古道具屋で手にした金色の懐中時計を境に、普通の高校生だった渡琉の周囲へ天界と魔界の事情が流れ込むシリーズ。時計は時間を巻き戻す力を持ち、渡琉はその存在を知った直後から、魂を返すよう迫る天界の動きに向き合うことになる。さらに両界は代理人を立てて争う形へ進み、親友の則義、天界人たち、魔王の666番目の王子、クロノスに関わる人物が加わって関係が広がる。教室での生活と異界の取り決めが並走し、人物どうしのつながりが段階的に増えていく。一つの道具から始まった出来事が、二つの世界の対立や過去の因縁へつながっていく。
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 時間を止める・戻す力を、事件や事故の解決に使う展開が気持ちいい。
- 自分のためではなく、周囲や大切な人のために動く主人公のまっすぐさが印象に残る。
- 天界と魔界の対立を軸にしつつ、会話が通じない相手とのやり取りが強い引っかかりになる。
- 銀星や猫の存在が癒しになり、重めの空気の中で息抜きになる。
- ちょっとぬるめでも、萌えや軽快さで読み進めやすい。
こんな人におすすめ
- まっすぐで自己犠牲気味の主人公が好きな人。
- 時間操作や能力もののライトノベルを読みたい人。
- 天界・魔界の対立や、すれ違い多めの人間関係を楽しみたい人。
- シリアス一辺倒より、癒し役や萌え要素も欲しい人。
- 多少強引でも勢いのあるファンタジーを気軽に読みたい人。
人を選ぶポイント
- 相手の話が通じず、イライラする場面が多い。
- 自己中さや頑なさが強い人物がいて、ストレスを感じやすい。
- かなりぬるめの印象で、濃い緊張感や重厚さを求めると物足りない。
- 携帯配信のみの続編など、入手しづらさが気になる。
- 作品全体に軽いノリがあるため、硬派な展開を期待するとずれやすい。
テンポ・読後感
- 展開はテンポよく、時間操作を使った場面転換がわかりやすい。
- すれ違いと対立でイライラ感が強く、空気はやや刺々しい。
- 重さの中に猫や萌えの要素が入り、読後感は完全に暗くならない。
- ぬるめの手触りで、肩の力を抜いて読める。
- ちょっと切なさはあるが、全体としては軽快さが勝つ。
キャラクターへの評価
- 主人公は家族や友達思いで、自己犠牲の強さが好印象。
- 頑固で話が通じない相手が目立ち、対話の噛み合わなさが強く残る。
- クセの強い人物ほど印象に残り、自己中さや変態っぽさが笑いどころになる。
- 銀星は癒し役として人気が高く、猫らしさや可愛さが際立つ。
- 立場や風習の違いで、敵側にも切なさや分かりにくさがある。
巻一覧
この巻のあらすじ
ちょっと正義感あふれる、しかしごく普通の高校生の渡琉は、16歳の誕生日に引き寄せられるように入ったアンティークショップで金色の懐中時計を手に入れた。その時計が時間を巻き戻せるものだと気づいた渡琉の前に、天界から現れたという怪しげな2人組に「お前の魂を返してもらう」と襲いかかられ──!?
この巻のあらすじ
100年に1度の天界と魔界の闘い。代理人を立てて争われるその勝負で、天界側の代理人に選ばれた渡琉だが、それは渡琉の魂を連れ戻そうとする天界の新たなる企みだった。さらに魔界の代理人に選ばれたのは、親友の則義で──!? ますますパワーアップのシリーズ第2弾!!
この巻のあらすじ
クセ者ぞろいの天界人らに囲まれ、賑やかな日々を過ごす渡琉。そんな渡琉の前にまたもややってきたのは、魔王の666番目の王子! 魔王の息子の中でも特別な位置にいるが、まだ力は未発達。どうやらクロノスの過去にかかわる人物のようだが……!?
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