高校へ進学した有田雁弥は、厨二病じみた言動をくり返す新田菊華と出会い、彼女が関わる喜劇部(仮称)に巻き込まれる。物語は、脚本を書くことになった雁弥を中心に、演劇部の再編や部の承認、地域演芸会への出場をめぐる学園内の動きを描く。舞台は高校の部活動と生徒会、ライブ企画が交差する学園で、雁弥、菊華、河和若葉らの関係を軸に進む。シリーズ全体では、部の立ち上げと活動の拡大を通して、学園内の人間関係と舞台づくりが広がっていく。続編では、部の承認や出場枠をめぐる動きが加わり、喜劇部(仮)の活動範囲が少しずつ具体化していく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 会話劇の勢いが強く、雑談や掛け合いだけで読み進められる。
- 教室や部活まわりの空気感が生々しく、重さと笑いの切り替えが効いている。
- パロディやメタっぽい仕掛けが多く、細部を拾う楽しさがある。
- 挿絵やキャラの見せ方が印象に残り、ビジュアル面の満足度も高い。
- 物語の進行よりも独特の文体や密度を味わうタイプとして受け止められている。
こんな人におすすめ
- 王雀孫作品や独特のテキストに慣れている人。
- 物語の起伏より会話の面白さを重視する人。
- パロディやメタ構造、伏線の仕込みを追うのが好きな人。
- すぐに結論が出ない導入部でも待てる人。
- ラブコメより喜劇寄りの空気を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 進行はかなり遅く、1冊読んでも導入段階に感じやすい。
- 何をしている話か掴みにくく、設定や境界が曖昧に見える。
- 読みやすさは文体の相性に左右され、合わないとかなりきつい。
- 伏線や謎は多いが、この巻では回収されない。
- 物語のまとまりや起伏を求めると物足りなさが残る。
テンポ・読後感
- ゆっくりで停滞感があるのに、妙な密度で手が止まりにくい。
- 進んでいないようで、会話のテンポとノリで引っ張る。
- 浮遊感やアドリブ感があり、着地しないまま読ませる。
- 重苦しい教室の空気と、部活のドタバタが対照的。
- じわじわ続く種まき回としての印象が強い。
キャラクターへの評価
- 主人公は毒や鬱屈が強く、好みが分かれやすい。
- 河和さんや白井未来など、ヒロイン側の可愛さが印象に残る。
- 部長や菊華の言動が強く、場をかき回す存在として目立つ。
- 登場人物の背景は少しずつ見えるが、全体像はまだつかみにくい。
- キャラ同士の掛け合いは面白い一方、人物像の把握は難しい。
巻一覧
この巻のあらすじ
高校へ進学した有田雁弥は妹の鞠弥と登校中、痛々しい厨二病言動をまき散らす、新田菊華と出会う。なぜか雁弥は菊華が所属する喜劇部(仮称)へと入部させられ、脚本を書くように命じられるが──。
この巻のあらすじ
話題沸騰! 王雀孫が描く学園ラブコメ第二弾! 自称普通の高校生・有田雁弥(ありたかりや)。会うたびに人格を入れ替える厨二病全開の先輩・新田菊華(にったきっか)と出会ってから、平凡な高校生活はがらりと変わってしまう。 菊華は、昨年潰れてしまった演劇部の部長だった。(旧)演劇部のお姉様方に押しかけられ、菊華にふりまわされ、小動物系美少女の河和若葉(かわわわかば)と接してるうちに、なぜか雁弥は演劇部あらため喜劇部(仮)の脚本担当になることに…!? 喜劇部(仮)の次のステップは、部の創設を生徒会に承認してもらい、来月のライブ――地域演芸会に出場すること。 川高のライブの出場枠をめぐって、学園最強のビジュアル集団・服飾研究会が、喜劇部(仮)に挑戦状を叩きつけてきたが…!?
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