TERRAとNESSが対立する銀河系島宇宙を舞台に、宇宙戦艦TA-29の操艦に関わる洋子たちが各地の艦隊戦や事件に向き合うSFシリーズ。アイドル的な女性プレイヤー、ライバル艦隊、星系ごとの利害が重なり、消失した宇宙船や『スターケージ』、空間歪曲現象『ディラックの嵐』などの謎が全体をつないでいく。戦闘の場は宇宙空間だけでなく、氷に覆われた衛星の海中や観光惑星にも広がる。各巻では特定の任務や現象に応じて艦や装備が切り替わり、宇宙戦艦の扱い方と勢力間の関係が少しずつ変化する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 10年単位で待たされた作品が本当に完結した事実そのものに重みがある。
- SFガジェットや宇宙規模の舞台設定が派手で、設定を追うだけでも楽しい。
- 伏線回収や時間概念のひねりが効いていて、ライトノベルとしては意外に本格寄り。
- 日常会話やゲーム・アニメ・時事ネタの軽さが、重いSF設定を読みやすくしている。
- 長く読んできた人ほど、キャラ再登場や再会の感慨が大きい。
こんな人におすすめ
- 長期シリーズを最後まで見届けたい人。
- スペースオペラやSFギミックが好きな人。
- 軽口やオタクネタ混じりのノリを楽しめる人。
- 完璧に回収される謎より、作品全体の熱量や完結の達成感を重視する人。
- 旧版からの読者で、再読しながら完結編を味わいたい人。
人を選ぶポイント
- 人間関係の掘り下げは薄めで、感情面の決着を強く求めると物足りない。
- 登場人物が増えるにつれて、脇役や勢力図が把握しづらくなる。
- 中盤以降は本編の進みがゆっくりで、引き伸ばし感が出やすい。
- 作品内の時事ネタや流行ネタは古さが出やすい。
- ラストはSF的なまとまりを優先していて、余韻や補完をもっと欲しくなる。
テンポ・読後感
- 軽快な会話とコミカルな掛け合いでテンポは読みやすい。
- 宇宙戦や巨大構造物の描写は派手で、場面ごとの見せ場が強い。
- 物語全体は長期スパンで進み、終盤ほど完結へ向けた感慨が前に出る。
- 途中に短編的な息抜きが挟まれ、シリアス一辺倒にはならない。
- 進展が少ない巻では、雰囲気や設定の面白さで引っ張るタイプ。
キャラクターへの評価
- ヨーコは強気で突っ走る主人公として印象が強く、存在感がぶれない。
- 綾乃、まどか、紅葉など主要キャラは名前だけで判別できるほど立っている。
- まどかはツッコミやいじられ役として目立ち、場を動かす。
- テンツァーは好悪が分かれやすく、読者の反応がかなり強い。
- ライバルや脇役は魅力的だが、関係図が複雑で追いにくい。
巻一覧
この巻のあらすじ
TERRAの撃墜王の一人にして、プラチナブロンドの長い髪とセクシーなボディライン、そしてトレードマークの眼鏡をかけた二十歳そこそこのシルヴィー・ドレッドは、敵味方双方に熱狂的なファンを持つアイドル的な女性プレイヤー。そんな彼女が「TERRAナンバーワンプレイヤーの座をかけて」と、ライバル視する洋子の所属するタイラント艦隊に移籍を希望して――!? 混迷極まる第2巻!!
この巻のあらすじ
またまたレッドスナッパーズの四姉妹を相手に戦うことになった洋子たちだったが、どうやら敵さんは任務をほっぽり投げて個人的な恨みで行動している模様……。作戦も何もあったものではない攻撃に、徐々に戦闘は不毛の様相を呈しつつあった。そんな折、突然現れた正体不明の戦闘艦が射ち出したモノに、一同の目は一気に点になってしまう!? 外伝シリーズも巻き込み始めた、暴走の第3巻!
この巻のあらすじ
『オールドタイマー』が残した殻付きブラックホール『エッグ1』の爆発に巻き込まれた洋子は、気がつくと見知らぬ場所に立っていた。そこはまるで歴史ある図書館のように、無数の書棚が埋めつくす空間。自分の置かれている状況に混乱する洋子が「大丈夫よ」という声に振り返ると、そこには大人びた顔つきをした七~八歳ぐらいの女の子の姿があって――!? 謎が謎を呼ぶ、急展開の第4巻!
