女神と剣と魔法のある世界を舞台に、領主貴族の嫡男ライエルが家を追われ、冒険者として各地を巡りながら立場を作り直していく物語。彼が受け継ぐ青い宝玉には、ウォルト家歴代当主七人の記憶とアーツが記録されており、先祖たちの助言を受けつつ戦い方や交渉を学んでいく。物語は迷宮討伐、学術都市での修練、王都での政治的な対立、商家や貴族との関係づくりへと広がり、冒険と家門の因縁が並行して進む。シリーズ全体では、ライエルが仲間を増やしながら、家と国をめぐる問題に向き合っていく構成になっている。10巻構成で、長めの冒険譚として展開する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- ご先祖様たちの掛け合いが強く、茶々やディスりがそのまま笑いどころになっている。
- 主人公の成長が段階的に描かれ、受け身から少しずつ前に出る変化が追いやすい。
- ハーレム要素があっても、各ヒロインの個性が立っていて埋もれにくい。
- 領地運営、迷宮攻略、外交や内政まで広がり、単なるバトル一辺倒にならない。
- 先祖の知恵や過去のエピソードが現在の行動につながる構成が読みどころになっている。
こんな人におすすめ
- 口うるさい先祖との掛け合いを楽しめる作品が好きな人。
- 成長物語とハーレム要素の両方を読みたい人。
- 領地経営や貴族社会のしがらみ、迷宮攻略の両方を味わいたい人。
- 主人公が最初から万能ではなく、少しずつ評価を上げていく話が合う人。
- にぎやかでテンション高めのラノベを読みたい人。
人を選ぶポイント
- 序盤は主人公が受け身で、ストレスを感じやすい。
- 話が淡々と進む巻では、盛り上がりが弱く中だるみしやすい。
- ご先祖様の人数が多く、把握するまで少し時間がかかる。
- 先祖の助言や活躍に頼る場面が多く、主人公本人の見せ場が薄く感じられることがある。
- ハーレム色が強めなので、恋愛要素が苦手だと引っかかりやすい。
テンポ・読後感
- 全体は軽妙でテンポよく進み、会話のノリで読ませる場面が多い。
- 中盤はやや平坦でも、終盤で持ち直して次巻への引きが残る。
- にぎやかで騒がしい空気が強く、シリアスも笑いに寄せて処理されやすい。
- 巻を重ねるほど主人公の変化や周囲との関係が見えやすくなる。
- じっくり型の巻と爽快感重視の巻が混ざる印象がある。
キャラクターへの評価
- ライエルは最初こそ頼りなさが目立つが、窮地での踏ん張りや成長が好意的に受け止められている。
- ご先祖様たちは口うるさいが頼れる存在として人気が高く、特に掛け合いの面白さが強い。
- ノウェムは献身的で、ライエルを支える存在として印象が強い。
- アリア、ソフィア、ミランダなどは個性がはっきりしていて、ヒロイン同士の差別化ができている。
- らいえるサン化した時のハイテンションさや壊れっぷりが、作品の大きな見どころになっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
女神を崇め、剣と魔法が存在する世界で、領主貴族の嫡男として生まれたライエルは15歳で家を追い出される。理由はー妹のセレスに敗北したから。過去には天才、麒麟児ともてはやされ期待されたライエルだが、セレスによって屋敷では徐々に冷遇され軟禁生活を送っていた。傷ついたライエルは、屋敷の庭に住み込む老人に助けられ、宝玉のついた首飾りを受け取る。老人が先代ーライエルの祖父から預かっていた、“アーツ”が記録された青い玉は、ウォルト家の家宝とも言うべき物だった。歴代当主七人のアーツが記録された宝玉を託されたライエルは、それを持って屋敷を去るのだったー。
この巻のあらすじ
冒険者となったライエルは、元貴族の少年だ。ウォルト家の家宝である“青い宝玉”には、歴代当主たちの記憶が蘇り、ライエルに自分たちの“アーツ”を教え、助言をくれる。一方で、七人の歴代当主たちは、騒ぎ、怒鳴り、罵倒を繰り返す。ライエルにとって宝玉は、まるで呪いの道具であるかのようだった。そんな厳しい歴代当主たちだったが、盗賊団一行を捕縛した事でライエルを徐々に認め始める。特に領主貴族ウォルト家の祖ーバジル・ウォルトは、ライエルに対して歩み寄りの姿勢を見せていた。やがてバジルとライエルは、互いに理解を深めていくのだが…。
この巻のあらすじ
冒険者として迷宮討伐に参加する事になったライエル一行は、ロンドパーティーと協力して迷宮討伐に挑む。しかし、想像していた以上に迷宮討伐は問題が山積みだった。数百人という迷宮討伐のための人員の中、実際に迷宮内へ入るのは五十人程度ーなのに、その五十人のほとんどに先回りや妨害を受けてしまう。しかもギルド職員までも敵に回してしまい、ライエルたちは窮地に追い込まれる。このままでは初期投資すら回収できず、迷宮で宝箱の回収や魔物との戦闘も経験できないまま終わりを迎えようとしていたのだがー。
この巻のあらすじ
アラムサースは学園が支配している学術都市。金さえ出せば、知識や技術を得られるアラムサースで自分を鍛える冒険者も少なくない。そんな学術都市に活動拠点を移したライエル一行は、知識や技術を得ることの他に、仲間を集めたいという大きな目的があった。アラムサースは地下迷宮を抱えており、冒険者にとっては稼げる上に自分を鍛えられる。ただ、地下迷宮に入るためには、学園の許可も必要。仲間が少なく、実績もないライエルたちに許可は出ない。ライエルはなんとか地下迷宮に入る手立てを考えるのだがー。
この巻のあらすじ
