『無責任シリーズ』は、宇宙軍のジャスティ・ウエキ・タイラーを軸に、地球連合軍とラアルゴン帝国、さらにアシュラン公国まで巻き込んだ抗争を描く軍事スペースオペラです。お世辞上手で奇抜な作戦を選ぶタイラーは、宇宙戦艦の艦長、大統領、退役後の予想屋といった立場を行き来しながら、艦隊戦、停戦条約の破綻、時空転移、銀河規模の危機に関わります。シリーズは娘キサラの世代へも広がり、士官学校や海賊事件、独裁惑星の動乱を追う本編に加えて、コジロー、ドム、カトリ、ヤマモトらを主人公にした外伝が人物の来歴や別視点を補います。宇宙船、海上戦艦、保険会社、過去の地球など異なる舞台が同じ銀河の出来事として接続され、主人公の周囲にいる人物が主役を担う構成もあります。

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  • AI分析(あらすじ)

    宇宙軍や宇宙戦艦、帝国間抗争、士官学校、複数人物の外伝に関心がある人。

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読者の声

読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 軽いノリと大風呂敷の組み合わせで、勢いのまま読ませる。
  • タイラーの突飛な行動と、土壇場での切り返しが痛快。
  • 脇役まで見せ場があり、長いシリーズでも人物の扱いが丁寧。
  • 明治時代や軍事ネタなど、作者の趣味が前面に出た回も勢いがある。
  • ふざけているのにSFとしての骨格はあり、古いラノベらしい密度が楽しめる。

こんな人におすすめ

  • 80〜90年代のラノベやスペースオペラの空気が好きな人。
  • 多少のご都合主義やベタ展開を勢いで楽しめる人。
  • キャラの掛け合い、脇役の活躍、シリーズものの積み重ねを追いたい人。
  • 銀英伝やスタートレック系の宇宙ものに、軽妙さやパロディ感を求める人。
  • 文章の古さや段落の少なさも含めて“昔の味”として受け止められる人。

人を選ぶポイント

  • 展開は強引で、ご都合主義やベタさがかなり目立つ。
  • 作品ごとに文章や挿絵の雰囲気が変わるため、統一感を重視する人には合いにくい。
  • 明治史や軍艦ネタの比重が高い巻は、興味がないと入りづらい。
  • 段落が少なく、ページ数以上に読み進めにくく感じることがある。
  • どの巻も同じような締め方に感じられる場面があり、既読感が出やすい。

テンポ・読後感

  • 軽快でテンポが速く、先が気になって止まりにくい。
  • ふざけた空気の中に、要所で手に汗握る緊張感が入る。
  • 明るく痛快だが、ところどころ毒や軍事オタク的な濃さが混じる。
  • 長い時間軸で物語が進み、登場人物の関係が変化していくのが楽しい。
  • 文章は軽めでも、古いラノベらしい密度と勢いがある。

キャラクターへの評価

  • タイラーは無責任に見えて、土壇場で頼れる“切り札”として印象が強い。
  • ヒラガーは傲岸不遜でオタク気質、好きな人には強く刺さる。
  • アザリンやユリコ夫人など、女性陣にも気丈さや華がある。
  • 脇役や部下たちにも見せ場があり、応援したくなる構成。
  • 主人公不在の巻でも、周囲の人物の奮闘で読ませる力がある。

巻一覧

宇宙一の無責任男シリーズ (1) 無責任艦長タイラー
1989年1月 ISBN 4829123117
この巻のあらすじ

コツコツやる奴ァ、ゴクローさんってか!?―ジャスティ・ウエキ・タイラーは軍隊一お世辞上手なお調子者。上官のタイコ持ちしか能がないとみられているタイラーだが、奇抜な作戦と想像を絶する(!?)幸運とでトントン拍子に出世して、今や最新鋭宇宙戦艦の艦長なのだ。今日も今日とて副官以下の心配と不信の眼をよそに、ハナ歌まじりで航海中。だが、敵ラアルゴン帝国の通信衛星と遭遇して…。新鋭吉岡平書き下ろしのユーモア・スペース・オペラの登場だ。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (2) 明治一代無責任男
1989年4月 ISBN 4829123133
この巻のあらすじ