この巻のあらすじ
NESSの古戦場だった巨大ガス惑星の衛星『アクアリウム』は、星全土を覆う氷の下に海を持つ不思議な天体。その『アクアリウム』の領有権を手に入れたTERRAが環境資源調査を行っていると、突如、海中を移動する未確認物体から攻撃を受けた。洋子たちは仕掛けてきたのがNESSの可潜艦かどうかを探るため、水中装備に換装したTA-2系列艦で出撃するが――!? 風雲急を告げる、第5巻!!
この巻のあらすじ
TERRAにもNESSにも属さないネグネット星系は観光以外にこれといった産業もなく、経済状況はジリ貧状態。そこで星系を所有している若き当主が思いついたのが、宇宙戦艦のアイドル搭乗員たちが行う戦闘の場を提供することで、彼女たち目当てでやって来る観光客を呼び込もうというもの。しかし、その裏にはもう一つのある邪な企みが隠されているのだった……!? 手に汗握る、第6巻!!
この巻のあらすじ
謎の宇宙船『ダンディライオン』を捕獲する為、敵対関係にあるTERRAとNESSが史上初の共同作戦を展開することになった。しかし、それを快く思わない勢力によって事態はとんでもない方向に転がって――!? クライマックスを迎える『ダンディライオン』編の後編に、綾乃のライバルとなる新キャラクターが登場する『紅のチャレンジャー』ほか二編を収録した、絶好調シリーズ第7巻!!
この巻のあらすじ
多くのミステリーに包まれたまま『スターケージ』の中で消失した謎の宇宙船『ダンディライオン』――その『ダンディライオン』の消えた原因を解明するために派遣された調査船団の前に現れたのは、洋子の乗る特一級打撃戦艦TA-29そっくりの『幽霊船』だった!? 物語も終盤に差しかかり緊迫の度合いを増す一方、洋子たちの新しいライバル=フェイズ2チームも勢ぞろいする、お祭り騒ぎの第8巻。
この巻のあらすじ
銀河系島宇宙の各所で、発光を伴う空間の歪みが戦闘艦を呑み込んでしまう現象が起き始めた。『ディラックの嵐』と呼ばれるその現象は、奇妙なことにTERRAの戦闘艦のみを選別して『スターケージ』へと送り込んでいるらしい。その『ディラックの嵐』が、NESSの新型艦と戦闘していた洋子のTA-29にも襲いかかり――!? 『スターケージ』の謎と洋子の役割の一端が明らかになる、驚愕の第9巻!!
この巻のあらすじ
銀河系内で、褐色矮星が一月足らずの間に恒星化する異変がいくつも観測されるようになった。それらの褐色矮星の核(コア)近くには、人口の点火装置らしきものが見つかっている。明らかに『オールドタイマー』の遺跡と思われるその装置が、今のタイミングで発動した意味とは――!? 洋子がどのようにして三〇世紀の未来で宇宙戦艦の搭乗者としてスカウトされたのかも明らかになる、掟破りの第10巻!!
すべての巻を見る(全13巻)
この巻のあらすじ
「オールドタイマー」は、銀河中の恒星を超新星化しようとしているのではないか、というローソンの報告に戦慄するTERRA上層部。それが事実なら、人類は銀河系外へ脱出しなければならないからだ。すべての真相は果たして──!?
この巻のあらすじ
洋子とTA-29が参戦しないまま開始された戦闘は、レギュレーション違反のネプチューンが圧倒的な攻撃能力で他艦を撃破し、そのまま「アイアンフィスト」の調査に向かってしまう。取り残された洋子たちは、手がかりを求めて「メリーゴーランド」に向かうのだが……!?
この巻のあらすじ
宇宙に浮かぶ遊園地に、本物の宇宙戦艦が展示されることになった。その宇宙戦艦には子供でも操縦できるシステムを採用する予定なのだが、適当なサンプル・データを取れる人間が見当たらない。そこで白羽の矢が立ったのは千里だった。完全新作書き下ろし。
星評価・感想
構造レビューと同じ星評価・感想欄に保存されます。平均・中央値は上の「構造レビュー」欄に表示されます。 構造レビューを書く
感想を投稿するにはログインしてください。
まだ感想はありません。
