本作は、祖父からの見合いを避けたい高校生・高瀬川由弦と、同級生の雪城愛理沙が、事情を合わせて嘘の婚約を結ぶところから始まる現代恋愛シリーズ。舞台は現代日本の高校生活と家庭で、手料理を作る、外で過ごす、泊まる、学校行事に参加する、季節のイベントを迎えるといった出来事が、二人の関係の進み方を少しずつ変えていく。家柄や結婚観の違い、親族の視線も関わり、学校内の出来事だけで完結しない構図になっている。物語は学生時代にとどまらず、進学後の同居、大学院での生活、結婚式の準備へと広がり、恋愛関係が生活段階の変化とともに更新されていく。
構造レビュー
編集部判定 良作
短評・キャッチコピー
この項目をレビュー編集部
嘘の婚約から始まるピュアなラブコメ。
編集部
『お見合いしたくなかったので、無理難題な条件をつけたら同級生が来た件について』は著者である桜木桜先生によって書かれた作品です。原作イラスト・キャラクター原案はcleatrが手掛けています。 2020年5月より小説投稿サイト『小説家になろう』に掲載されており、2020年12月より角川スニーカー文庫(KADOKAWA)にて刊行された。 2024年3月1日にてシリーズ最終巻である8巻が発売された。 メディアミックスとして、KADOKAWAが2021年8月よりコミカライズが連載しており、2024年11月現在までで2巻発売されている。
こんな人におすすめ
この項目をレビュー編集部
婚約をテーマにしたラブコメ作品を読みたい方には非常におすすめとなります。 また、金髪碧眼の美少女が好きな方にも、表紙イラストのよさからおすすめと言えます。 完結済みの作品のため、一気に最後まで読みたい人も是非読んでみてください。
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AI分析(あらすじ)
偽装婚約から始まる同級生同士の恋愛や、学園行事と家庭事情が交差する現代ラブコメを追いたい人。
著者情報
この項目をレビュー編集部
桜木桜(さくらぎ さくら) 元は小説投稿サイト「小説家になろう」にて様々な作品を投稿していた。 そこで投稿していた本作が小説家になろうの年間ランキング1位を達成。
イラストレーター情報
この項目をレビュー編集部
clear(くりあ) フリーのイラストレーター。 pixivにもイラストを投稿しており、かわいい女の子を多く描かれている。 代表作は「勇者の棺桶、誰が運ぶの?」(MF文庫J)など。
メディアミックス状況
この項目をレビュー編集部
コミカライズとしては2024年11月現在までで、漫画は2巻まで発行されています。
編集部
噓の婚約から始まるラブコメディであり、初めはお互いのためという利害の一致であったが徐々に惹かれ合っていくのが甘々で読んでいてとても楽しい作品となります。 二人の気持ちが少しずつ変化していく様も愛おしくなります。 またとても読みやすい内容のため、非常に読んでいておもしろい作品になります。
作品Q&A
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読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 無理難題の条件から始まる「偽装婚約」が、じわじわ本物の関係へ育っていく過程に惹き込まれる。
- 季節行事やデート(文化祭、クリスマス、バレンタイン、修学旅行など)を軸に、甘い日常が積み重なる構成が読みやすいと評される。
- 100%相性のイチャイチャだけでなく、家柄や価値観の違いを会話ですり合わせる描写があり、応援したくなる。
- 互いを尊重しすぎて一歩踏み出せない「焦れ甘さ」と、スキンシップが増える尊さの緩急が好評。
- 名家同士の思惑が背景にあり、単純な恋愛物語にとどまらない緊張感も魅力だ。
こんな人におすすめ
- 婚約をテーマにしたピュアなラブコメを求めている方。
- じれ甘・スローバーン型の恋愛進展を楽しみたい方。
- イベントごとの甘い日常描写や、イチャイチャ中心の読後感を好む方。
- 完結済み作品を一気読みしたい方。
- 表紙・挿絵のビジュアルも含めてキャラの魅力を味わいたい方。
人を選ぶポイント
- 全体的に甘さ・イチャイチャの密度が高く、糖分過多で胸焼けするほどと感じる読者もいる。
- 上流階級出身の主人公の割り切った考え方が、一般読者には理解しづらい場面がある。
- ヒロインの可愛さアピール(怖がり演技など)が、やや計算高く感じると指摘する意見もある。
- 中盤以降は関係が安定してからのラブラブ描写が中心になり、起伏より日常甘々を求める人向けだという見方がある。
テンポ・読後感
- 巻を追うごとに距離が縮まり、偽装婚約→本物の関係へ段階を踏むペースが丁寧だ。
- じれじれ度は高めだが、水面下の家柄問題が緊張感を保ち、塩梅がちょうどよいと評される。
- 季節や学校行事に合わせたイベント駆動で、各巻に読みどころが分散されている。
- 後半は盤石なカップルの日常甘々が増え、最終巻では余韻をたっぷり味わえる長めの幕間描写がある。
キャラクターへの評価
- 雪城愛理沙は完璧美少女に見えながら、人間くさい弱点や複雑な家庭背景があり、由弦の前で少しずつ素を見せる可愛さが高く評価されている。
- 時にポンコツや嫉妬、積極的なアプローチを見せる一方、価値観の違いにはきちんと言葉を向ける姿も好意的に語られる。
- 高瀬川由弦は紳士的で冷静、鈍感系主人公にありがちな違和感が少なく、ヒロインが心を開くに値する人物像だ。
- 互いに相手を大切にしすぎて踏み出せない「バカップル」感や、周囲を欺く偽装婚約中のドギマギも微笑ましいと評される。
