本作は、現代の水森町を舞台に、妖狐や狸などのあやかしと人間の縁を描く和風恋愛ファンタジー。おっとりした高校生の小春は、花嫁行列で受けたまじないにより妖狐・青月との祝言の席へ入り込み、偽りの花嫁として神社の事情に関わる。一方、祖母の屋敷へ移った皐は、名家の家柄にふさわしい振る舞いを求められながら、山伏姿の漁火や後輩の千景との間で気持ちが揺れる。神社再興、家の格式、学校生活が重なる土地で、少女たちとあやかしの関係が少しずつ組み替わっていく。同じ町の出来事として、前に登場した小春と青月の様子も短く差し込まれる。

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  • AI分析(あらすじ)

    妖狐や狸のあやかし、神社や名家の縁談、身代わり花嫁の話を読みたい人。

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • もふもふの狐や狢など、人外キャラの見た目と仕草が強い魅力になっている。
  • すれ違いながら距離が縮まる、初々しい恋愛の流れが読みどころになっている。
  • ほのぼのした空気と、神社・神使・霊力まわりの和風ファンタジー要素が読みやすい。
  • 挿絵の美形ぶりやキャラの色気が印象に残り、ビジュアル面の満足度も高い。
  • 素直で健気なヒロインと、不器用でも誠実な相手役の組み合わせが好評。

こんな人におすすめ

  • もふもふ系、人外との恋、和風ファンタジーが好きな人。
  • じれじれ・初恋・両片思いの空気感を楽しみたい人。
  • さらっと読める、重すぎないラブストーリーを求める人。
  • 挿絵込みで作品の雰囲気を味わいたい人。
  • 前向きで可愛いヒロインや、クセのある脇役を楽しめる人。

人を選ぶポイント

  • 大きな事件や強い山場より、雰囲気重視で進むため物足りなさを感じる場合がある。
  • 作品によっては甘さや恋愛の進展が控えめで、続きが気になる終わり方になりやすい。
  • 脇役や人外側の事情がやや散らばって見え、まとまりの弱さを感じる読者もいる。
  • キャラの性格が合わないと、狢や狸まわりの印象が分かれやすい。
  • 物語の区切りがきれいでも、シリーズ続行前提の余韻が残る。

テンポ・読後感

  • 全体は軽快で、ストレスなく読み進めやすい。
  • じれじれした距離感から、少しずつ甘さが増していく流れが心地よい。
  • ほのぼの、可愛い、癒し寄りの感触が強い。
  • ときどき切なさや不器用さが差し込まれ、単調になりにくい。
  • きらびやかさより、素直さと安心感で読ませるタイプ。

キャラクターへの評価

  • ヒロインは健気で芯があり、のんびりして見えても意外としっかりしている。
  • 相手役は紳士的で美形、でも不器用さや距離感のぎこちなさが可愛い。
  • 紅尾姫や紅緒さんのような強烈な脇役が、場面を持っていく存在感を出している。
  • 漁火や皐の組み合わせは、ひねくれた可愛さや真っ直ぐさが印象に残る。
  • 祖母や班目翁など、周囲の大人たちも物語の温度を支えている。

巻一覧

旦那さまはお狐さま 〜白狐繚乱恋吹雪〜
2013年11月 ISBN 9784094522709
この巻のあらすじ

お天気雨のち恋晴れ、月夜に狐と祝言!?

おっとり、のんきなお人好しの小春は高校一年生。早くも進路希望書なんぞが配られて悩んでいたある日、お天気雨の降る中で進む花嫁行列を見かける。お天気雨は狐の嫁入りとも呼ばれる…なんてことを考えていたら、花嫁・紅尾にまじないをかけられて、何故か入れ替わって祝言の席に着いていた!? 結婚相手は銀髪の美青年・青月で、小春はうっかりときめくが、実は妖狐の化身で水森神社の御先稲荷だという。霊力の強い紅尾を花嫁に迎えて神社の再興を目指すはずが、わがままな紅尾は小春と入れ替わって女子高生ライフを満喫している… 家にも帰るに帰れないので、仕方なしに「偽者の花嫁」を務めることになった小春だったが…!? 秋にぴったりのファンタジック・ラブロマンス!!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

ひねくれ狸は悪い恋人 〜狢爛漫恋吹雪〜
2014年6月 ISBN 9784094522839
この巻のあらすじ

姫の末裔をたぶらかすのはあやかし青年!?

東京から祖母の屋敷がある水森町に引っ越してきた女子高生の皐。厳格な祖母に認められるために、名家・梶原家にふさわしい優等生を演じようとがんばっているが、家でも学校でも問題続出でなかなかうまくはいかない。ある日〈九十九大狢〉というあやかしの逸話が残る近所の山で、皐は凶暴な孔雀に襲われる。危ないところを救ってくれたのは、この山で修行しているという山伏姿の美青年・漁火。皐を甘い言葉で口説くようにからかってくる彼に、最初は不審を抱いていた皐だったが、家にも学校にも居ずらい皐にとって、意地悪なくせにやさしい漁火との時間が次第に大切なものになっていく。時折、漁火が見せる冷ややかな表情が気になりながらも、皐は彼に惹かれるように…。そんなころ、梶原家に代々仕える家柄の息子で、学校の後輩でもある少年・千景との縁談話が持ち上がり、皐の心は揺れて!? あやかし禁断ラブファンタジー! 前作『旦那さまはお狐さま~白狐繚乱恋吹雪~』のカップル、小春と青月のその後もちらりと登場します、お楽しみに!

※この作品は底本と同じクオリティのイラストが収録されています。

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