『空ノ鐘の響く惑星で』は、空から鐘の音が降る惑星と、宙に浮かぶ巨大な御柱が存在する世界を舞台にした異世界SFファンタジー。御柱の中から現れた異装の少女との出会いを起点に、アルセイフ王国の第四王子フェリオは、王位をめぐる内乱、神殿の制圧、隣国タートムとの戦い、来訪者たちが抱える世界の成り立ちの問題へと巻き込まれていく。フェリオの兄レージクやブラドー、神殿側のウルクやカシナート、ラトロアの剣士たちなど、複数の立場の人物がそれぞれの目的で動くため、王宮政治、軍事、宗教、異世界由来の設定が一本の流れにつながっていく。外伝では約十年後の王宮を舞台に、子ども世代や周辺人物のその後が描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
このラノでノミネートされたことはありますか? シリーズ全体
質問を投稿するにはログインしてください。
質問を投稿
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 王宮政治、神殿、他国介入が絡む戦記ファンタジーとして骨太で、勢力図の動きが読みどころになる。
- 伏線回収や終盤の収束が丁寧で、長編を通して「綺麗にまとまる」印象が強い。
- 登場人物が多いのに埋もれにくく、それぞれに見せ場や掘り下げがある。
- 恋愛要素が控えめすぎず、複数の関係性が物語の推進力になっている。
- イラストやキャラデザインの評価も高く、雰囲気に合っていて読みやすい。
こんな人におすすめ
- 王宮もの、戦記もの、政治劇が好きで、派手さより積み上げ型の物語を楽しみたい人。
- キャラクター同士の関係性や恋愛の行方も追いたい人。
- 長編をじっくり読み進めるのが苦にならない人。
- きつい残酷描写や毒の強さより、安定感と読後感のよさを重視する人。
- ライトノベルでも構成の手堅さや群像劇の厚みを求める人。
人を選ぶポイント
- 序盤は導入寄りで、世界観や人物配置を把握するまで少し時間がかかる。
- 巻によっては中休み感があり、戦いや展開の勢いが弱く感じられることがある。
- 戦闘や駆け引きの描写は、近年の作品と比べるとやや素朴に映る場合がある。
- 恋愛の決着や人物の選択に好みが分かれやすい。
- 物語全体が整っているぶん、強い刺激や過激さを求めると物足りない。
テンポ・読後感
- 政治と事件が少しずつ積み上がり、巻を追うごとに大きく動く。
- 会話や関係性の描写に温度があり、重い局面でも人間味が残る。
- 緊張感はあるが、残虐さや後味の悪さは比較的抑えめ。
- 主要人物のやり取りには可愛さや穏やかさがあり、空気が硬すぎない。
- 終盤に向かうほど収束感が増し、読後はすっきりしやすい。
キャラクターへの評価
- フェリオは鈍感さや達観した雰囲気がありつつ、根が優しく好感を持たれやすい。
- ウルクは芯の強さと可憐さが印象的で、政治的立場を自覚して動く姿が目立つ。
- リセリナはおとなしく不安定に見られやすいが、関係性の中で存在感がある。
- 悪役や敵側にも苦悩や美学があり、単純な善悪で割り切れない。
- 脇役まで含めて見せ場があり、好きなキャラが増えていく構成になっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
毎年、ある季節になると、空から鐘に似た音が降ってくる世界。『御柱(ピラー)』と呼ばれる宙に浮く巨大な柱がある世界。そんな世界に生じたひとつの噂話――。“深夜をまわる頃、『御柱』の一部に、若い女の姿が浮く――” 事実を確かめに行ったフェリオの前に現われたのは、御柱の中に浮かぶ異装の少女の姿だった――。そして、一人の少年と少女の運命の歯車が動き出す……! 『陰陽ノ京』、『パラサイトムーン』の渡瀬草一郎が渾身の力で作り出す『世界』と『人々』が向かう先は――。
この巻のあらすじ
“来訪者”と呼ばれる異世界から現われた存在の手によって、アルセイフ王国は王と皇太子を同時に失った。そして殺害現場にいたというだけで第四王子フェリオに疑惑のまなざしが向けられる。そんな中、第二王子レージクについても奇妙な“噂”が流れ始め――! 異世界SFファンタジー第2弾!!
この巻のあらすじ
クーデターによって王位についた第2王子レージク。対する第4王子フェリオは、建て直しを図り、王都に囚われている人質救出の機会を探る。そんなフェリオにさらなるレージクの陰謀が!?
この巻のあらすじ
アルセイフをタートムに売り渡そうとする第2王子レージク。国を滅ぼそうとする新たな王に反旗を翻した第4王子フェリオ達は、新たな仲間を迎え直接対決に向け戦力を蓄えていた。そんな中、ウィータ神殿の意向を知らされたウルクは、自分の夢と想いの間で揺れ動く。そして、ついに始まったレージクとフェリオの王位争奪戦の行方は!?