あこがれのユリコ・スターとの挙式も後わずかとなった我らがタイラー。今日も今日とて鼻唄まじりにラアルゴン艦隊をかたずけていたら、なんと、宇宙空間に宇宙戦艦ならぬスクリュー付き正真正銘の海上を行く戦艦を発見してしまったのだ。好奇心の固まりタイラーは自ら戦艦の調査に乗り出す。ところが突然、時空に大きな震動が走った!気がつくとタイラーは旧『阿蘇』のスタッフと共に日清戦争開戦前夜の地球に飛ばされていた…。日清戦争の陰に暗躍するラアルゴン帝国の陰謀とは何か?果たしてタイラーはこの時代で何をやらかすつもりなのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (3) ワングの逆襲
1989年6月 ISBN 4829123192
この巻のあらすじ

我らがタイラーと宇宙軍の男性全ての憧れの君、ユリコ・スターが3巻目にしてついに結婚。新婚旅行に…といきたいところだが、帰還命令が下ってしまった。暴走した新造戦艦「信濃」の破壊を命じられたタイラーはいつものごとく鼻歌混じりで出撃したが、なんと民間船を誤って撃ってしまい、作戦にも失敗したため、責任をとらされ2等兵に降格になったのだ。それもそのはず「信濃」には自我を持ってしまった人工知能と打倒タイラーに燃える元ラアルゴン帝国宰相ナクラ・ワングが手を握っていたのである。さらにワングはラアルゴン皇帝ゴザ16世を人質に取りドムをまで脅迫するのであった。果してタイラーはこのピンチを乗り越えてワングを倒すことができるのか。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝(1) 銀河無責任時代
1989年8月 ISBN 4829123230
この巻のあらすじ

辺境の地にある観光惑星アキツシマ星でテロ事件が発生!惑星連合軍のマドンナ、ユリコ・スターが人質に取られてしまった。そこに、タイラー二等兵があらわれて、なんなく事件を解決した。それからわずかの間にタイラーはトントン拍子に出世をし、巡洋艦の艦長様になっていた。一方、ラアルゴン帝国はアザリンことゴザ16世の代になったばかりだが、地球攻略の作戦が進行しつつあった。だが、ここで障害になるのがあのタイラーだ。なぜなら彼の作戦でラアルゴンは馬鹿にならない被害をうけているからだ。そのためにタイラー抹殺の作戦が行われることになった。果してタイラーはこのピンチから逃れることができるのか。大人気シリーズの外伝ついに登場。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (4) 無責任元帥タイラー
1989年10月 ISBN 4829123346
この巻のあらすじ

アザリン救出作戦より3年、銀河は平和だった。地球とラアルゴンの間には停戦条約が締結され誰も彼もが平和を満喫していた…ようにみえた。が、我らがタイラーはその平和を退屈でしかたがなかった。そんなときに地球、ラアルゴンの宇宙船が行方不明になる事件がおこり始めた。双方とに敵が行っていることと思い、停戦条約は破棄され泥沼のような戦争が再開されたのだ。惑星連合軍首脳部でゴタゴタはあったもののついにタイラーは出撃。永遠のライバル、ドムと一戦まみえる機会を得、退屈の日々から解放された。だが、これは巧妙に仕組まれた罠であった。地球とラアルゴンが危ない。はたしてタイラーはこの罠を撃ち破ることが出来るのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (5) アザリン16歳
1989年12月 ISBN 4829123400
この巻のあらすじ

ついに銀河系は平定されてしまった。だがそれは地球並びにラアルゴン両陣営にとつて甚だ不本意な出来事であった。だが、とりあえずの平和がやってきたことは間違いない事実である。ラアルゴン皇帝ゴザ16世ことアザリンも今やその実権は剥奪され、ラアルゴンの象徴という立場になっていた。だが、その存在自体をも許すことの出来ないアシュランのティン・ラオは彼女の命を秘かに狙うのだった。そのことを知った弟のシュンはタイラーの一番弟子を自認するフジ・イサムにアザリンを託しティンの手の届かぬ所に逃がした。しかし、ティンはイサムの母を人質に取りアザリンと出頭するように呼びかける。はたして、イサムはこのピンチを脱することが出来るのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (6) タイラー大逆転
1990年2月 ISBN 4829123478
この巻のあらすじ

