亡き父の日記に残された恋人「かおる」を探して、大学生の本村祐樹が老朽化した下宿「虞美人荘」に入るところから始まるシリーズです。住人には、モデルの隼人、刑事の京極、医師の宮本など、職業も素性もばらばらな男たちが集まり、祐樹は管理人の手伝いをしながら彼らの事情に関わっていきます。舞台は、崩れそうなアパートを共有する一つ屋根の下の生活空間で、住人同士の関係と恋愛が物語の中心です。シリーズ全体では、下宿という閉じた共同生活の中で、人物ごとの関係や秘めた感情が少しずつ動いていく構成になっています。続編では、同じ虞美人荘を舞台に別の住人同士の恋愛と事件が描かれます。続編では、下宿内の人間関係を軸に、個々の恋心と不審な出来事が結びついていきます。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 下宿ものの群像感が楽しい。
- 住人や脇役まで個性が立っていて、メイン以外の人物も気になる。
- 大人同士のじれったい関係や、長い片思いの空気に惹かれる。
- ほのぼの寄りの読み味で、軽く読める。
- 穂波ゆきねの挿絵込みで手に取りやすい。
こんな人におすすめ
- 下宿・同居・寮ものが好きな人。
- じれじれした恋愛の過程を楽しみたい人。
- 大人カップルや親友関係からの変化に弱い人。
- 脇役や周辺人物の掘り下げも読みたい人。
- さらっと読めるBLを探している人。
人を選ぶポイント
- 恋愛感情の流れが説明不足に感じやすい。
- 告白や気持ちの切り替わりが唐突に見える。
- 事件要素や山場の強さは控えめ。
- 1冊でまとまりきらず、続き前提に感じやすい。
- 主人公カップルより脇役のほうが印象に残る場合がある。
テンポ・読後感
- 全体は軽めで読みやすく、さらっと進。
- ほのぼの感とじれったさが同居している。
- 恋愛の盛り上がりはゆっくりで、山場は控えめ。
- 後半がやや駆け足に感じられる。
- 事件や展開の強さを期待すると物足りない。
キャラクターへの評価
- 隼人は意地悪さやツンの強さが目立つが、好意の見え方が分かりにくい。
- 祐樹は素直さや両親思いな面が好印象だが、魅力の伝わり方にムラがある。
- 京極は不器用で一途な大人っぽさが支持されやすい。
- かおるは存在感が強く、主役以上に印象へ残りやすい。
- 脇役たちのほうに興味が向くレビューが多い。
巻一覧
この巻のあらすじ
亡き父の日記に記された恋人「かおる」を探すため、大学生の本村祐樹は、「虞美人荘」に下宿することになった。今にも崩れそうなそのアパートの住人は、モデルの隼人をはじめ、ヤクザのような刑事や無免許医師など、イケメンだけどあやしげな男ばかり。 家事全般を取り仕切っている隼人に弱みを握られた祐樹は、管理人の仕事を手伝うハメになって――――!? 美男たちの危険な一つ屋根の下ラブコメディ!
この巻のあらすじ
「虞美人荘」に住む理知的な美貌の医師・宮本洋一は同じ下宿人である刑事の京極一真に恋をしていた。高校時代からの親友である二人は、一つ屋根の下にいながら喧嘩ばかり。宮本は、恋心を隠し続けてきた。 ある日、宮本あてに不審な荷物が届く。中身は爆弾……!? 犯人の特定に乗り出す京極。すると、十年以上秘めた不器用な大人の恋が動き出して――。 美男だらけの下宿「虞美人荘」シリーズ待望の最新刊。
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