星空のコンシェルジュ

基本情報
著者
光野鈴
イラスト
刊行年
2015
巻数
1巻
アニメ化
属性

構造レビュー

星評価

編集部判定 良作

評価

ストーリーの良さ
A (3)
キャラクター
S (4)
設定・世界観
S (4)
話題性
C (1)
初心者向け
S (4)
読後感の良さ
A (3)
テンポの良さ
S (4)
読みやすさ
S (4)

短評・キャッチコピー

編集部

ペンションを紹介するために、主人公がさまざまな人と関わりながら大切なものを思い出す姿が見られる作品。

概要

編集部

ペンションの紹介記事を書くことになった主人公だったが、通った企画は主人公の妄想企画だったため、それを実現するために期間限定で「星空案内人」として働くことになる。さまざまな人との出会い、関わり、そして恋などを経て、主人公は大切なものを思い出す。

こんな人におすすめ

編集部

・ペンションが好きな人 ・天体観測や星座などが好きな人 ・夢を諦めきれない人 ・星空を眺めたいなと思う人

内容・特徴

編集部

天文家になる夢を諦め、旅行雑誌社で働く主人公が、妄想企画を実現するために、実際にペンションで「星空案内人」として働くことになる。さまざまな人との出会い、成長、恋などを経て、主人公自身が大切なものを思い出していく。星座の知識や星の話などが盛り込まれており、天体観測をしてみたいな、と感じられる部分が多い。

著者情報

編集部

光野鈴(ひかりの・すず) 第18回電撃小説大賞応募をきっかけにデビュー。 ≪代表作≫ ・マジックバーでは謎解きを~麻耶新二と優しい嘘~ ・星空のコンシェルジュ ・彼女はワロスの盟主さま はじめての天下逃一

イラストレーター情報

編集部

なし

文体

編集部

丁寧に描かれているが、会話文が多め。主人公の気持ちを表す会話文が多く感じた。

世界観の作り込み

編集部

ペンション、天体観測、星座などの設定はよくある設定に感じられるが、その中に主人公の知識の深さが感じられ、天文家になりたかったのだろうな、という気持ちを感じることができた。ブログを書くシーンがあるが、その部分などで主人公の気持ちを誰かに発信したいという感じなのか、と感じ、現代の若者の心境ではないか、と感じられる作りであった。

ジャンル・テーマ総評

編集部

成長していく部分もあるものの、人との関わりや、自分自身の大切なこと、夢などを思い出していく部分の方が強い作品。成長物語としては若干甘め。夢を諦めた主人公が、諦めきれていない部分を持ったまま、現代社会で生きていくのは、共感できる部分が多い。

評価点

編集部

妄想企画が通ってしまう部分は、少し現実味がないように感じたが、その後の主人公の知識の深さなどは、いい表現だったと感じる。知識が深いことで「夢を諦めきれなかった」のだろうな、と感じられてとても共感できた。またペンションや天体観測、星座という、今までも聞いたことがあるようなテーマから、主人公の人生の大切なものを読者も一緒に見つけることができるように感じられた。

【おすすめキャラクター】 宇田川昴太 主人公。星が好きだったが、天文家を諦めて旅行雑誌社で働いている。妄想企画が通ってしまったことをきっかけに、その企画に当てはまるペンション探しをすることに。

総評

編集部

天体観測や星座が好きな人にはとても良い作品。始まり方はやや微妙に感じるところはあるかもしれないが、ペンションを訪れる人との関わり、主人公の大切なものを見ていくと、温かさを感じられる作品であった。知識の深さやブログで情報発信するあたりは、現代の若者が何かを伝えたいと思って行動する姿であると感じられ、作品の多くの部分で共感できるところが多い。ただペンションが好き、ただ星座が好きという人にもお勧めだが、自分の夢を諦めきれない人も読んで何かを感じられる作品であると思った。

ストーリーの説明

編集部

星空案内人という流れはとてもよく、ペンションでのシーンもよかったが、始まりが微妙な感じを受けた。妄想企画がそもそも通らないのでは、と感じる部分があり、もう少し自然な流れで始まるとよかったかもしれない。

キャラクターの説明

編集部

星が好きな主人公やペンションに関わりのある人だけでなく、主人公の働く編集部の人間関係などもキャラクターができていて面白かった。

設定・世界観の説明

編集部

ペンションにお客が来るという話は多いが、雑誌の編集者である主人公を中心に作られた世界観は悪くないものだと感じた。斬新さも感じる。よくある話のような感覚のところに、主人公の知識の深さやさまざまな人との関わりを感じる世界観。

話題性の説明

編集部

特になし

初心者向けの説明

編集部

文章、内容の知識的にもとても難しいという感じは受けず、初心者でも読みやすいと感じた。また星座や星、天体観測などが好きな人にはとても入り込みやすい作品であると感じた。

読後感のよさの説明

編集部

さっぱりとした終わり方であった。主人公がヒロインに対して今後もそばにいてほしい、と伝えているがあまり強さを感じない。

テンポの良さの説明

編集部

ストーリーの途中で主人公がブログの形でペンションのことを書いている部分があり、区切りがよく感じられた。

読みやすさの説明

編集部

難しい言い回しや、天体観測などに関する難しい知識、言葉などはないので、読みやすいと感じる。

巻一覧

星空のコンシェルジュ
ISBN 9784048653428

星評価・感想

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