新たに仲間を加えたライエル一行。アラムサースで仲間にしたのは、ミランダ、シャノン、ポヨポヨ(仮)の三人だった。どんな場面でも活躍する優秀なミランダ。古代人が作り出したメイドロボであるオートマトンのポヨポヨ。魔眼という凄い能力を持ったシャノン。この三人がいればアラムサースで大活躍も可能ーーな、筈だった。そう、筈だった、のだ。ライエルの一番になりたいと公言したミランダは、パーティーの人間関係を壊してしまう。ポヨポヨはノウェムの事を女狐と呼んで敵対心を抱いていた。魔眼を持っているが、ソレを活かしきれないシャノン。シャノンに関しては、ライエルを「ヒモ野郎」と罵る始末。新しい仲間を加え、新たなパーティーで大活躍するはずが、連携も取れなくなりボロボロになってしまうのだが……。
この巻のあらすじ
アラムサースを出てセントラルに到着したライエル一行。
ミランダとシャノンの実家であるサークライ家に招待された。
屋敷で当主――二人の父親であるラルフ・サークライと面会する。
だが、ライエルが言われたのは娘を置いていって欲しいという願いだった。
父親として、ライエルのような男に娘を預けておけないというラルフ。
それを認めないミランダと喧嘩になりそうな中、現れたのは――【リオネル・ウォルト】。
宮廷貴族ウォルト家――同じ一族の男子だった。
初代バジル・ウォルトが独立してから伯爵家にまで上り詰めた領主貴族であるウォルト家は、
元を辿れば宮廷貴族の出身である。
当然、王都セントラルには宮廷貴族であるウォルト家が残っている。
サークライ家の次女と恋仲であるリオネル。
ミランダとシャノンを抱えてしまったライエル。
年齢も近く、そして同じ青髪青目と似ている二人なのだが―――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
この巻のあらすじ
王宮貴族の企みを潰しグリフォンを討伐したライエルたちは、
事実が隠されることがないように、先んじて王都に噂を広めていた。
王宮貴族たちはサークライ家に責任を押し付け、
追い詰められたラルフは、グリフォンの死体を引き渡すようにライエルを呼びつける。
ライエルは「成長」の影響でハイテンションになっている真っ最中だったが、
交渉は想定どおりに進み、ラルフから大金を巻き上げることに成功する。
一方、街で情報を集めていると、王太子が隣国の姫との婚約を破棄したという噂を耳にする。
しかし、王都の住民は何故かそのことに違和感を抱いておらず、平穏そのもの。
王都に漂う嫌な雰囲気を警戒していたライエルは、
婚約破棄された姫君・リアーヌに会い、この国の異常の原因を語られる。
リアーヌが挙げたのは、ライエルの因縁の相手。
ライエルを屋敷から追い出した妹・セレスの存在だった――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
この巻のあらすじ
セレスに立ち向かうことを決意した一行は、
まずは王都を離れ、冒険者の都市ベイムに向かおうとしていた。
しかし、ライエルに恨みを持つリオネルにより
「国家反逆者」として指名手配されてしまったライエルは、
国境を抜けて移動することが難しくなってしまう。
しかたなく迂回ルートを辿ることにすると、
偶然、関所で興味深い話を耳にする。
どうやら近くの国で、秘密裏にダンジョンを管理しているのではないかという。
歴代当主たちは大盛り上がりで、ダンジョン討伐を提案してくるのだが――。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
この巻のあらすじ
自由都市ベイム。「冒険者の本場」とも言われる巨大都市に到着したライエルたちは、まずはギルドにて登録を済ませようとする。しかし、いくら他国で経験があろうと、ベイムで実績のない者は依頼も受けさせてもらえず、ダンジョンにも潜れないのだという。新人扱いとなったライエルたちは、ギルドの信用を得るために、街道の掃除や代筆などの地道な雑用に明け暮れる日々が続いていった。一方、ベイムでライエルに絡んできた新人冒険者のエアハルトは、雑用依頼ばかりなことに文句を言い、受付嬢に無理を言って、迷宮探索に参加することになるのだがーー。
この巻のあらすじ
ザイン攻略の鍵であるセルマを手に入れたライエル一行。だが、チャンスはあっても戦争をするための兵力が心許ない。ダンジョンで稼ぎもするが、これからを考えるとどうしても支援者が必要であるという結論に達する。
そこで、ベイムでも指折りの大商人であるトレース家の依頼に目を付ける。商船の護衛を引き受け、トレース家に近付くライエル。船長のヴェラはトレース家の長女で、当主のフィデルからも溺愛されていると知る。歴代当主たちはヴェラの籠絡を指示するが、乗り気になれないライエルは失敗を繰り返してしまう。結果、そのことがノウェムたちに知られ、問い詰められることになる。事情を話すと、アリアたちが呆れてしまう中、ミランダは激怒する。
「遊びじゃないんだから本気でやれ」仲間たちのサポートもあり、困惑しながらもヴェラにアプローチするライエルなのだが------。
三嶋 与夢(ミシマヨム):鹿児島県在住。著作に「ドラグーン ~竜騎士への道~」「脇役勇者は光り輝け」(共に、わい名義)。
ともぞ(トモゾ):イラストレーター、漫画家。主なラノベ作品に「異世界で生きていく方法」「鑑定能力で調合師になります」(共にヒーロー文庫)など。主な漫画作品に「雛見沢停留所~ひぐらしのなく頃に原典~」など。
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