真伝勇伝・革命編 堕ちた黒い勇者の伝説
- 著者
- 鏡貴也 / とよた瑣織
- イラスト
- —
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2007-2013
- 巻数
- 8巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 8巻まで
ローランド帝国を舞台に、若くして国王となったシオンが、革命へ至るまでの過程とその背後にある事情を描くシリーズです。王権、私設兵団、剣の一族、記憶の喪失、研究施設などが絡み、国家の内部で進む権力闘争と秘密の積み重なりが物語の軸になります。中心人物はシオン、クラウ、ルシルで、視点を分けながら同じ革命の周辺を多角的に追います。帝国の過去と現在、個人の記憶と国家の制度が交差する構成で、戦場と宮廷の両方へ広がっていきます。8巻構成で、革命の前後や人物ごとの事情を順に掘り下げる形です。続編・外伝・短編の情報はありません。 なお、各巻のあらすじは本編の周辺事情を補う内容で、革命の背景と人物関係を段階的に整理しています。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 空白の2年間や革命の裏側が埋まっていく構成で、既刊を読んでいるほど引っかかる仕掛けが多い。
- シオン、ルシル、リューラ、ミラー周りの関係が整理され、人物の動機や立ち位置が見えやすくなる。
- シリアス本編と短編の落差が大きく、重さのあとに軽いノリで息抜きできる。
- サブキャラの見せ場が多く、クラウやルーク、フェリスなどの動きが印象に残る。
- 先の展開を匂わせる要素が多く、シリーズ全体のつながりを考える楽しさがある。
こんな人におすすめ
- 伝勇伝本編を追っていて、裏設定や時系列の補完を楽しみたい人。
- キャラ同士の関係性や過去の因縁をじっくり知りたい人。
- シリアスとギャグの切り替わりをライトノベルらしく楽しめる人。
- 本筋だけでなく短編や番外の空気感も含めて読みたい人。
- 既刊とのつながりや伏線回収を重視する人。
人を選ぶポイント
- 本編の進みはかなりゆっくりで、短編が挟まるぶん物語が進んだ実感は薄め。
- 時系列が前後しやすく、冒頭で状況をつかみにくい場面がある。
- 設定や強さの描写が感覚寄りで、整合性を細かく気にすると引っかかる。
- 短編の比率が高い巻は、本編をもっと読みたいと感じやすい。
- シリアスな流れの途中でもギャグ調が入るため、重厚さだけを期待すると温度差がある。
テンポ・読後感
- 全体はシリアス寄りだが、短編でいつもの軽口やハイテンションが戻る。
- 過去編・補完編らしく、謎が少しずつ明かされるじわじわ型の進行。
- 物語の熱量は高い一方、ページ数の少なさで「もっと進んでほしい」と感じやすい。
- 戦いや対話は勢い重視で、理屈よりノリと感覚で読ませる場面が多い。
- 伏線の配置が多く、読み終わったあとに全体像を考え直したくなる。
キャラクターへの評価
- シオンは苦悩や覚悟が強く出ていて、王としての重さや孤独が印象に残る。
- ルシルは冷静さと人間味の両方が見え、フェリスへの思いが強く伝わる。
- リューラは圧倒的で、人間離れした存在感が話の軸を大きく動かす。
- クラウとルークは頼もしさが目立ち、革命側の見せ場を支える。
- フェリスは短編で崩れ気味だが、その振れ幅が愛嬌として受け止められている。
巻一覧
この巻のあらすじ
若くして絶大な権力を手にした、ローランド国王シオン。彼はいかにして、革命を成し遂げたのか――!? 物語はついに真相に! まだ誰も見たことのない「伝勇伝」が、ここからはじまる!!
この巻のあらすじ
母を亡くした少年、クラウは、ある組織・エーミレル私設兵団のもとに身をよせるが、そこはとある目的のための研究所だった。全く新しい切り口で描かれる伝勇伝サーガ第二弾! 革命前夜を目撃せよ。
この巻のあらすじ
ミラーの駒として傀儡の英雄に祭り上げられたシオン。しかし彼は、密かに味方を増やしていた。そしてついに剣の一族・エリス家のルシルと、ある契約を交わす──。知られざる革命の真実が語られる、最新刊!
この巻のあらすじ
王族が受ける、王になるための試練。その結果、ローランド帝国には“化け物”が産み落とされていく。試練を体験し、真実を知ったシオンは、いよいよ動き出すのだが!? 知られざる過去が語られる革命編、4弾!
この巻のあらすじ
ローランド王を守護するエリス家当主・ルシル。彼は知らぬ間に記憶を奪われていた。その記憶を探るうちに、彼は真実を取り戻す。それは彼が妹に頬笑みかけていたころの物語。すべての闇が姿を見せる伝勇伝サーガ。
この巻のあらすじ
シオンは、亡くした仲間たちを思う、囚われのライナを想う。もう二度と決して、誰も哀しませない、何も失わせない。そのためだけに、彼は、ローランド帝国の権力と暴力の頂点……父が座る、血塗られた玉座を目指す!
この巻のあらすじ
戦場と化した街の中で、革命の象徴として戦うクラウ。その陰で、舞台を整えるべく暗躍するルークたち。一方、シオンは、玉座の間の扉を開く。この国の王であり、憎むべき父と対峙した時、シオンは何を想う――!?
この巻のあらすじ
戦場の死神クラウが倒れ、劣勢に追いやられた革命軍。だが、クラウの叫びに呼応した敵兵の寝返りで、戦線は崩壊の手前で維持されていた。そんな状況で、奇蹟を起こしてみろと迫るルシルに、シオンは――!?
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