現代の高校を舞台に、妖怪を引き寄せやすい体質の美術部員・真一と、正体をイタチとする少女イタチさんが、放課後の学校で起きる怪異に向き合うシリーズ。真一が夜の学校で出会ったことをきっかけに、美術部は妖怪が集まる場になり、九尾の狐の稲葉先生、妖怪マニアの先輩・経島御崎、犬神使いの委員長、猫娘の美生さん、画家ニコなどが関わっていく。季節行事や校外の出来事が妖怪騒動と重なり、短編集『あんこーる』では文化祭や音楽コンクール、その後の話も補われる。放課後の部活と怪異対応が並行して広がっていく構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 妖怪退治ものながら、武力より信条や言霊で穏やかに解決する独自の進め方。
- 日常を大きく崩さない軽やかな妖怪騒動と、ダジャレ交じりのコミカルな空気。
- イタチさんと真一の関係性を軸にした、温かく楽しい放課後ラブコメ。
- 本格的な妖怪ネタの豊富さと、短編連作でも会話がさくさく進む読みやすさ。
- 電撃小説大賞大賞受賞作として好みが分かれる一方、波長が合う読者には長く愛される作品。
こんな人におすすめ
- 熱血バトルより、日常寄りの妖怪ものを求める読者。
- ピュア可愛いヒロインと堅実な恋愛線のあるラブコメが好きな人。
- 妖怪知識や和文化ネタを楽しみたい読者。
- 峰守英宇・絶対城系の文体やノリに馴染める読者。
- 30〜60ページ前後の短編形式で気軽に読み進めたいライトノベル読者。
人を選ぶポイント
- 口語的で締まりに欠ける文体が苦手な読者には刺さりにくい。
- ヒロインより周囲のキャラが目立ち、内容が平凡に感じる。
- 巻を追うほど衝撃的展開が少なく、マンネリ化を懸念する声。
- MF文庫的な雰囲気で、電撃らしい尖りを期待するとズレる場合がある。
テンポ・読後感
- 30〜60ページ前後の短編連作で、一話完結型の読み進め方。
- 会話テンポが小気味よく、ややこしい妖怪設定も説明込みで読みやすい。
- 戦闘より日常とコメディ中心で、緊迫感より笑いとほのぼの感が強い。
- 一部の巻は前巻比で地味、メリハリ不足に感じることがある。
- 全体的に明るく温かい読後感で、再読や完結後の補話でも懐かしさを味わえる。
キャラクターへの評価
- イタチさんは「ピュア可愛い」イメージが強く、真一の一途な好意も定番の魅力。
- 歯車がずれた主人公・真一と、口八丁な経島先輩、天狗奈良山など個性豊かな脇。
- 白塚や生徒会長、ちみっこ先輩など、コミカルかつ萌え要素のある多彩なサブキャラ。
- 恋愛要素は徐々に固定され、複数カップルの関係性にも期待が寄せられる。
巻一覧
この巻のあらすじ
「いきなりで悪いけど、あなたの血、吸ってもいいかな」 高校生で美術部員の真一は、夜の学校で見知らぬ少女に出会う。 少女はとても美しく、その瞳は銀色に輝き、真一の血を吸いたいと言う。 少女の正体を “イタチ” だと見抜いて難を逃れた真一は、非常識にも彼女とある約束を交わす……。 翌日、美術室に現われたイタチ少女。 曰く、この学校は妖怪が出やすく、しかも真一は彼らを引きつけやすい体質だから手遅れになる前に約束を果たしに来た、と。 美術部の先輩で妖怪マニア・経島御崎の提案により、イタチは美術部に迎えられることになる。 そしてイタチの言葉通り、学校には様々な妖怪たちが現れ始めて……。 ピュア可愛いイタチさんと普通の高校生・真一の、ちょっと不思議な放課後物語です。
この巻のあらすじ
イタチさんが美術部の一員になってから数ヶ月。 大きな妖怪騒動もなく、僕たちは平穏で楽しい日々を過ごしていた。 だけど、九尾の狐・稲葉先生に頼まれて調査に行った階段で、イタチさんを狙う怪しい人物が現われて……!? 犬神使いの短髪美少女・委員長の登場で、僕らの放課後はまたまた大波乱の予感! そのほか、イタチさんと過ごす秋祭りや、貸切プールでのバカンス(?)など、僕的に嬉しいイベントが盛りだくさんだったりもするんだけど、やっぱりそこには妖怪たちも盛りだくさん。 僕とイタチさんは新たなる必殺技の開発なんかにも取り組みます! ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、第2弾登場!
