『ログ・ホライズン』は、オンラインゲーム「エルダーテイル」の世界に閉じ込められたプレイヤーたちを描く群像ファンタジーです。舞台は、死なない身体や味を失った食料など、ゲームの仕様が現実になったアキバ周辺の世界。中心人物のシロエは、旧友や仲間たちとともに、混乱する街の秩序づくりや他勢力との交渉に関わっていきます。物語は、戦闘だけでなく、制度づくり、外交、探索、旅、年少組の成長へと広がり、複数の人物と地域を横断して進みます。外伝では、テンプルサイドからアキバを目指す別の一行の動きも描かれます。外伝は本編と別の視点で、同じ大災害直後の状況を補います。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 政治・交渉・情報戦を軸に、力押しではない解決の積み上げが読める。
- アキバや円卓会議、大地人側まで含めて世界の広がりが見える。
- 新人組や年少組の成長、初挑戦の手触りが読みどころになる。
- カナミ、レイネシア、クラスティ、ルンデルハウスなど脇役の存在感が強い。
- 伏線や謎が散りばめられ、次巻への期待を持たせる構成が印象に残る。
こんな人におすすめ
- 戦闘一辺倒より、策謀や会議劇、社会の仕組みを読むのが好きな人。
- ゲーム世界のルールや勢力関係をじっくり追いたい人。
- 主人公だけでなく、複数キャラの成長や関係性を楽しみたい人。
- ほのぼのした場面と緊張感のある場面の両方を求める人。
- 長く続くシリーズを、世界観ごと味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 巻ごとに政治色や会話中心の比重が高く、派手な戦闘を期待すると物足りない。
- 登場人物と勢力が多く、途中巻から入ると関係整理に手間がかかる。
- 恋愛要素や人間関係の描写が前面に出る巻では好みが分かれやすい。
- 物語の進行が助走や布石に寄る巻は、単巻のカタルシスが弱め。
- 既刊間隔が空いた時期のレビューでは、前後関係を追い直したくなる声がある。
テンポ・読後感
- じっくり考えさせる展開が多く、テンポは落ち着きめ。
- 会議、交渉、準備、訓練が続き、後半で熱量が上がる巻が目立つ。
- ほのぼのした日常感と、終盤の不穏さや緊張感の落差が効いている。
- 読後感は前向きだが、すっきり完結するより次への引きが強い。
- 世界の謎が少しずつ開いていく感触があり、読み進めるほど面白さが増す。
キャラクターへの評価
- シロエは知略と調整役としての評価が高く、暗躍や対処の手際が目立つ。
- ミノリ、トウヤ、五十鈴、セララは成長や奮闘が読み手の共感を集める。
- アカツキは細やかな心情描写が印象に残り、恋愛面でも注目される。
- クラスティ、レイネシア、カナミ、ルンデルハウスは強い個性で場面を持っていく。
- にゃん太や直継は安心感のある支え役として好意的に受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
モンスターとの戦闘、味を失った食料、死ぬことのない境遇。昨日までプレイしていた「剣と魔法の世界」が今日からの「現実」。未だ、混乱続くエルダーテイルで、<腹ぐろ眼鏡>で<引きこもり体質>の主人公・シロエが、旧友直継、美少女暗殺者アカツキらと、廃墟・アキバから世界を変える!!
この巻のあらすじ
表面的な穏やかさは取り戻したものの、一方ですさんだ空気をまとい続けるの街。教え子たる双子・トウヤとミノリの拘留が発覚し、アキバの情勢に嫌悪感をぬぐいきれなくなったシロエがついに動く! 歴戦を制した猛者11人を結集させ、無法地帯・アキバに「希望」を取り戻す!!
この巻のあらすじ
トウヤやミノリをはじめとする新人プレイヤーを鍛える夏季合宿が開始。戸惑い、衝突、敗北……彼らに訪れた初めての試練。同じ頃、シロエたち〈円卓会議〉の代表らは、大地人同盟との交渉にのぞんでいた。その舌戦のさなかの出会いが、シロエにこの世界の真理に近づくきっかけを与える。ダンジョン攻略と宮廷での交渉――〈アキバ〉を離れ繰り広げられる、ふたつの「チーム戦」!!
