王女エミリーが、大甲冑と鉄球を武器に王国の内乱や外敵の圧力へ向き合う重装甲ファンタジー。舞台は輝鉄という鉱石で身体能力を高める装甲技術がある王国で、王位継承をめぐる対立、護衛騎士グレンや装甲侍女たちとの関係、修道院や戦場、敵地への潜入などが物語を動かす。中心は、エミリーを狙う陰謀と国境を越える戦乱の中で、彼女と周囲がどう立ち回るかという点にある。シリーズ全体では、宮廷内の対立から国家規模の戦局へと舞台が広がり、エミリーとグレンを軸に人間関係と戦いの局面が積み重なる。全5巻で完結する。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 王女と騎士の関係を軸にした宮廷ファンタジーが気になる人 - 重装甲や武装の設定がある戦闘ものを読みたい人 - 王位継承争い、陰謀、戦場の展開に関心がある人

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作品の魅力

  • 鉄球を武器にしたエミリーの戦い方が印象的で、重量感のある戦闘描写が読みどころになっている。
  • 王女からの転落、修道院での再出発、国を背負う立場まで、主人公の変化が大きく追いかけがいがある。
  • 戦闘一辺倒ではなく、下ネタや温度差のある掛け合いが入り、重さの中に軽さもある。
  • 伏線回収や次巻への引きが丁寧で、シリーズを通して勢いが落ちにくい。
  • 架空戦記寄りの手応えや、権力闘争のシビアさがラノベとしては新鮮に受け止められている。

こんな人におすすめ

  • 熱いバトルと戦記ものの空気感を両方楽しみたい人。
  • 容赦のない展開や、命の重みが出る作品が好きな人。
  • 破天荒で下品さもあるヒロイン像に惹かれる人。
  • シリーズを通して伏線や成長を追うのが好きな人。
  • 王道だけでなく、少しハードめなラノベを読みたい人。

人を選ぶポイント

  • 人がかなりあっさり退場するため、軽いノリだけを期待すると重く感じやすい。
  • 序盤は救いの少なさや血なまぐささが強く、気持ちが沈みやすい。
  • 戦闘や戦乱の比重が高く、恋愛や日常の比率は低め。
  • 作品全体の勢いは強いが、もっとじっくり描いてほしかったと感じる場面もある。
  • 主役格の言動やご都合感が気になる読者もいる。

テンポ・読後感

  • 戦闘が多く、最初からクライマックス感のある巻が目立つ。
  • 緊張感の高い場面と、軽口やギャグ寄りの場面が交互に来る。
  • 終盤に向けて一気に加速し、引きが強い構成が多い。
  • 全体として熱血、反逆、哀しさが同居した空気。
  • 物語のテンポは速めで、勢いで読ませるタイプ。

キャラクターへの評価

  • エミリーは豪放で下品さもあるが、仲間や守りたいものへの執着が強く、芯の太さが魅力になっている。
  • グレンは成長枠として見られる一方、強引さや都合のよさが気になる。
  • ロッティやセリーナなど脇役にも見せ場があり、地味でも印象に残る。
  • ヴィルヘルミーネは対抗軸として存在感が強く、対決構図を盛り上げている。
  • 敵味方ともに容赦なく描かれ、善悪よりも戦場での覚悟が前面に出る。

巻一覧

鉄球姫エミリー
2007年9月 ISBN 9784086303750
この巻のあらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】王女ながらも、通常の鎧の三倍の装甲を誇り、輝鉄と呼ばれる鉱石により爆発的に身体能力を向上させる鎧、大甲冑を纏い、鉄球を振り回す少女エミリー。弟王との玉座を巡る争いを避けるために、辺境に身を置くエミリーだが、なおも陰謀の手は迫る。弟王派から放たれた黒い大甲冑に身を包んだ暗殺者、亡霊騎士。その突然の襲撃が屋敷を襲う。エミリーを護るために命さえも懸ける護衛騎士、装甲侍女たち。美しき王女を巡る死闘の行方は…!? 第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー小説、堂々開幕!※この商品にはイラストが収録されていません。

修道女エミリー 鉄球姫エミリー第二幕
2007年12月 ISBN 9784086303972
この巻のあらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】それは孤高の赤き花。若き護衛騎士グレンの師は、かつて、王女エミリーをそう評した。襲撃事件により家臣を失い、修道院に入ったエミリーの下に護衛として赴くことになったグレンは、憧れの王女に会えることに胸を躍らせていた。しかしエミリーは、その想像をことごとく凌駕する! 不意討ち、暴言、セクハラ、鉄球! 描いていたエミリー像が虚しく崩れ去る中、修道院を舞台に再び陰謀の矢が放たれた。迎え撃とうとするグレンだったが…!? 第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、第二幕開幕!※この商品にはイラストが収録されていません。

花園のエミリー 鉄球姫エミリー第三幕
2008年6月 ISBN 9784086304313
この巻のあらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】「おい、グレン。貴様の親父に会いに行くぞ」エミリーが唐突に放った言葉に、護衛騎士グレンは愕然とした。グレンの父ノーフォーク公ジョゼフは、かつてエミリーの命を狙い、家臣たちの命を奪った仇だ。動き出した傍若無人の『鉄球姫』を止めることができるわけもなく、その真意を掴めぬうちに、エミリーは敵地へと潜入を開始する。エミリーの決意と、ジョゼフの思惑が交錯し、彼女は予期せぬ再会を果たす…。一方、北方では敵国ヴェルンスト王国が動き始めていた…! 第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、第三幕開幕!※この商品にはイラストが収録されていません。

戦場のエミリー 鉄球姫エミリー第四幕
2008年7月 ISBN 9784086304399
この巻のあらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】ラゲーネン王国を惨劇が襲った。再び大切なものを失ったエミリーは絶望の淵に沈み、グレンもまた、その心を無力感にさいなまれる。しかし、残酷な現実は歩みを止めない。ヴェルンスト王国はその手をラゲーネン国内に着実に伸ばし、時を同じくして、半島派諸侯が王国に対し、反旗を翻す。王都に迫る脅威から大切なものを護るため、グレンは決意を胸に、苛酷な戦場へと向かう。深い絶望と悲しみの中、一人取り残されたエミリーは、再び立ち上がることができるのか…。第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、第四幕開幕!※この商品にはイラストが収録されていません。

鉄球王エミリー 鉄球姫エミリー第五幕
2009年5月 ISBN 9784086304863
この巻のあらすじ

【SD名作セレクション(テキスト版)】ヴィルヘルミーネ率いる暴竜鉄騎兵を撃退したエミリー。しかし、ヴィルヘルミーネは大兵力をもってラゲーネン王国最後の砦、河岸要塞を包囲した。繰り返される国土への攻撃に、ラゲーネン王国は決断を迫られる。戦と陰謀に散った者たちの想いを継ぎ、己の手が届く者たちを失わぬために、エミリーは決戦を決意、グレンやセリーナたち、共に歩んできた者たちも様々な想いを胸に戦いへ赴く。ここに『鉄球姫』エミリーと『血風姫』ヴィルヘルミーネの戦いの幕が上がる! 第6回スーパーダッシュ小説新人賞大賞受賞の重装甲ファンタジー、堂々の完結!※この商品にはイラストが収録されていません。

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