公爵令嬢ミレイナ・エモンスキーは、10歳の時に自分が物語の中にいると気づき、それ以来、第三王子セドリックを家庭教師兼幼馴染として見守ってきた。8年後の舞踏会で、セドリックは本来正ヒロインと結ばれるはずの相手と出会う予定になっているが、ミレイナは自分も将来を考えて婚活を始めるつもりで打ち明ける。するとセドリックは彼女に求婚し、二人の関係が変わり始める。王子と令嬢の距離、物語の進行役とされる立場、結婚相手探しを軸に、王宮社交界を舞台にした恋愛が描かれる。王宮や公爵家の社交、舞踏会、婚約と婚活が接点になり、ミレイナが見守る側から当事者へ移っていく流れが中心になる。シリーズは、推しとして距離を保っていた王子との関係が、求婚を機にどう変わるかを追う構成。
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