伯爵令嬢リリアーナと、極度の女嫌いだった侯爵ウィリアムの政略結婚から始まる夫婦譚。舞台は侯爵家を中心に、社交界、王太子の周辺、騎士団や犯罪組織まで関わる貴族社会。記憶喪失をきっかけに態度が変わったウィリアムと、戸惑いながら支えるリリアーナが、家族との確執、隠してきた秘密、旅先の事件、王太子妃選びなどに向き合い、関係を組み直していく。物語は二人の夫婦関係を軸に、継母や妹、親友である王太子、リリアーナの出生の秘密へと広がり、各巻で家族に認められるかどうか、社交の場でどう見られるか、失われた記憶とどう折り合うかが繰り返し問われる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 記憶喪失をきっかけに、夫の溺愛が一気に加速する展開が読みどころ。
- 虐げられてきたヒロインが、周囲に大切にされながら少しずつ自信を取り戻していく流れが心地よい。
- 使用人や王太子、弟など脇役がよく動き、会話ややりとりに軽さと楽しさがある。
- 重い家族問題や過去の事情がありつつ、最終的にはあたたかい読後感にまとまる。
- 夫婦の距離がゆっくり縮まる過程や、見守りたくなる関係性が魅力。
こんな人におすすめ
- 健気なヒロインと溺愛ヒーローの組み合わせが好きな人。
- じれじれしながらも、やさしい空気の恋愛ものを読みたい人。
- 家族問題や過去の傷を含む、少し重めの要素も受け止められる人。
- 脇役の掛け合いや、周囲に支えられる物語が好きな人。
- しっかり甘さは欲しいが、全体はまったり進む作品が合う人。
人を選ぶポイント
- 継母や実家まわりの事情はかなり重く、虐待や殺人未遂に触れる場面もある。
- 夫の態度が記憶喪失前後で大きく変わるため、引っかかりを覚える読者がいる。
- 伏線や未回収の要素が残る巻があり、すっきり完結感を求めると物足りない。
- 進展はかなりゆっくりで、甘さはあっても濃いイチャイチャを期待すると控えめ。
- 視点切り替えや文章の軽さが気になる人もいる。
テンポ・読後感
- 全体はまったり寄りで、事件があっても空気は重くなりすぎない。
- 前半は謎や不安があり、後半で関係性が少しずつほどけていく流れ。
- 夫婦の距離感は近づくが、急展開より積み重ね重視。
- シリアスな家族問題と、使用人たちの軽妙なやりとりが同居している。
- 読後感はやさしく、安心して見守れる雰囲気が強い。
キャラクターへの評価
- リリアーナは健気で素直、自己評価は低いが芯が強くて可愛い。
- ウィリアムは溺愛が強い一方で、ヘタレさや残念さが目立つ。
- セドリックは癒やし枠として人気が高く、成長も好意的に受け止められている。
- 侍女や執事、王太子など脇役が頼もしく、物語を動かす存在として印象が強い。
- 義母や義妹は強烈だが、悪役としての存在感がはっきりしている。
巻一覧
この巻のあらすじ
訳あって引きこもりの伯爵令嬢リリアーナは、極度の女嫌いである侯爵ウィリアムと政略結婚をすることに。 ところがお飾りの妻生活を続けていたある日、旦那様が記憶喪失になり、一目惚れされてしまい!? 「……わたしのつま、せかいいち、かわいい」 「だ、旦那様、どうなさいました?」 甘々で過保護になった旦那様とやり直す、夫婦の馴れ初め(ラブストーリー)!
この巻のあらすじ
記憶喪失をきっかけに、本当の夫婦になろうと心を寄せ合う侯爵ウィリアムとリリアーナ。 旦那様を信頼しているからこそ、リリアーナはずっと隠していた秘密を明かそうと決意する。 しかし、記憶を全て取り戻す反動で旦那様が倒れてしまった! 心細い中、恐怖の対象である継母が現れ、リリアーナは一人で対峙することになってしまい……!?
この巻のあらすじ
10歳年上の侯爵ウィリアムと政略結婚をした訳あり令嬢リリアーナ。 旦那様の記憶が全て戻り、これで本当の夫婦になれる……と思っていたのだが、リリアーナの両親が離婚したという衝撃の一報が! 初めて知る過去の事実の連続に、意地悪な継母の再来。 さらに、ウィリアムにはまだ思い出せていない『重要な記憶』があったようで……!?
この巻のあらすじ
因縁の継母と決着をつけ、ようやく前へ進めるようになったリリアーナ。 ウィリアムとの愛が深まり幸せな日々を送る中、ついに旦那様の家族と初めて会うことに! しかしーー「私は認められませんわ!」 ウィリアムの妹から今更この結婚を猛反対されてしまう。 さらに社交界では、リリアーナとウィリアムの不仲説がなぜか再浮上しており……!?
この巻のあらすじ
無事にウィリアムの家族にも認めてもらえたリリアーナ。 家庭が落ち着いたところでついに新婚旅行へ! 初めての遠出にワクワクのリリアーナだったけれど、旅先でも仕事や社交が押しかけてきて大忙し。 夫婦の時間が奪われてウィリアムは悶々としているし、さらには観光中にリリアーナの大事な指輪が盗まれてしまうという大事件まで起こり……!?
この巻のあらすじ
ウィリアムとの楽しい新婚旅行を終えたリリアーナ。 ところがある日、騎士団から帰ってきたウィリアムの様子がおかしい。 部屋に閉じこもり、目を合わせてくれず、踏み込まれないよう一線を引かれてーー まるで記憶喪失前に戻ったみたい? どうしたらいいか戸惑うリリアーナ。 一方、ウィリアムは英雄となった過去の遺恨に苦しめられており……!?
この巻のあらすじ
初喧嘩でますます絆が深まったウィリアムとリリアーナ。 この春、ついに王太子アルフォンスの妃選びがスタート! 親友のためにウィリアムは護衛、リリアーナは相談役として協力することに。 けれど妃候補が体調不良で寝込んだり、お茶会で毒騒動があったり…… 大変で夫婦の時間がとれません! そんな中、アルフォンスはとある令嬢が気になるようで?
この巻のあらすじ
王太子の結婚式を迎え、ようやく一段落したウィリアムとリリアーナは、自分たちの子どもについて考え始める。 しかし意見の相違で喧嘩した矢先に、リリアーナが犯罪組織の首領・アクラブに誘拐されてしまった! しかも連れて行かれた先で、リリアーナは自身の出生の秘密と、亡き母の想いを知ることになり……!?
夫婦の物語(ラブストーリー)、涙度120%の大団円!!
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