巻一覧
この巻のあらすじ
お見合い話を持ってくる祖父に「金髪碧眼色白美少女なら考える」と、無理難題をつきつけた高校生・高瀬川由弦。数日後、お見合いの場にいたのは同級生の雪城愛理沙!? 由緒ある家に生まれたため、幾度となくお見合いを勧められうんざりしていた二人は、お互いのために、嘘の『婚約』を交わすことに。 異性との交際経験がない二人は嘘を貫くため、愛理沙が手料理を振舞ったり、娯楽施設でデートをしたり、と初々しくもあまい時間を重ねていく。急速に二人の距離が縮まる中、家族から「二人の仲睦まじい写真が見たい」と言われ……!? 嘘の婚約から始まるピュアラブコメディ、開幕です。
この巻のあらすじ
夏祭りにいったり、映画を観たり、と甘い時間を重ねているうちに少しずつ心の距離が縮まっていく由弦と愛理沙。 いつものように由弦の家で愛理沙の手料理を食べたり、ゲームをして過ごしていると、突然雷が落ち停電する事態に。すると、幼少期のトラウマを思い出した愛理沙が「今日は……帰りたくないです」と、半ば強引に由弦の家に泊まることを決める。 初めてのお泊りに緊張する中、由弦が別々の部屋で寝ようと準備していると、頬を赤らめた愛理沙から「同じ部屋で一緒に寝てくれませんか……?」と頼まれて……!? 嘘の婚約から始まる焦れ焦れ甘々ラブコメディ、第二幕です。
この巻のあらすじ
理想のタイミングで告白しようと考える高瀬川由弦と「好き」という気持ちに気づいてもらいたい雪城愛理沙。 数日後、愛理沙から風邪をひいたと連絡を受けた由弦は看病をするため急いで彼女の自宅に向かうことに。お粥を作ったり桃を食べさせるなど由弦の介抱のおかげで愛理沙の快方に向かう。愛理沙の容体が落ち着いた事を確認した由弦が帰る準備していると、心細い表情を浮かべた愛理沙から「今日は泊まってもらえませんか」と頼まれ、一夜を共に過ごすことを決める。 それから数日後、バレンタインの季節を迎え、二人がそわそわしていると由弦のもとに宛名のない手作りチョコが届き……。 嘘の婚約から始まる焦れ焦れ甘々ラブコメディ、第三幕です。
この巻のあらすじ
「結婚しよう、愛理沙。絶対に君を幸せにする」 偽物から本物の婚約関係に変わった高瀬川由弦と雪城愛理沙。 今まで以上に関係を深めたい二人は、キスの練習をしたり、お花見デートをしたり、プールデートをしたり、と甘い時間を一緒に過ごす一方で、お互いの家柄や価値観の違いを目の当たりにした愛理沙は自分が由弦の婚約者に相応しくないのではと不安を募らせはじめる。 そんな二人の元に由弦の祖父から二泊三日の温泉旅行をプレゼントされ、一緒に行くことになるのだが……。 ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブコメディ、第四幕です。
この巻のあらすじ
正式な婚約を交わし甘い時間を過ごす由弦と愛理沙。 六月中旬に開催される学園祭で由弦たちのクラスはコスプレ衣装で和風喫茶を開くことに決まる。 学園祭当日、女の子たちと楽しそうに話す由弦の姿に少しずつ不安と嫉妬心を募らせる愛理沙。すると愛理沙は由弦に振り向いてもらうためにゲリラミスコンにチャイナドレス姿で出場する。そして由弦から「惚れなおした」と言われ、そのまま学園祭を一緒に回り楽しい時間を過ごす。 そんな二人の前に芽衣、彩弓、佐竹雄二が現れ、それぞれの婚約関係と家柄の話になり……。 ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第五幕です。
この巻のあらすじ
お互いの結婚観の違いからわだかまりを抱く由弦と愛理沙。 そんな気持ちから目を背けるかのように二人は放課後デートや猫カフェデートをして甘く楽しい時間を過ごしていた。そんなある日、愛理沙が由弦に内緒で彼のアルバイト先であるレストランで働きはじめることに。 突然のことに戸惑いつつも由弦は愛理沙にアルバイトをはじめた理由を聞き出そうとするのだが頑なに教えてくれない。数日後、由弦は愛理沙から「すこしの間、外にいてほしい」と映画のチケットを渡されて家を追い出されるのだが……。 ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第五幕です。
この巻のあらすじ
ハロウィンでコスプレしたり、修学旅行でキスしたり、と今まで以上に関係性を進展させた由弦と愛理沙。 クリスマスでは一泊二日の遊園地デートでアトラクションを楽しんだり、イルミネーションを観たり、大晦日には一緒に年越し蕎麦を作ったり、新年の初詣には一緒にお参りするなど、甘く楽しいひと時を過ごしていく。 そして翌月のバレンタインデー。由弦が愛理沙の手作りチョコを期待して待っていると、学校の下駄箱に可愛いリボンで飾りつけされた箱が入っていて……。 ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、第七幕です。
この巻のあらすじ
高校卒業後、同じ大学に通い同棲生活を送る由弦と愛理沙。愛理沙が美味しい手料理を振る舞ったり、由弦の運転でデートするなど甘い時間を重ねたり、成人式後の同窓会で宗一郎たちとバカ騒ぎしたりと楽しい時間を過ごしていた。それから数年後、アメリカでの大学院終了後に結婚式を挙げて新婚旅行に行くことを決めた由弦と愛理沙は単位修得と修士論文の提出に向け慌ただしい日々を送る。無事に修士論文を提出した二人は結婚式を挙げるため、日本に帰国してお互いの実家を訪れるのだが……。ニヤニヤ必至の焦れ焦れ甘々ラブストーリー、最終幕。
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