ついにアシュラン公国と地球・ラアルゴン混成部隊の対決が始まった。だが、彼我の戦力差は決定的なもので苦戦の色は隠せない。さらに、タイラーの妻と子は人質に取られた。人質奪還のために地球に降り立ったイサムたちも目的は達せずじまい。ほうほうの体で逃げ帰るしかなかった。しかし、量では勝るアシュラン軍も兵の質のためジワジワと押され始めていた。業を煮やしたルウはついにタイラーの妻・ユリコと娘・キサラの命を引き換えにタイラーが出頭からことを要求するのであった。ユリコとキサラの命は風前の灯となった。果してタイラーはこのピンチを脱することが出来るのか?大好評シリーズ最新刊、アシュラン三部作の完結編ついに登場。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝 (2) 大宇宙のサムライ コジロー・サカイ疾風空戦録
1990年6月 ISBN 4829123672
この巻のあらすじ

“宇宙一の無責任男”ことジャスティウエキ・タイラーの優秀な部下コジロー・サカイ。彼は古武士の風格を持つ、連合宇宙軍のパイロットの中で一番の撃墜王であり、また連合軍一の超カタブツ(女ギライ)としても知られている男だ。その彼がいかに戦闘機乗りを志し、そしてなぜ、カタブツになってしまったのか…。シリーズ正伝の中では語られることのなかったコジローの栄光と挫折に彩られた半生を吉岡平が正伝とは違った語り口で描く異色の外伝。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (7) 無責任大統領タイラー
1990年11月 ISBN 4829123850
この巻のあらすじ

銀河系に惑星を飲みこんでいく暗黒星雲が追る。この危機に直面した惑星連合はラアルゴンと共同で危機回避に動きだした。だが、我らがタイラーはすでに軍になく、とある惑星でドック・レースの予想屋をやっていたのだ。昔の部下や恋女房の説得で重い腰を上げ、銀河に住むすべての人類のためタイラーは立ち上がる。はたしてタイラーはこの危機にいかなる策で立ち向かうのか。大人気シリーズ最新作。装いも新たに登場。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ (8) 風速四十光年
1991年3月 ISBN 482912394X
この巻のあらすじ

なかば脅迫される形で大統領に就任しながらも、タイラーは一気に銀河を統一してしまった。だが、彼が政治を行ったところ大インフレの嵐が巻起こる。タイラーには政治家としての能力が無いのであろうか?一方、颱宙ジェーンは軍の予想をはるかに上回るスピードで銀河を呑み尽くさんと迫っている。そのうえ、タイラーに反旗を翻し独自の方法で危機を回避しようとする者まで現れてきた。はたしてタイラーに颱宙ジェーンの脅威から銀河を救う秘策はあるのか?そして、反旗を翻した者たちの真の目的とは何か?シリーズ最新作堂々登場。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

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宇宙一の無責任男シリーズ (9) 永遠なれ無責任男
1991年10月 ISBN 4829124156
この巻のあらすじ

銀河に迫る颱宙ジェーン。このままでは、数か月で銀河が飲み込まれてしまう。そこで、我らがタイラー、この危機から脱するためトンでもない作戦を考えた。銀河を動かして颱宙ジェーンをやり過ごしてしまおうというのだ。それは、ラアルゴンの太陽、ARA―3を銀河の中央に移動させ、銀河移動のエネルギー源にする計画だった。計画は順調に進行し、このままうまく行けば銀河は救われる…と誰もが思った時、思わぬ横槍が入る。それは、ラアルゴンが過去に葬り去ったはずのシード教団であった。ARA―3移動のために建設されたワープフィールド発生装置に迫るシード教団の魔の手。はたしてタイラーたちは二重のピンチから銀河に住む人類を救うことができるのか? ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝 (3) 緋き獅子
1992年6月 ISBN 4829124431
この巻のあらすじ