この巻のあらすじ
「我ら自身の弱さに甘えるわけにはいかない。私も戦場に参ります」貴族の誇りをすて、声をあげた〈大地人〉の姫・レイネシア。〈冒険者〉を指揮し、血が流れる戦場の先頭を疾駆する‘狂戦士’クラスティ。モンスターの大襲来に、アキバの冒険者たちが敵の本陣へと突入する!!
この巻のあらすじ
次の敵は、モンスターより手ごわい「人間」。その攻撃目標は、〈円卓会議〉というアキバのシステム。剣と魔法ではない、情報戦の応酬がはじまる! 腹ぐろ眼鏡シロエは、この危機をどう乗りきるのか!? 累計25万部の大ヒットシリーズ、いよいよ第1部完結!!
この巻のあらすじ
の街中で起こるはずのない殺人事件が発生! アカツキは「天秤祭」を機に芽生えた焦燥や戸惑いを抱えたまま、震える心を駆り立ての夜を奔走する。 力を得たい──彼女は今までためらっていた一歩を踏み出した。
この巻のあらすじ
シロエは、八兆の金貨を求めて北の大地に旅立った。だが、そこで突きつけられたのは大規模戦闘(レイド)の予告。アキバを頼れない状況下で、シロエがレイドメンバーに選んだのは、自称銀河系アイドルのてとら、<円卓会議>入りを拒んだマサチューセッツ率いる<シルバーソード>、ススキノでの戦闘に敗れ、未だシロエを恨むデミクァスら。一度は別の道を進んだ男たちが協力し、最難関のレイドに挑む。前人未到の地へ――軍師シロエの真骨頂!!
この巻のあらすじ
マジックバッグを入手するクエストのため、トウヤら年少組はアキバを離れてはじめての五人旅に出発!訪れた村や町で<吟遊詩人>の五十鈴を中心に音楽を演奏するライブツアーのような旅路。そんな道中に出会ったのは、昼が苦手な<吸血鬼>ロエ2、旅の物書き<大地人>ダリエラ、元の世界へ帰ることを至上目的としたオデッセイア騎士団。初めての旅と出会いが、五人にこれまでと違った世界の景色を見せる。胸が高鳴るまま、西を目指して進む年少組の成長と変貌!
すべての巻を見る(全14巻)
この巻のあらすじ
突然ゲームの中に閉じ込められ、仲間のいない中国サーバーで大規模戦闘に一人巻き込まれたレオナルドは絶望していた。そんな窮地のレオナルドを救ったのは黒髪で爆発的なグラマーのカナミ。カナミは英雄・エリアス、無表情な回復職・コッペリア、人語を解す白馬を引き連れ、日本を目指しているという。強引で豪快なカナミに、あっという間にレオナルドも旅の仲間に加えられ、四人と一匹の旅は始まりを告げた。「いざ! 東へ!」
この巻のあらすじ
ゲーム世界に閉じ込められた〈大災害〉直後、アキバから少し離れたテンプルサイドの街も荒れていた。そこには、ゲームを引退しそこなったレベル90の“突貫巫女”の櫛八玉 をはじめ、櫛八玉の親友で”困ったちゃん”なヤエザクラとその彼氏のユウタ、ヤンキーのダルタスなど個性的なプレイヤーの面々が。櫛八玉以外は、中級レベル以下の「初心者集団」一行がアキバをめざし奮闘する手探りの大冒険!!
この巻のあらすじ
ロエ2の手紙が示唆した〈航海種〉という第三の存在、〈典災〉を名乗るモンスターによる〈大地人〉への危害など、クラスティを欠いた円卓会議は紛糾していた。元の世界への帰還か、大地人の救命か? シロエは己に問い続けながらも、次の一手となる「月」への交信方法を探るべく、大規模戦闘シブヤダンジョンへ挑む!!
この巻のあらすじ
行方知れずとなっていたクラスティは中国サーバーの仙境で退屈を持て余していた。 一方、仙境のふもとの〈天狼洞〉ダンジョンに挑むことになったカナミ一行。 しかし「強すぎる」がゆえにエリアスだけがダンジョン参加が不可能となってしまう。 己に存在価値はないのか? 悩めるエリアスをそそのかす葉蓮仙女の暗躍により、エリアスとクラスティが苛烈に激突する!
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