――。大人気シリーズ第2弾!
この巻のあらすじ
時砕きとなったリンネに与えられた、ドアノブの形をした「時の把手」。それを取り付けると、瞬く間にバベルの塔にいけることになった僕らは、バベルの塔と人間界を股にかけ大冒険をする! 本×少女の決定版!!
この巻のあらすじ
「夏休みの自由研究は、流れ星を止めるのっ!」。宿題に切羽詰まったリンネが言い出した僕らの夏の終わり。 つーか、時止めの力って宇宙まで届くのかな? 時を止める少女が織りなす、わくわくする4つの大冒険!
この巻のあらすじ
絵描きをしている「街の住人」から、モデルを依頼されたリンネ。だが彼の絵には、バベルの塔を捨てた秘密があるらしい。一方リンネの父親の行方を追っていた、祖父が戻ってきて!?
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