実家の寺・松恩院で勤める新米僧侶の慧海を中心に、霊が見える力と、身近な人に災難が迫ることを察する予知能力を抱えた日々が描かれる。秘密を知る住職の父、高校時代からの親友・柴門、納骨堂に住み着く幽霊・源治郎が支え役となり、寺に持ち込まれる参詣客や檀家の相談、供養や縁結びにまつわる事情を追う。慧海は寺での務めを続けながら、見えてしまう霊や伝わってくる不安と向き合い、家族や周囲との関係を通じて問題を整理していく。現代の寺院を土台に、日常の仕事と霊的な出来事が同じ場所で交差する。各話では、夢に現れる幽霊や墓地に関する相談など、死者と生者の接点が具体的な案件として持ち込まれ、その背景をたどっていく。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- お寺を舞台に、幽霊が見える僧侶と親友のやり取りを軸にした人間ドラマが読める。
- コミカルな見た目でも、家族・結婚・戦争・社会のしがらみまで踏み込む重さがある。
- 霊そのものより、霊に向き合う人の思いや関係性が丁寧に描かれている。
- 源治郎さんのような脇役の存在感や、寺の空気感が印象に残る。
こんな人におすすめ
- ラノベ調の軽さと、少し渋めのテーマを両方楽しみたい人。
- 幽霊や怪異よりも、人物同士の関係や心情の機微を読みたい人。
- お寺・僧侶・供養といった題材に興味がある人。
- ほのぼのだけで終わらない、切なさのある話が好きな人。
人を選ぶポイント
- 明るい見た目に反して、かなり重い話題が入る。
- 家族観や結婚観など、考えさせる要素が強く、気楽に読めない場面がある。
- 主人公の考え方や価値観が合わないと、読み進めにくい。
- 事件の解決がすっきり一辺倒ではなく、もやっとした感触が残る部分がある。
テンポ・読後感
- 軽妙な会話で進むが、要所で空気が急に真面目になる。
- 日常の延長に幽霊や不思議が混ざる、ややしっとりした進行。
- ふざけたノリと切ない展開が行き来するため、読後感は明るさと重さが同居する。
- 大きなアクションより、会話と心情の積み重ねで読ませる。
キャラクターへの評価
- 主人公は親身で優しいが、考え方が渋くて少し背負い込みがち。
- 親友は主人公の意図を汲んで支えるタイプで、関係性の良さが目立つ。
- 源治郎さんのような霊のキャラが癒しになっている。
- 父親世代や年長者のほうが生き生きして見える。
- 脇役の過去や事情が物語の印象を強く左右している。
巻一覧
この巻のあらすじ
実家の寺・松恩院で日々お勤めに励む僧侶の慧海は、幼い頃からある不思議な能力に悩まされてきた。 それは、幽霊を見ることができる霊能力と、身近な人に命に関わる災難が迫っているのがわかる予知能力。 その秘密を知るのは、住職である父と、高校時代からの友人・柴門の二人だけ。 ごく普通に暮らしたいだけなのに、今日も寺にはさまざまな騒動が舞い込んできてーー。
お茶目な幽霊・源治郎の力を借りつつ、凸凹親友コンビが参詣客の悩みを解決! 幸せな家族の形とはーー? じんわり心温まるお寺ストーリー。 プロローグ 婚約祝いは生前墓地? 縁結びのパワースポット それぞれの秘密 エピローグ
この巻のあらすじ
新米僧侶の慧海は、先祖から受け継いだ霊能力と予知能力に悩まされながらも 実家の寺・松恩院で日々お勤めに励んでいる。
ある日檀家さんから、中学生の息子の夢に女の幽霊が出てくるという相談を受けた慧海。 高校時代からの親友・柴門や、納骨堂に住み着く幽霊・源治郎の力を借りつつ、 女の幽霊が現れる原因を調査するが……?
じんわり心温まるお寺ストーリー第二弾! プロローグ 掛け軸の女 源治郎さんにも秘密がある エピローグ
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