『サウザンドメモリーズ』は、同じシリーズ名のもとで複数の独立した物語をまとめた関連小説群です。舞台は王国同士の軍事衝突、滅びた魔導都市の地下、復興途上の王国と聖剣をめぐる情勢などに分かれ、各巻で中心となる人物や対立の形が変わります。ヴェレーナ王国では姉妹と侵攻軍の将軍、ロストポリスでは不死の実験に置かれた被検体たち、ギルナ王国では女王アイシャとカリバーンが物語を担います。戦争、古代文明の遺産、不死の研究、伝説の武器といった題材が、それぞれ別の筋立てで扱われる構成です。今回の情報では、続編・外伝・短編の区分は確認できません。各話は題材ごとに独立しつつ、シリーズ名でひとまとまりになっています。なお、巻順の説明や年表的整理は含まれていません。
構造レビュー
作品Q&A
巻一覧
この巻のあらすじ
ヴェレーナ王国の天曜軍に所属するシルヴィアは、その才能を認められ頭角を現わしていた。そして、調子に乗って無警戒に突撃してしまいがちな彼女を窘めつつも、優しく見守る姉のフェリシア。そんな中、同盟国のテアドール王国が侵攻してきたと報せが! しかも、その勢いは「獣のよう」と形容されるほど異様だという、戦を避けるべく交渉に向かうフェリシアだったが、そんな彼女の前にテアドール軍の将軍ヴェロニカが現れ驚愕の真相を明かすのだった――。
この巻のあらすじ
数百年前に滅びた魔導都市ロストポリス。被検体の一人レイブラッドは朽ち果てた都市の中で不死のメカニズムを解明する実験と称した熾烈なバトルロイヤルに明け暮れていた。実験に疑問を抱いたレイブラッド一行はロストポリスの地下へ向かい、高度な古代文明が滅びた原因となった超兵器と、大量の魔導人形トポ=メアリを発見する。不死者はなぜ生まれてきたのか。そして実験に隠された本当の目的とは……これは夢幻冥衆ウロボロスが結成されるまでの物語。
この巻のあらすじ
度重なる国難を乗り越えたギルナ王国の聖女“救国の女王アイシャ”の名は世界中に轟いていた。日夜復興作業に励むアイシャの元に姉のケイから一報が届く。かつて王国を魔族から救った伝説の剣が発見されたというのだ。アイシャがその刀身に触れると剣を携えた女神像は幼い少女へと姿を変える。「私の名前は――カリバーン」平和を求めるアイシャを余所に聖剣と領土を巡って各地では戦乱の火蓋が切り落とされようとしていた。
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