ボロボロに傷ついた犬を拾った少女マリスと、彼女の家で暮らすことになる男ゼレクを中心にした恋愛ファンタジーです。舞台は王家や英雄の存在が物語に関わる西洋風の世界で、失踪中の「救国の英雄」と、彼を犬だと思い込むマリスの同居生活から話が始まります。無口で無関心に見えるゼレクがマリスにだけ示す態度を軸に、二人の関係と周囲の反応が描かれます。物語は日常のやり取りから王家の伝説に関わる出来事へ広がり、身近な関係と国家規模の事情がつながっていきます。1巻構成のため、単巻で関係性の始まりと事件の流れがまとまっています。1巻完結です。短編・外伝の情報はありません。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 犬にしか見えない相手と、周囲には英雄として扱われる相手の認識差が強いフックになっている。
- ぶっきらぼうで強いのに、ヒロインにだけ甘える関係性が刺さる。
- 飼い主とわんこのような構図、共依存めいた距離感が楽しい。
- しっとりした文体や、コミカルさと不思議さが同居する空気感が好評。
- 追加加筆や書籍版ならではの読み味を楽しむ声もある。
こんな人におすすめ
- 変わった設定のラブファンタジーを読みたい人。
- 溺愛、独占欲、甘やかし強めの関係が好きな人。
- 主従っぽい空気や、飼い主と犬のような掛け合いが好みの人。
- ほのぼの寄りの共依存や、じわっと甘い恋模様を求める人。
- 軽めの不思議設定をコミカルに楽しみたい人。
人を選ぶポイント
- 設定の説明や文章の運びがやや読みにくいと感じる人がいる。
- ライト文芸としての厚みや完成度を期待すると物足りなさが残る。
- 物語の仕掛けが独特で、最初はつかみにくい。
- かなり甘めで、展開の好みが分かれやすい。
- 細部の粗さを気にすると入り込みにくい。
テンポ・読後感
- 軽やかで読みやすい一方、どこかしっとりした空気がある。
- 認識のズレを使った不思議さが、怖さよりコミカルさに寄っている。
- 中盤以降は関係性の甘さが前に出て、ほっこりした読後感につながる。
- 大きな事件の流れがあっても、全体の印象はやわらかい。
- じわじわ甘くなるテンポで、ベタ甘寄りの余韻が残る。
キャラクターへの評価
- マリスは包容力があり、相手を甘やかしつつ手綱を握るタイプとして受け止められている。
- ゼレクは強者なのに、マリスの前では独占欲や甘えが目立つ存在として印象的。
- 二人とも純粋で、周囲から見るとバカップル感が強い。
- 部下たちや脇役はツッコミ役として機能し、関係性の面白さを引き立てる。
- 王家側の人物には厳しい目が向きやすく、対比がはっきりしている。
巻一覧
犬を拾った、はずだった。 わけありな二人の初恋事情
この巻のあらすじ
ボロボロに傷ついた犬を拾ったマリスは自宅で一緒に生活することに。そんな中、ある事件をきっかけにマリスの犬がなんと失踪中の「救国の英雄」ゼレク・ウィンザーコートだということが判明する! 普段は無口で無関心なゼレクがマリスにだけは独占欲を露わにしていることに周囲は驚きを隠せずにいたが、マリスは別の意味で驚いていた。 「私にはどこからどう見ても犬なんですけど!?」 摩訶不思議な二人の関係は、やがて王家の伝説にまつわる一大事件に発展していきーー!? プロローグ 一章 マリス・ラークの日常 二章 救国の英雄 三章 束の間の休暇 四章 突然の嵐 五章 夜明けの先の幸福 エピローグ
星評価・感想
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