神聖ラアルゴン帝国国防長官にして宇宙で2番目に強い提督といわれた漢、ル・バラバ・ドム。だが、そんなドムにも苦難に満ちた日々があったのだ。ドムが幼かった時、彼の父はワングの奸計に掛かり逆賊の汚名を着せられ死んでいった。それ以来、ドムは逆賊の子と罵られ悔蔑され生きてきた。が、青年になり軍に入ったドムは短期間で巡洋艦の艦長になるほど出世した。さらに、恋人もでき、ようやく幸福を手に入れようとしていた。そんな矢先、ドムにとっては父の仇ともいうべきあのワングの魔の手が忍び寄って来たのだ。はたしてドムは自分に仕掛けられた罠から脱することができるのか?大人気シリーズ外伝第3弾。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝 (4) 厳冬惑星ホロシリの叛乱
1993年2月 ISBN 4829124830
この巻のあらすじ

辺境宙或の惑星ホロシリが叛乱を起こした。惑星連合宇宙軍は叛乱鎮圧に乗り出し、300隻を越える艦隊を送り込んだ。だが、ホロシリに実験的に配備されていた自動攻撃衛星システムのため全滅してしまったのである。この叛乱を鎮圧するため、あのタイラーに白羽の矢が立った。タイラーはいつものように鼻歌混じりでやってきたのだが、叛乱軍のリーダーはタイラーに恨みを抱く人物であった。はたしてタイラーはこの騒動を収めることができるのか?表題作の他、短編「無責任少尉タイラー」も収録。 ※本作品は電子書籍化にあたりイラストを収録しておりません。

無責任キッズ (1) 暗黒太陽小町
1993年12月 ISBN 4829125349
この巻のあらすじ

「似てない。父さんに、少しも似てなんかいない。」ビクトリー・キサラ・ウエキ・タイラーはあの“宇宙一の無責任男”ことタイラー元大統領の娘であるが、父親に似ているといわれることをもっとも嫌っていた。そんな彼女も父と同じ軍人の道を進み、今や惑星連合宇宙軍士官学校女子部の学生になった。ある日、練習巡洋艦『熱田』での航海訓練の最中に宇宙海賊の襲撃をくらい、艦を乗っ取られてしまった。こんな状況こそ自分が活躍するときだ。キサラは仲間と共に立ち上がった…。吉岡平が満を持して贈る新シリーズ、ここに登場。

無責任キッズ2 WHY?の嵐 無責任シリーズ
1994年12月 ISBN 4829125993
この巻のあらすじ

海賊を撃退したはよかったが、一つ間違えれば大惨事になりかねない行いをしたキサラは惑星ルクサーに反省のため送られてしまった。もちろん懲罰を受けることを志願したシゲチヨも一諸である。ルクサーは自然がよく保存され、普通の人間なる心が洗われるような環境だったが、暗黒太陽小町の異名を持つキサラにとってはただの退屈な田舎にしかすぎなかった。そんな中、キサラとシゲチヨは「道」を求めた修行するクム・ナンと知り合った。この出会いがキサラとシゲチヨを大事件に巻き込んでいく。キサラはこの事件を通して人間的に成長できるか。はたまた、シゲチヨはこの巻でもキサラにぼてくり回されるのだろうか。おまちどうさま。吉岡平が満を持したお贈りする無責任キッズ第2弾。

無責任キッズ (3) 燃えてキサラ
1995年2月 ISBN 4829126124
この巻のあらすじ

打倒暴君。ケルテの人民を救うために旅立ったキサラたちであったが出航そうそうとんでもない事態に見舞われていた。なんと海賊戦艦『ギュローメ』の機関が完全停止してしまったのだ。修理の目処もたたず途方に暮れる一同であった。だが、惑星連合宇宙軍のヒラガー技術中将が駆けつけ『ギュローメ』の不調を瞬く間に修繕してしまった。これで、ケルテまで一気に駆けつけ、動乱を解決だと考えたキサラたちであったが、そうは問屋がおろさない。クム・ビクが次々と刺客を送り込んできたのだ。ピンチに次ぐピンチ。キサラは父親の偉業を越える前に宇宙の藻屑となり果ててしまうのか。大好評、吉岡平が贈る最新作、間髪を入れずここに登場。

