西暦12050年、核戦争の後に再編された地球では、吸血鬼の〈貴族〉が人類の上に立つ。そこへ、貴族には手を出さず宝物だけを抜き取る泥棒青年スティールが現れ、〈拝借屋〉として貴族社会の標的になる。物語は、支配階級としての吸血鬼と、そこへ抗う人間たちのせめぎ合いを背景に、盗みを生業にする一人の男の行動を追う。貴族ハンター、ハカアバキ、串刺師といった呼称が示すように、陣営ごとの役割が明確に置かれ、世界の中で誰が何を狙い、何を奪うのかが前面に出る。吸血鬼側の秩序が揺らぐ時代に、盗賊の立場からその内部へ割って入る構図が一冊で示される。

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  • AI分析(あらすじ)

    核戦争後の未来世界、吸血鬼社会、盗賊と追跡を軸にした構図に関心がある人。

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貴族泥棒スティール
2015年10月 ISBN 9784620210032
この巻のあらすじ

西暦12050年――人類による核戦争後に、世界に覇を唱えたのは〈貴族〉こと吸血鬼であった。しかし、やがて謎の種的衰退に陥り、塵芥のごとく扱っていた〈人間〉たちの反抗を許すことになる。いわく〈貴族ハンター〉、いわく〈ハカアバキ〉、いわく〈串刺師〉――そして中でも貴族の憎しみと怒りの対象となったのが、貴族には指一本触れず、その宝物を奪い去る〈拝借屋〉であった。貴族の歴史上はじめて、"お尋ね者"になった泥棒青年・スティールが巻き起こす、痛快アクション!

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