魅了の呪いがかかったブレスレットをきっかけに、貴族社会で前代未聞の五組の婚約破棄未遂が起きた後日談を描く。伯爵令嬢エリーゼは、婚約者ザカリーの行動に傷ついて以降、彼を避けて過ごしていた。そこへ、同じ騒動の被害者で昔から憧れていた公爵令嬢ナディアが伯爵家を訪れ、さらに第二王子アシェルもエリーゼの私的な場に関わるようになる。事件の収束後に残った不信感と、爵位差のある人間関係が少しずつ動いていく。犯人は捕まりブレスレットは国に没収されており、焦点は事件の再現ではなく、当事者同士の距離や立場の変化に置かれる。伯爵令嬢、公爵令嬢、第二王子という組み合わせが重なり、エリーゼの視点を中心に関係が広がる単巻構成。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 婚約破棄未遂をきっかけに、傷ついたヒロインが少しずつ自信を取り戻していく流れが読みどころ。
- 公爵令嬢や第二王子、友人たちが物語を動かし、脇役まで含めた人間関係の広がりが楽しい。
- 友情や交流が増えていくことで、閉じた空気から前向きな雰囲気へ変わっていく。
- コミカライズやWEB版から入っても楽しめ、加筆で読みやすくなったと受け取られている。
- 公爵令嬢の存在感が強く、ヒロイン以外のキャラにも目が向く構成が印象に残る。
こんな人におすすめ
- 気弱なヒロインの成長や、傷心から立ち直る過程を見たい人。
- 友情や女同士のつながりがしっかり描かれる作品が好きな人。
- 王子、公爵令嬢、友人たちなど複数キャラの掛け合いを楽しみたい人。
- 百合的な距離感や、公爵令嬢の魅力に惹かれる人。
- コミカライズから原作に入る読者、WEB版と書籍版の違いを気にする人。
人を選ぶポイント
- 登場人物が多く、語り手も切り替わるため、人物関係を把握しづらい。
- ヒロインより脇役の存在感が強く、主役の印象が薄く感じられることがある。
- カエルやトカゲなど爬虫類系の描写が目につくため、苦手な人は注意。
- 題名や構成がやや複雑で、最初は混乱しやすい。
- 一部では展開の好みが分かれ、評価が割れやすい。
テンポ・読後感
- 序盤は婚約破棄未遂の余波で重めだが、交流が増えるにつれて明るくなる。
- じわじわと関係が広がるタイプで、派手な事件連発より人間関係の変化が中心。
- 友情や支え合いが前面に出て、読後感はハピエン寄りで穏やか。
- 会話やキャラの立ち位置で進むため、テンポはやや賑やかで情報量が多い。
- 大団円感があり、続きがあれば別キャラに視点が移りそうな余韻がある。
キャラクターへの評価
- ヒロインは気弱で後ろ向きだが、経験を通して冷静さと自信を身につけていく。
- 公爵令嬢は立ち位置も存在感も強く、読者の印象に残りやすい。
- 第二王子は物語を動かす役割が大きく、ヒロインとの関係性も注目されている。
- 元婚約者は序盤の傷の原因として意識されるが、対峙の場面でヒロインの成長が際立つ。
- 女友達たちは数が多く判別しづらい一方、友情の広がりを支える存在として受け止められている。
巻一覧
憧れの公爵令嬢と王子に溺愛されています!? 婚約者に裏切られた傷心令嬢は困惑中
この巻のあらすじ
★★電子版特典書き下ろしショートストーリー付き★★
魅了の呪いがかかったブレスレットによって起こった、前代未聞の5組の婚約破棄”未遂”事件。騒動の原因となった令嬢は捕まり、ブレスレットは国に没収され、事態は収束したかに思えたが……? 一時的とはいえ、婚約者である侯爵家の令息ザカリーの行動に傷ついた伯爵令嬢のエリーゼは、その不信感から騒動後、ザカリーを避ける毎日を送っていた。しかしある日、同じ騒動の被害者であり昔から憧れていた公爵令嬢のナディアが伯爵家を突然訪れる。さらに、ひょんなことから”趣味”の現場に出くわしてしまった第二王子のアシェルが、なぜだかよく現れるようになって……! 第9回ネット小説大賞「金賞」受賞作。
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