SHI-NO -シノ-
- 著者
- 上月雨音
- イラスト
- 東条さかな
- レーベル
- 富士見ミステリー文庫
- 刊行年
- 2006-2009
- 巻数
- 10巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
大学生の「僕」と、小学五年生の幼なじみ・支倉志乃を中心に進むミステリーシリーズ。舞台は現代日本で、日常の会話や買い物、帰省や外出の途中に、猟奇事件や怪事件が入り込む構成になっている。志乃は無口で、事件そのものに強い関心を示し、僕は彼女を危険から遠ざけようとしながら行動を共にする。物語は、身近な人間関係と事件の手がかりを軸に、密室的な状況、過去の事件とのつながり、模倣事件などへ広がっていく。全10巻は同一シリーズとしてまとまり、外伝・短編の区分は示されていない。」「short_comment」「大学生の僕と無口な小学生の幼なじみが、現代の猟奇事件と向き合う連作ミステリー。」「appeal_point
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 志乃の「黒さ」や不気味さが強い印象を残しつつ、可愛さも同時に立つ。
- 死生観、他者との断絶、自己と他人の関係を軸にしたテーマ性が濃い。
- ミステリは本格推理より、事件を通して思想や感情を読ませる作りが目立つ。
- 文章や言い回しの雰囲気を評価する声があり、独特の表現が刺さる。
- キャラ同士の距離感や関係の変化を追う楽しさがある。
こんな人におすすめ
- ダーク寄りのライトノベルや、死生観・心理描写の強い作品が好きな人。
- ミステリの謎解きより、テーマや空気感を重視して読む人。
- 志乃のような不思議で危ういヒロインに惹かれる人。
- キャラの掛け合いと関係性の積み重ねを楽しみたい人。
- 富士見ミステリー文庫系の雰囲気が合う人。
人を選ぶポイント
- 本格ミステリとしての手応えは弱めで、謎解き重視だと物足りない。
- 事件や死にまつわる描写が多く、重い空気が苦手だと読みづらい。
- 構成が独特で、途中に別件が挟まる巻では流れが切れる感覚がある。
- 登場人物の行動や心理が分かりにくいと感じる読者もいる。
- 作品の癖が強く、キャラや文体が合わないと入り込みにくい。
テンポ・読後感
- 全体はダークで静かな空気が強く、軽快さよりも不穏さが前に出る。
- 事件の合間に関係性や思想を掘るため、読後感は重さと余韻が残る。
- テンポは巻によってばらつきがあり、構成次第でやや間延びして感じられる。
- それでも会話の切れ味や独特の言い回しで引っ張る場面がある。
- 終盤に向けて感情面の着地を重視するため、爽快感より納得感が残りやすい。
キャラクターへの評価
- 志乃は怖さと可愛さが同居する存在として強く印象に残る。
- 「普通ではない」側の象徴として描かれつつ、寂しさや弱さも見える。
- 主人公は志乃を受け止める役回りで、関係性の支え手として見られている。
- 先輩や周辺人物は個性が立つ一方、好みが分かれる。
- キャラの異常性と、そこにある人間らしさの対比が魅力になっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
「……おじゃまします」僕のアパートのドアをノックも無しに開け、当然のように無言で部屋に上がり込む彼女――支倉志乃ちゃん。彼女は小学五年生。僕は大学一年だけど、志乃ちゃんがまだ小さなころから知っている。いわゆる幼なじみというやつなのだ。彼女はグリンピースが嫌いなこと以外、おとなしくて全く手のかからない良い子だ。だけど、僕には一つだけ心配な事がある。志乃ちゃんは猟奇的な事件や怪事件にだけ異常に興味を示すのだ。僕は、志乃ちゃんにはワガママでもいいから普通の小学生でいて欲しいのに。けれど、そんな僕の気持ちなんかおかまいなしに、彼女は一人で危ない事件の謎に近づいていたんだ。大学生の僕とクールな小学生の志乃ちゃんが贈る純愛系ミステリー、登場!!
この巻のあらすじ
「じゃあ、帰ろうか」週に一度の銭湯の帰り。志乃ちゃんは、無言で僕の隣に並ぶ。自然に。ごく、当たり前に。他者との接触を恐れているわけでは無いのに、他者との接触を求めていない――そんな彼女が、どうして僕の傍に居続けているのか――。聞いてみたい気もする。でも、聞いてはいけない気もする。どちらが正解なのかは分からない。だから今は待とうと思う。彼女がそれを語ってくれるその日まで。支倉志乃。無口な小学五年生。僕の妹――みたいな、大切な存在。願わくば、君の見る夢が、この世で最も美しいものでありますように――。猟奇事件に興味を示す、ダークでクールな小学生の志乃ちゃんと大学生の僕との純愛系ミステリー第二弾!
この巻のあらすじ
いつもは僕の家で夕食を食べるシノちゃんが、ここのところ寄りつかない。キララ先輩には「倦怠期ちゃうか?」とからかわれるけれど、僕は心配なんだ。彼女が本気で危ない事件に首を突っ込んでるんじゃないかと……
この巻のあらすじ
珍しくデパートへ買い物に来た「僕」たち。だが、なんとそこで爆弾騒ぎに巻き込まれてしまう! 爆弾を発見したものの、デパートの電源が落ち、閉じこめられてしまう。カウントは7200秒! 犯人はいったい!?
この巻のあらすじ
デパートでの爆弾事件のあと、入院してしまった僕のところに、いつものメンバーがお見舞いにやってくる。そこで鴻池キララが、かつて3人で解決した「リゼィエの日記」の話を語りだした。ダークミステリー第五弾!
この巻のあらすじ
絵画展を見に行ったことがきっかけで、僕と志乃ちゃんは山奥にある画家の屋敷に招待される。楽しいお泊まり旅行になるはずが、その夜、バラバラ殺人が! いつになく事件に消極的な志乃ちゃんを僕は心配するのだが…
この巻のあらすじ
とあるパーティに参加した僕と志乃ちゃん。身元不明の死体の傍にパーティの招待状が落ちていたという理由でキララも来ていた。僕の悪い予感が的中し、そこで殺人が!志乃ちゃんは40年前の事件との関係を指摘するが
この巻のあらすじ
正月に帰省した「僕」へ、自殺したはずの少女から年賀状が届く。いったい誰が何のためにこれを? 調査を始めた「僕」は、彼女が政略結婚させられたあげくに殺されたのではないかという事実をつきとめるのだが--。
この巻のあらすじ
去年の4月に起きた連続殺人事件。犯人の自殺で終わった筈だったが、再び同様の事件が!「僕」は志乃ちゃんと最悪の形での再会を果たした、あの事件を思い出していた。ナイフを手に立っていた、あの志乃ちゃんの姿を
この巻のあらすじ
「僕」と志乃ちゃんが最悪の出会いを果たした連続殺人事件の模倣事件が再び起きた。事件の裏には一体何が!? 銃弾に倒れたキララ先輩のためにも、そして「僕」たちのためにも、真相に向き合わなくてはいけないんだ
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