この巻のあらすじ
「妖怪が出たので助けてくれ」美術部の幽霊部員・穂村からのメールで、雪深い温泉宿へ向かうことになった僕とイタチさん(と、その他の面々)。そこで僕たちを待ち受けていたものとは……!? イタチさんとの冬休みは、色んな意味でドキドキな事件がいっぱい。パンツ一枚の怪人には襲われるし、イタチさんのニセモノ(!?)が登場するし、稲葉先生は大ピンチだし。 (まあイタチさんがいてくれれば、万事OKなんですが。) そんなわけで、ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、第14回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作第3弾登場です!!
この巻のあらすじ
三学期が始まり、平穏に(?)妖怪対処の日々を送る僕たち美術部。イタチさんちの訪問やバレンタインデーなど楽しいイベント盛りだくさんで、大興奮な僕なのです。そんなある日、僕らの妖怪対処の邪魔をする謎の兄妹が現れた!? 危険な妖怪たちを野放しにはできないけれど、僕らの言葉に一切聞く耳を持たない二人。彼らの目的とは一体何なのか。新たな敵の登場で、僕らの放課後は大混乱です!! ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語。第14回電撃小説大賞《大賞》受賞作、第4弾!!
この巻のあらすじ
学校の裏山で蛇を助けた真一。その日の夜、真一の家に綺麗なお姉さんが現れて言った。「つーわけで、嫁にしなさい」!? 謎の花嫁の登場で、あのイタチさんがついにヤキモチを――? しかもその矢先、イタチさんが何者かに“デート”に誘われたから、もう大変! 真一は、猫娘な美生さんと一緒にイタチさんの尾行を開始することに。もうすぐ進級だというのに、僕らの放課後はますます大混乱なのです。 ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語。第14回電撃小説大賞<大賞>受賞作第5弾っ!!
この巻のあらすじ
春。新しい学年に進級した僕たち美術部は、目下新入部員を募集中。そんなとき美術室に現れたのは、金髪ぽわぽわ天然美少女ニコ。彼女は自分を画家だと名乗り、僕のことを弟子にしたいと言い出した! 世界的に有名な画家ニコからのスカウトに喜ぶ僕だったけど、ニコを慕う新入生フィルと弟子の座をかけて勝負することになってしまう! しかも、イタチさんはなぜかフィルのことを気にかけている様子で……!? ピュア可愛いイタチさんと僕の、放課後不思議物語。新入部員の登場でますます大波乱のシリーズ第6弾です!
この巻のあらすじ
ある日の放課後。猫娘な美生さんの家に現れた妖怪の対処中に、なぜかイタチさんが妖力を使えなくなってしまう。それって、イタチさんが“普通の女の子”になっちゃったってこと!? しかも皆に心配をかけたくないイタチさんは、妖力がなくなってしまったことを隠したいって言うし……。こうなったら、迫り来る妖怪たちから僕がイタチさんを守るしかないっ!! ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語。第14回電撃小説大賞〈大賞〉受賞作。イタチさん大ピンチ!? の第7弾です!
この巻のあらすじ
ある日、僕の前に現れた未来を予言する妖怪アマビコ。彼は、“絶対にはずれることがない予言”をする妖怪だという。そんな彼が僕に告げたのは、もうすぐ妖怪たちを一掃する祭り“大祓(おおはらえ)”が始まるということだった! その祭りは、妖怪はもちろんのこと、彼らに深く関係した人間たちをも一掃してしまう危険な祭りだというのだが──? 放課後ライフを守るべく、行動を開始した僕らの運命は!? ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、第8弾登場ですっ!!
この巻のあらすじ
妖怪たちを一掃する 『大祓(おおはらえ)』 を何とか乗り切った僕たち美術部+@。『化皮衣(ばけのかわごろも)』 の代償に家を失ってしまった僕は、ピュア可愛い妖怪少女のイタチさんと一つ屋根の下で暮らすことに! イタチさんに朝起こしてもらったり、一緒に料理をしたり…学校生活にも平穏が戻ってきて、楽しい時間を過ごす僕たちだけど、そんな中イタチさんの体にある異変が起こって……? いなくならないで、イタチさん!! イタチさんと僕の放課後不思議物語、ついにクライマックスです!!
この巻のあらすじ
妖怪少女イタチさんと過ごす文化祭を描いた 『食いしん坊、万歳! 』 。赫音のお願いで、イタチさんがドレスで音楽コンクールに出場する 『タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン! 』 。新井さんの唇を狙う妖怪との対決のため、新井さんちに泊まり込みする 『ビューティーズ・アンド・ザ・ビースト! 』 。さらに、夜の学校で真一たちを襲った妖怪の正体は── !? 『ユー、ロボット? 』 など、電撃文庫MAGAZINEに掲載された短編4編に加え、9巻で消滅の危機を免れたイタチさんと真一のその後を描く書き下ろし 『拝啓、十七の僕へ』 も収録。 ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、皆様のあんこーるにお応えして、短編集が登場! イタチさんファンは、必読の1冊です!!
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