疑似人間メルティア
- 著者
- 対馬正治
- イラスト
- 小河原亮
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 1998-1999
- 巻数
- 5巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
はぐれ異術師の少女ユピテルと弟ラッセルを軸に、擬獣メルティアとの融合から始まるファンタジーアクションシリーズ。昼はユピテル、夜は疑似人間メルティアという二重の存在になった姉弟は、擬獣退治や錬金術師の遺跡調査を通じて、テロ組織「黒い太陽」や異術師協会、アビス教会が絡む争いへ巻き込まれていく。錬金術の遺産や「ザインの棺」をめぐる争奪が重なり、物語は局地的な事件から世界の覇権をめぐる対立へ広がっていく。港町カラナン、忘れられた町ファティム、王都モラックスなど、各地を舞台に、擬獣と異術師の力関係が物語の骨格になっている。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 王道ファンタジーとして筋が通っていて、広げた設定をきちんとまとめている。
- 世界の危機や最終局面まで勢いがあり、読み切り感のあるまとまりがある。
- 90年代らしい空気感が強く、携帯などの現代要素が出ない懐かしさがある。
- 元気でまっすぐな主人公像が印象に残り、応援したくなる。
- メルティア、ユピテル、ラッセルの関係性が記憶に残りやすい。
こんな人におすすめ
- 王道寄りのファンタジーや、ベタでも熱量のある展開が好きな人。
- 90年代ライトノベルの雰囲気を懐かしく味わいたい人。
- しっかりまとまったシリーズを気軽に読みたい人。
- 元気で前向きな女の子主人公を楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 展開や決着にツッコミどころを感じる読み方もある。
- 仲間の見せ場がもう少し欲しいと感じる人もいる。
- 今の作品と比べると古さが目立つ部分がある。
- かなり王道なので、意外性や複雑さを求めると物足りない。
テンポ・読後感
- 物語は勢いよく進み、終盤までテンポよく読める。
- 重くなりすぎず、程よくまとまった読み心地がある。
- どこか懐かしく、明るく健全なファンタジーの手触りが強い。
- 熱さと軽快さが同居していて、肩の力を抜いて楽しめる。
キャラクターへの評価
- 主人公は健全で元気があり、爆走型の勢いが魅力になっている。
- がんばる女の子として素直に好感を持たれやすい。
- メルティアとユピテル、ラッセルの組み合わせが印象に残る。
- ラッセルには既視感のあるキャラクター性を感じる読者もいる。
巻一覧
この巻のあらすじ
「せっかく手に入れた新しい器―喰われてたまるか」数分前まで姉ユピテルだったはずの銀色の獣は無表情に少年を見下ろしていた…。はぐれ異術師の少女ユピテルと弟ラッセル。気の強い姉と気弱な弟の二人が軽い気持ちから引き受けた擬獣退治が姉弟の運命を大きく変えてしまった。なんと、退治したユピテルと退治されたメルティアが合体してしまったのだ。昼はユピテル、夜は疑似人間メルティアという存在になった彼女(ら?)は奇妙な事件に巻き込まれる。最初は単なる連続猟奇殺人と思われていた事件が、この世界の覇権をめぐる闘いへと転がり出していく。
この巻のあらすじ
「えっと、アレは確か―」「ガレス!?なんでこんな所にヤツがいるんだっ」錬金術師の遺跡を調査していたユピテルたちに大型擬獣の牙が迫る!はぐれ異術師のユピテルは擬獣メルティアと合体、疑似人間と化してしまった。それはユピテル、メルティアにとって好ましくないことだった。ユピテルはメルティアに新たな身体を与える方法を求めて古の錬金術師の遺跡を巡る。そのさ中立ち寄った街、アッザムでユピテルは弟ラッセルとともに、ほんのささいな事件に巻き込まれた。だが。その「事件」は意外な方向に流れ始める。立ち現れるさまざまな勢力、そして予想外の敵―。世界の根幹に関わる秘密とは!?新進気鋭・対馬正治が魂込めて贈るファンタジーアクション。
この巻のあらすじ
深海に潜む、巨大なる「魔王」。彼が守護するように、偉大なる錬金術師ゼルファナスの遺産はあった。異術師として並はずれた能力を持つ少女ユピテルと、彼女に憑依した擬獣メルティア。彼女らの未来のためには、その遺産がどうしても必要となる。急がなければ彼女たちの融合が進み、ユピテルの人格が消えてしまうのだ!異術師の力と擬獣の力。巨大な銀色の女神と化したメルティアは、「魔王」に挑んでゆく。さらに遺産の力を狙うテロ組織「黒い太陽」が現れ、闘いはより激しいものに!! 港町カラナンを舞台に、陰謀が錯綜し、世界の謎が徐々にその姿を見せてゆく。待望のファンタジーアクション第3弾!
この巻のあらすじ
テロ組織・黒い太陽。世界を変革するため、軍事力をもって行動する組織―。そのやり口は苛烈を極め、罪なき人々までもが彼らの毒牙にかかっていた。一方、銀色の擬獣メルティアに身体を乗っ取られたユピテルは、メルティアとの融合により精神体のみの存在となってしまう。彼女たちを分離する方法を求め、新たなる旅が始まった。その鍵は黒い太陽が奪い去った「ザインの棺」にある!わずかな手がかりをもとに、忘れられた町ファティムへと、メルティアたち一行は向かう。だがそこには、世界を根底から覆すほどの力を持つ「棺」を求め、異術師協会(ソシエタス)、アビス教会のエキスパートまでもが結集していた。かくして擬獣対擬獣の闘いが、山あいの町を舞台に繰り広げられてゆく!世界の覇権を握るのはいったい誰なのか!?興奮のファンタジーアクション巨編第4弾。
この巻のあらすじ
最終決戦!王都モラックスを舞台に、異術師VS擬獣の総力戦が展開される。「見たまえ―。擬獣の群れが、我々の背負っている原罪そのものだ」異術師の長・シュレディングは、悲壮なる決意を秘め、闘いへと臨む。その決戦の中、ユピテルとメルティアが対峙するのは、全ての擬獣を束ねる敵『デミウルゴス』であった。あまつさえ『彼』は、ユピテルの最愛の弟・ラッセルの身体を媒体として、この世に現出したのだ!まさに全ての智と力が必要とされるラストバトル。彼女たちはこの敵を退けることができるのか。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
