剣と魔法の西洋風世界を舞台に、軍事国家、王国、帝国がせめぎ合うミリタリーファンタジー。殺しの才能を買われた17歳の少年リョウトは、国防騎士団の特殊任務に就くが、エルフの少女フランカとの出会いをきっかけに任務から離脱する。以後は追跡する旧仲間、王国間の暗殺計画、フランカ兄妹に関わる秘密が重なり、逃亡と潜伏、部隊戦と対決が並行して進む。戦友や砂漠エルフ、ドワーフ、魔法使いが加わることで、物語は少人数の逃走劇から複数勢力の工作と衝突へ広がる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 剣と魔法の世界に特殊部隊やミリタリー要素を組み込んだ設定が新鮮。
- 現代的な組織運用や武器・装備の描写が細かく、世界観の作り込みが強い。
- 戦闘や潜入、逃亡の場面に勢いがあり、アクションの読み応えがある。
- ファンタジーと軍事、ボーイミーツガール、バイオレンスの混ぜ方に作者らしさが出ている。
- 挿絵やビジュアル面の印象が強く、手に取る動機になっている。
こんな人におすすめ
- ミリタリー寄りのファンタジーや特殊部隊ものが好きな人。
- 剣と魔法だけでなく、作戦行動や装備の描写も楽しみたい人。
- ハードめの暴力描写や少し濃いめの大人向け要素に抵抗がない人。
- 設定や世界観の面白さを重視して読む人。
- 王道の逃亡劇やバトル展開をテンポよく追いたい人。
人を選ぶポイント
- 説明や設定の語りが長めで、序盤は進みが遅く感じやすい。
- 作品によっては展開があっさりしていて、山場の弱さを感じる。
- 恋愛の流れや主人公の言動に共感しにくいと受け止められやすい。
- 女性キャラの描かれ方や性的な描写の濃さに好みが分かれる。
- 現代軍事用語や組織名の持ち込みが、世界観に合わないと感じる人もいる。
テンポ・読後感
- 序盤は設定説明が多く、読み味はやや硬め。
- 戦闘や逃亡に入ると一気に加速して、疾走感が出る。
- 全体は軽快で読みやすいが、起伏や心理描写は控えめ。
- 迫力のあるバトルと、ややご都合主義寄りの進行が同居している。
- ハードさとサービス要素が混ざった、濃いめのエンタメ感がある。
キャラクターへの評価
- 主人公は冷静で実務的だが、勢いのわりにヘタレっぽさや軽さも見える。
- 仕事ぶりはプロフェッショナルとして受け止められている。
- ヒロインは印象が強く、絵の魅力もあって注目されやすい。
- 恋愛面は急展開に感じられ、感情移入しにくい人がいる。
- 脇役や新キャラは、活躍の余地や続巻での伸びしろを期待されている。
巻一覧
この巻のあらすじ
剣と魔法、殺戮と愛のファンタジー
『GENEZ』シリーズなども絶好調! アクション小説を描かせたら当代一の作家・深見真が、あの超問題作『武林クロスロード』に続いて贈る、「剣と魔法」の“特殊部隊”ものファンタジー。
殺しの才能にあふれた17歳の少年リョウトは、やっかいな任務ばかり負わされる特殊部隊・国防騎士団に所属していた。ある者から命を受け、望まずしてエルフの少女フランカをさらい、部隊全員で拷問することに。心を殺して職務に向かおうとするリョウトの耳もとでささやかれた「助けて、兄様……」という少女の言葉。それを聞いた瞬間、彼は我を忘れて任務を放棄し、フランカを連れて逃亡してしまう。彼もまた、愛しい妹をもつ兄だったからだ。
国に背いて逃げた以上、逃げきれなければリョウトとフランカを待つのは死。 リョウトを討つべく追う、かつての仲間たち。 ある重大な秘密をもっていたフランカ兄妹。 国防騎士団の背後で渦巻く陰謀。 逃亡の旅のなかで、心を通わせていくふたり――。
鮮烈なるダーク・ファンタジー。 天に竜が舞うとき、地上は血と炎の海に包まれる。
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
この巻のあらすじ
銀腕のコルテスVSリョウト――運命の闘い!
“あんな男は見たことがなかった。信じられないほど自分勝手で、暴力的で、誰も彼を理解することはできない。銀色の腕が、まるで冬の月のように冴え冴えと輝いている――”
王をたぶらかし、王妃ともども亡き者にした“マルランダの魔女”フレデゴンドが権力を掌握した軍事国家マルランダ王国。勢力拡大を目論むマルランダを抑止すべく、近隣の国エルフェンラングとメイトリア帝国のあいだで、妖艶なる女王フレデゴンドの暗殺計画が浮上する。極秘裏に進行する“非正規作戦”を遂行すべく、潜伏活動を開始するリョウトたち“ウィスキー・ハンター・チーム”。戦友ソフィアやウーゴ、シナフィに加え、砂漠エルフのニコレッテ、ドワーフのゲオルギウス、性格に難アリの魔法使いアーサーなど一癖も二癖もあるチームの前に立ちはだかる、“銀腕のコルテス”。観る者を恐怖におののかせる、獰猛な牙馬を駆り、鋼鉄でできたハルベルトを振るう最凶の巨人を、いったいどうして倒すことができようか――。 鮮烈のミリタリファンタジー、第2弾!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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