花の聖女と胡蝶の騎士
- 著者
- 森湖春
- イラスト
- whimhalooo
- レーベル
- 電撃の新文芸
- 刊行年
- 2023-2024
- 巻数
- 2巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
十六歳の誕生日に『黒薔薇の魔女』の烙印を押されて辺境の『いばらの城』へ送られた令嬢リリアーナが、素顔を隠した護衛騎士ハリーと行動を共にしながら、自分に備わっていた青薔薇の聖女としての力を知っていく物語。舞台は竜が舞う街シュタッヘルとフランツェ山脈の周辺で、女神への祈りで起こる奇跡、花の名を持つ聖女たち、領地の管理、竜の巣での卵の世話、王都から来た行政官からの学びが重なる。追放から始まった関係は、領民とのやり取りや竜との接触を通じて広がり、恋愛と新米領主としての務めが並行する。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 童話や昔話を思わせる雰囲気があり、物語の入口がつかみやすい。
- 立場の弱い二人が出会う導入に、応援したくなる温度がある。
- 読みやすい文体で、軽やかに物語へ入りやすい。
- 国王の振る舞いに対する評価が高く、筋の通った展開として受け止められている。
こんな人におすすめ
- おとぎ話風のロマンスやファンタジーが好きな人。
- じれったい関係の進み方を楽しめる人。
- 童話モチーフや昔話の雰囲気に惹かれる人。
- 逆境から始まる恋愛ものを読みたい人。
人を選ぶポイント
- 自信のなさや空回りが強く、序盤はもどかしさがある。
- しんどい境遇の描写があるため、明るさだけを求めると重く感じる。
- 物語の進みは穏やかで、派手な展開を期待すると合わない。
- 登場人物の立ち位置に対する不憫さが前面に出る。
テンポ・読後感
- 童話調のやわらかい空気で進。
- 序盤から不遇さと期待感が同時に立ち上がる。
- 読みやすさがあり、重すぎないテンポで進行する。
- すれ違いとハラハラ感がほどよく続く。
キャラクターへの評価
- リリアーナは蔑まれてきた背景があり、控えめで自信の薄い印象。
- ハリーも見た目や扱われ方で損をしてきた感じが強い。
- 二人とも不器用で、気持ちが空回りしやすい。
- 国王は物語の締めを引き締める、頼もしさのある存在として映る。
巻一覧
この巻のあらすじ
十六歳の誕生日に、国に害をなす『黒薔薇の魔女』の烙印を押された令嬢・リリアーナ。 辺境の「いばらの城」へ追放される彼女には「毛虫の騎士」と呼ばれる素顔を隠した青年・ハリーが同行することになる。 無垢な“魔女”と、そんな彼女に一目惚れしつつも護衛に徹する仮面の騎士。 しかし道中、ハリーは原因不明の病で倒れてしまった。 生死の境を彷徨う彼を救うためにリリアーナが女神に祈りを捧げた時、思いもよらない“奇跡”が起こりーー 「ないない尽くし」の不遇な少女は、なんと伝説の『青薔薇の聖女』だったーー!? 竜の舞う街シュタッヘルで紡がれる、美しい花々に彩られた恋と奇跡の物語が幕を開ける。 プロローグ 第一章 黒薔薇の聖女 第二章 毛虫の騎士 第三章 聖女の祝福 第四章 黒薔薇の街、シュタッヘル 第五章 木香薔薇の聖女 第六章 祝福の特訓 第七章 フランツェ山脈の竜 第八章 青薔薇の聖女
この巻のあらすじ
奇跡を起こす『青薔薇の聖女』として覚醒したリリアーナは、シュタッヘルの新米領主として、王都から派遣されてきた行政官のエルディから領地経営について学ぶ日々を過ごしていた。 従者のハリーには相変わらず甘々に溺愛されているが、彼女自身は彼への想いを、まだ恋とは意識できずにいる。 領民との関係は良好で、忙しいながらも充実していたある日のこと。リリアーナは、黒竜のネラに招待された「竜の巣」で母親が行方不明の竜の卵を預かり、世話をすることになってーー。
大好きなひとたち、そして領地のため、かつて「ないない尽くし」と呼ばれた少女は奮闘する。 花々の祝福を受けた聖女の恋と成長の物語、堂々の完結! プロローグ 第一章 氷柱の行政官 第二章 行政官と騎士の対立 第三章 竜のたまご 第四章 かすみ草の聖女 第五章 竜の子育て 第六章 母竜との再会 第七章 花の聖女が語る夢
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