この巻のあらすじ
第2王子レージクの起こした内乱を、無事に鎮圧した第4王子フェリオと仲間達。敵国タートムの侵攻に備え、新政府の樹立を急ぐが、次の王を巡って第3王子ブラドーとフェリオの間に、新たな問題が発生し……!? そんな中、ウィータ神殿の司教カシナートがフォルナム神殿の制圧に向け動き出す。果たしてウルクの運命は? 人気上昇中の異世界SFファンタジー第5弾!
この巻のあらすじ
制圧されたフォルナム神殿の解放を目指すフェリオ達。そんなフェリオ達のもとに西の大国ラトロアから一人の剣士が訪れる。ウィスタルの“甥”と名乗る彼の目的とは? 一方、来訪者の一人であるムスカは、この世界と自分達の世界の関係についての一つの推論を出す。それぞれの思惑が交錯するなか、物語は思わぬ展開へーー!?
この巻のあらすじ
御柱から現れた謎の兵 “死を恐れず、際限なく現れる敵” を相手に苦戦を強いられるフェリオたち。さらに、神殿騎士団・団長ベリエが突如暴走し、自分の部下にまで剣を向けるという事件が起こる。 そんな中、御柱の異変を知ったコウ司教が、事態を収拾するために下した重大な決断とは――!? 異世界SFファンタジー第7弾!
この巻のあらすじ
タートム侵攻の報を受け、国境に先行した猛将・ベルナルフォン。兵力で勝るタートムの軍勢を相手に善戦するアルセイフ軍だったが、その裏には、ある“特殊な部隊”の活躍があった。そして、遅々として進まぬ戦況に、タートムの将軍・カルバイの要請を受けたシズヤ率いる“裏切りの暗殺者”たちがついに動き出す……。突如現れた、“空からの刺客”に撤退を余儀なくされるアルセイフ軍。ベルナルフォンはその責を問われるが、その時、驚くべき援軍が現れて――。数奇な運命に翻弄される少年少女たち。その裏で、国を守る男たちのもう一つの戦いが幕を開ける!
この巻のあらすじ
ついにアルセイフは、タートムとの国境戦を制した。“輝石<セレナイト>”の問題、ラトロアへの対策など、いくつかの案件はあるものの、久々に穏やかな日々が訪れる。王宮では舞踏会が催されることになり、フェリオは兄・ブラドーにある頼み事をされるのだが……。一方、国境を見張っていたゴーダは、アルセイフに向かって飛ぶ玄鳥を見かける。その後、柱守の一人が殺害されるという不吉な事件が! 舞踏会当日、2人の可憐な少女に付き添われたフェリオの姿に人々の注目が集まる。舞踏会は華やかなものとなるが、そこには謎の “仮面の男” が潜入していて――。
この巻のあらすじ
ウルクの故郷に辿り着いたフェリオは、滞在先のウィータ神殿で、神姫ノエルとの面会を許可される。一方、ラトロアを訪れたイリス一行の前では、メビウスが中心となり、死の神霊を使った新たな実験が始まろうとしていた。突然、ウィータ神殿を襲う惨事。そこには、フェリオに復讐を誓うあの男の姿が……! 物語の核心へと向かう、人気シリーズ・第10弾、いよいよ登場!
すべての巻を見る(全13巻)
この巻のあらすじ
ラトロア国内で、反ジェラルド勢力による議会占拠事件が発生! “神霊” の奪還を目指し、ラトロアへ侵入したリセリナたちを待ち受けるものは!? そして、ハーミットとシルヴァーナが知った意外な事実とは――? クライマックスへ向け、物語は大きく動き出す!
この巻のあらすじ
メビウス達の手によって、突如、首都ラボラトリに漆黒の空間が出現! それは 「死の神霊(アービタ・スピリット)」 を奉る6番目の神殿 “終末の黒い神殿” だった。「古の書」 に記されたその忌まわしき存在は、この星の命運をかけた最後の戦いへと、フェリオとその仲間達をいざなう――!
この巻のあらすじ
あれから約十年――アルセイフの王宮で王弟フェリオの子供・アスティナとリグリスの教育係を任されているシアは、二人を捜して王都・セイラムを駆け回っていた。やんちゃな二人が王宮を抜け出すのはいつものことだが、今日は養父のムスカ司祭がフォルナム神殿から訪れる大切な日。王宮ではささやかなお茶会の準備も進められている。慌てるシアだが、そこで思いも寄らぬ人物と出会い――? 王宮騎士団の迷(?)コンビ・ライナスティとディアメルや、北方民族の美しき守人・シルヴァーナとラトロアの剣士・ハーミットのその後などなど、本編では語りきれなかったキャラクターたちの過去や未来が明らかに――!
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
最新 50 件を表示(全 112 件・感想付きを優先)
-
ブクログ 5 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 4 -
ブクログ 5 -
ブクログ 3 -
ブクログ 4 -
ブクログ 3 -
ブクログ 5 -
ブクログ 4
