霊視るお土産屋さん 千の団子と少女の想い
基本情報
- 著者
- 平田ノブハル
- イラスト
- 新井テル子
- レーベル
- 光文社キャラクター文庫
- 刊行年
- 2019-2021
- 巻数
- 3巻
- アニメ化
- —
琵琶湖に浮かぶ竹生島の土産物店「鳰の海」を舞台に、霊が見える社長・目建甲斐と、店で働く俵燈子が、島を訪れる人たちの霊にまつわる相談に向き合うシリーズ。持ち込まれるのは、枕元に立つ老人が祖父かもしれないという中学生の相談や、霊視の力に関わる不調、近くに開店したカフェとの関係などで、店の仕事と来訪者の事情が重なって進む。土産物屋という場を軸に、島の日常、陰陽師の末裔を名乗る隣店の存在、霊的な異変が少しずつ広がっていく。相談は単発の出来事で終わらず、土地や人のつながりをたどる形で描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 滋賀県の名所、民話、銘菓、お土産が次々出てきて、観光案内のように楽しめる。
- 琵琶湖や竹生島まわりの土地感が濃く、地元民には懐かしく、県外読者には旅行気分がある。
- 霊にまつわる相談を扱うライトな謎解き要素があり、重すぎず読み進めやすい。
- お店の面々が個性的で、ほんわかした空気の中に少し恋愛やライバル要素が入る。
- 文章が軽やかで、すらすら読める。
こんな人におすすめ
- 滋賀県や琵琶湖周辺の地名・伝説・ご当地ネタが好きな人。
- 観光気分で土地の魅力を味わいたい人。
- 重厚なミステリーより、軽めの不思議話や日常寄りの謎解きを読みたい人。
- ほんわかした人間関係や、少しずつ進む恋愛模様を楽しみたい人。
- シリーズものを追いかけて、次巻の展開も気になる人。
人を選ぶポイント
- 主人公の言動や自己評価の低さに引っかかる読者がいる。
- 行動が強引に見えたり、イライラする場面がある。
- 地名や固有名詞の置き換え方が中途半端に感じられることがある。
- ご当地色が強いので、滋賀に馴染みがないと細かなネタは拾いにくい。
- 物語の手触りは軽めで、濃い事件性や緻密さを求めると物足りない。
テンポ・読後感
- 軽快で読みやすく、テンポはさくさく進。
- 霊や怪異の話でも全体はやわらかく、怖さは控えめ。
- ご当地紹介の比重が高く、旅先を巡るような気分になる。
- ほのぼのした空気の中に、少しピンチや緊張感が差し込。
- ハッピー寄りの着地で、読後感は明るい。
キャラクターへの評価
- 燈子は真っ直ぐで人情家だが、突っ走りやすく、自己卑下が気になる。
- 甲斐はクールで無愛想寄りだが、要所で頼もしさや熱さが見える。
- 二人の距離感や支え合いが好意的に受け止められている。
- 新キャラの賀茂は押しが強く、物語に動きを足す存在として見られている。
- 店の人たちは個性的で、全体として温かいチーム感がある。
巻一覧
この巻のあらすじ
琵琶湖に浮かぶ竹生島のお土産さん『鳰の海』で働く俵燈子は、“霊視る”社長の目建甲斐とともに、依頼者からの霊にまつわるお悩み解決に奔走している。そんななか、お隣に新しいカフェ『心屋』がオープン。イケメン店長の賀茂孝徳は陰陽師の末裔で、悪霊退治までできるという。思わぬライバルの出現に、燈子と甲斐は…。大好評シリーズ第2弾!
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