無責任キッズ (4) 時先案内人
1995年5月 ISBN 482912623X
この巻のあらすじ

惑星ケルテの独裁者ムク・ビク暗殺犯人としてキサラたちは追われていた。なんとか追手を逃れて一息つけた一同であったが、潜んでいる小屋のドアを叩く者が現れた。追手に見つかったのか…。驚愕するキサラたちの前にやってきたのは銀河海上火災という保険会社の社員であった。彼がいうには、社長がキサラにぜひ会いたいので来てもらえないだろうかということであった。なんと、業界最大手の保険会社の社長自らこの物騒なケルテに来ているというのだ。興味を持ったキサラは、ひとまず会ってみることにしたのだが…。好調、シリーズ第4弾。

無責任キッズ (5) 銀河嫁取物語
1995年8月 ISBN 482912640X
この巻のあらすじ

暗黒太陽小町こと、あのおさわがせ娘キサラが、け、結婚…。自分の実力で次々と難事件を切り抜けてきた(と、思っている)キサラは銀河一の大富豪、リチャード・フヨウ9世(ディック)との結婚を間近に控えていた。そして、惑星連合宇宙軍へも中尉任官し、宇宙哨戒艇の艇長の就任辞令を受け、公私に渡り慶事が続いている。だが、なぜだかキサラの表情は曇っていた。というのも、心に引っかかる人間の姿が日に日に大きくなっているのだ。一方、キサラとディックとの結婚式を狙う怪しげな存在が暗躍を始めていた。はたして、華燭の典の行方はいかに。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝 (5) カトリくんタンマ
1995年10月 ISBN 4829126531
この巻のあらすじ

金髪(ブロンド)ハリーことハロルド・カトリ少佐は悩んでいた。天才操舵士の名をほしいままにしている彼に、最新鋭重巡洋艦『阿蘇』の首席操舵士着任の話が内示されたのだ。古いながらも体になじんだ愛艦フェンリルと気心の知れた仲間たち。離れたいとは思わない―。でも、やっぱり惑星連合宇宙軍随一の戦艦を思いっきり操ってみたい。「阿蘇はきっと居心地いいよ~」そんなカトリの心中を見透かしたか、無責任艦長タイラーが微笑んだ。表題作「カトリくんタンマ」を始め全3編を収録。正伝で語られることのなかった、タイラーと彼を取りまくキャラクターたちの物語。

宇宙一の無責任男シリーズ 外伝 (6) 我が名はヤマモト
1996年1月 ISBN 4829126639
この巻のあらすじ

ああ、輝ける青春の日々、惑星連合宇宙軍髄一の堅物ヤマモトにもやっぱりあった、嬉し恥かし学生時代。めでたく士官学校男子寮第六百六十六代寮長に選ばれたヤマモトは燃えていた。来月、銀河産業大学とのソーラーディンギーレースが行われる。たかが学園祭の出し物とはいえ、民間の、しかも三流大学相手なら「勝って当然、負ければ軍の恥」。そう、彼は知るよしもなかったのだ。その三流大学にこそ、ヤマモトの終生のパートナーとなるはずのあの男がいることを。宇宙に名だたるゴールデン・コンビの真実の出会いが今、明かされる。表題作『我が名はヤマモト』ほか2編を収録。

星評価・感想

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星評価 *

  1. ケンケン 3
    意外と面白い、無責任に惹かれた

    植木等のイメージで、思わず衝動買いしました。しかしながら、今どきの若者向けだったと失敗したと思ってましたが、意外と面白い内容でした。天才操舵士の名をほしいままにしている彼に、最新鋭重巡洋艦『阿蘇』の首席操舵士着任の話が内示され、古いながらも体になじんだ愛艦フェンリルと気心の知れた仲間たちと離れたいとは思わない。が、やっぱり惑星連合宇宙軍随一の戦艦を思いっきり操ってみたい。そんなカトリの心中を見透かしたか、無責任艦長タイラーが微笑む。このタイラーが良かったです。

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  2. かいと 4
    キャラ設定が分かりやすい

    SFの世界観はもちろんでしたが、コメディー要素もあり読んでいても楽しかったですし、それぞれのキャラ設定も分かりやすくて非常に良かったです。

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  3. かいと 2
    時代接写が分かりにくい

    タイムスリップという設定は良かったですが、思っていたよりは内容が薄かったですし、時代接写も分かりにくい印象を受けました。

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  4. かいと 4
    完成度が高い

    責任感のないキャラクター設定が絶妙に面白かったですし、オチもしっかりとしていて完成度の高さを感じました。

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  5. ブクログ 5

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