情報
人の心を読める女子高生・大葉香夏子を主人公にした、現代の探偵ものと謎解きコメディを組み合わせたシリーズ。香夏子は犯人の思考やトリックの手がかりを直接つかめる一方で、証拠をどう集めてどう示すかで行き詰まり、事件解決の最後の一手に苦戦する。密室の怪事件、遺言書逸失事件、見立て殺人などを相手に、読心で得た情報を捜査や立証へつなげる流れが物語の軸になる。能力の強さと、法的に通る証明方法の不足が噛み合わないまま進む構成で、事件ごとに真相把握と証拠化の距離が描かれる。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 読心で犯人はすぐ絞れるのに、証明に手こずる発想が新鮮。
- コメディとミステリの両方を行き来する軽快さがある。
- 香夏子のハッタリ、機転、度胸で押し切る場面が楽しい。
- 事件ごとにひとひねりあり、単純な一発ネタで終わらない。
- キャラの表と裏、会話の掛け合いが読みどころになっている。
こんな人におすすめ
- ラノベ寄りのミステリを気軽に読みたい人。
- 先に犯人がわかるタイプの逆算型推理が好きな人。
- コメディ強めの事件簿や異能ものが好みの人。
- 事件のロジックよりキャラの勢いを楽しみたい人。
- 1冊でさくっと読める連作短編を探している人。
人を選ぶポイント
- 本格ミステリとしての厳密さを最優先する人には粗さが気になる。
- タイトルほど主人公が終始ドジではなく、期待とのズレが出やすい。
- 笑いの比重は想像より控えめに感じる場合がある。
- 事件や展開にシリアス寄りの要素が混ざる。
- 仕掛けの都合上、会話や状況の強引さが気になる場面がある。
テンポ・読後感
- 序盤からテンポよく事件が進み、読みやすい。
- 読心で真相を掴んでから証明へ向かう流れがスピーディー。
- 連作短編らしく、各話ごとに味付けが変わる。
- コメディの軽さの中に、後半で伏線回収やシリアスさが入る。
- 読後感は概ねすっきりしていて、気楽に手に取りやすい。
キャラクターへの評価
- 香夏子は「頭が悪い」より、知識不足と機転の両方が目立つ。
- バカっぽさより、ハッタリと応用力で探偵役をこなす印象。
- 相棒や周囲のツッコミ役が入ることで会話が立つ。
- 刑事や義妹など、脇役のキャラ立ちが強い。
- 表向きと内面のギャップが見えて、人物の魅力につながっている。
巻一覧
この巻のあらすじ
ミステリーのお約束を無視した新・謎解きコメディ開幕!
『ラスダン』サトウとシオ最新作は、心が読める女子高生名探偵!?
人の心が読める能力をもった女子高生・大葉香夏子。この能力を探偵として使えば最強なのでは!? 難事件も華麗に解決して一攫千金待ったなし! と意気込むもののーー残念ながら香夏子はバカなのだった!
「トリックも真犯人も分かる。だけどーー証拠がどこにもないのよ!」
ああっ、読心能力者なのに頭がわるい! 本当に探偵できるのか!? 密室の怪事件、遺言書逸失事件、奇妙な見立て殺人事件ーー犯人の秘密はお見通しなのに、肝心の証明方 法が全っ然わからないんですけど! ミステリーのお約束を無視して犯人の心を直接読んじゃう、掟破りの新・謎解きコメディ開幕!
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