亡国の王子ラエルが、秘宝「創世の石」を盗んだとされる天才調香師エォンを追うところから始まるファンタジー。舞台は、秘宝や特異体質が物語の進行に関わる幻想世界。傷が治る不死身のエォンと、宝石しか食べられない少女レクィエが現れ、追跡は逃亡を含む動きへ変わる。王家の立場、秘宝の行方、二人の体質が絡み、ラエルを中心に三人の関係が動く単巻構成。調香師という職能、秘宝の由来、身を隠しながら進む移動が重なり、出会いから行動方針までが一本の線で結ばれる。王子の追跡、不死身の回復、レクィエの同行要請が同じ場面に集まり、物語の軸を作っている。

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  • AI分析(あらすじ)

    ・亡国の王子や秘宝をめぐる物語を読みたい人 ・不死身や特異体質の設定があるファンタジーに関心がある人 ・追跡と逃亡が交差する構成を好む人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 独創的で練り込まれた世界設定が目を引く。
  • 耽美的で幻想的な場面の描写が印象に残る。
  • 切なさやもどかしさを軸にした恋愛要素が強い。
  • タイトルの物騒さと中身の雰囲気の落差が興味を誘う。
  • 読み切りでも大きな構想を感じる密度がある。

こんな人におすすめ

  • 斬新なファンタジー設定を楽しみたい人。
  • すれ違い気味の切ない恋愛が好きな人。
  • 美しいラストや余韻を重視する人。
  • 耽美寄りの雰囲気や哲学的な空気感が好みの人。
  • 多少の説明多めでも世界観重視で読める人。

人を選ぶポイント

  • 設定説明が多く、物語に入り込みにくい場面がある。
  • 人物の関係性や感情がつかみにくい。
  • 名前が読みにくく、キャラを覚えづらい。
  • 挿絵の雰囲気が作品世界と合わないと感じる声がある。
  • 展開が駆け足で、もう少し掘り下げがほしい。

テンポ・読後感

  • 序盤から世界観の情報量が多く、やや説明的。
  • 中盤は設定や人物関係を追う読み方になりやすい。
  • 終盤に向けて感情の揺れが強まり、ラストは美しく締まる。
  • 全体に静かで耽美、切なさと虚無感が混じる。
  • すっきり読める一方で、余韻は重めに残る。

キャラクターへの評価

  • エォンは献身的だが、子どもっぽさや好みの分かれやすさがある。
  • レクィエは受け止めきれない想いを抱える人物として切なさが強い。
  • ラエルは不憫さや報われなさが印象に残る。
  • 主役3人の感情は濃いが、共感しやすさには差がある。
  • 脇役や人物同士の結びつきは、やや薄く感じられることがある。

巻一覧

最後のひとりが死に絶えるまで
2009年11月 ISBN 9784086013536
この巻のあらすじ

亡国の王子ラエルは、秘宝≪創世の石(ローデリオン)≫を盗んだ天才調香師と言われるエォンを追っていた。しかし追いついたと思った矢先、エォンは賊に斬られてしまった! ところが暫くすると、目を覚まし傷も治っている。エォンは不死身で、連れの少女レクィエは宝石しか食べられない特異体質なのだという。そして、レクィエはラエルに「私を連れて逃げて」と迫り――!? 2009年度ロマン大賞受賞作!

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