君のせいで今日も死ねない。
- 著者
- 飴月
- イラスト
- DSマイル
- レーベル
- 富士見ファンタジア文庫
- 刊行年
- 2021
- 巻数
- 1巻
- アニメ化
- —
- 読み放題状況
- BOOK☆WALKER: 1巻まで
屋上で飛び降りようとしていた完璧な美少女・三峰彩葉と、目立たない立場の主人公が出会うことから始まる学園青春恋愛作品。舞台は現代の学校で、空き教室、夜のプール、雨宿り、ゲームセンター、水族館など、日常の場面を通して二人の距離が少しずつ変化していく。物語の軸は、他人の視線に怯える三峰が“完璧な自分”の仮面を外し、主人公との時間の中で「普通」の日常を受け入れていく過程にある。シリーズは一冊完結の構成で、二人の会話と小さな出来事を積み重ねながら関係性を描く。続編・外伝・短編の情報はない。
構造レビュー
作品Q&A
読者の声
読者レビューをもとに AI が要約した内容です。
作品の魅力
- 屋上での出会いから始まる、重めの題材を青春ラブコメに落とし込んだ構成が印象に残る。
- 完璧を演じてきたヒロインが、気を張らずにいられる相手と少しずつ素を出していく流れが丁寧。
- 軽口やおどけたやり取りと、心情面の切なさの落差が効いていて読み味にメリハリがある。
- 海、プール、プリクラ、花火など、ささやかな日常の積み重ねが関係の変化として効いている。
- 1冊でまとまりつつ、尊さやエモさを強く感じさせる点が刺さっている。
こんな人におすすめ
- ボーイミーツガールや青春ラブコメが好きな人。
- 完璧に見えるヒロインの素顔や、心のほぐれていく過程を読みたい人。
- 会話のテンポがよく、甘さと切なさが同居する作品を求める人。
- 重いテーマでも、明るさや軽妙さで読み進めたい人。
- 1巻完結で満足感のある物語を探している人。
人を選ぶポイント
- 自殺を扱うため、題材の重さはある。
- ヒロインの動機やテーマの掘り下げが浅いと感じる読み手もいる。
- 物語の方向性が中途半端で、シリアスとコメディの振れ幅が合わないと受け取られることがある。
- 既視感のある設定として見られる場合がある。
- 強い衝撃や独自性を期待すると、やや物足りなさが残る可能性がある。
テンポ・読後感
- 会話は軽快でテンポがよく、読み始めはかなりスムーズ。
- 全体の空気は明るめだが、内面描写では切なさや息苦しさがにじ。
- 日常の小さな出来事を重ねながら、関係が少しずつ深まっていく進行。
- 重い題材のわりに読み口は比較的軽く、短時間で読める印象。
- 終盤に向けて感情の温度が上がり、余韻のある読後感につながる。
キャラクターへの評価
- Aくんは平凡さを自認しつつ、実際は相手をよく見て引っ張る誠実さが目立つ。
- おどけた態度の裏で必死さが見える点が好印象として語られている。
- 三峰彩葉は完璧な優等生として見られながら、内側には疲れや不安を抱えた人物として受け止められている。
- 素の表情や子どもっぽさが見えた瞬間に、魅力が増すと感じられている。
- 二人の関係は、救う側と救われる側を行き来しながら依存と特別感へ変わっていく印象が強い。
巻一覧
この巻のあらすじ
陰キャでも陽キャでもない、カーストもそこそこの俺。 けれどある日、屋上でばったりと「神に愛された完璧な美少女」と 名高い三峰彩葉が飛び降りようとしているところに遭遇する。
「放っておいて。私、もう死ぬんだから」
そんな彼女を止めて以来、二人で過ごす日々が始まった。空 き教室でピザを食べたり、夜のプールで花火をしたり。「私、 君といるのが楽しいのかも」「君のせいで死ねないじゃん」他 人の視線に怯えつつも、そっと心を開いてくれた三峰。“完璧 な自分”の仮面を取った彼女は、子どもっぽくも可愛くてーー。
これは悩める美少女を、平凡で幸せな青春へと導く物語。 1.完璧美少女と屋上の出会い 2.完璧美少女と貸切りピザパーティー 3.未来の約束と切実な指切り 4.完璧美少女と天才なみー先輩 5.三峰彩葉の『特別』論 6.完璧美少女とゼロ距離勉強会 7.君のせいで今日も死ねない 0.追想。三峰彩葉が屋上にいた日 8.三峰さんと静寂の雨宿り 9.三峰さんのお見舞いへ 10.ゲームセンターvs三峰さん 11.三峰さんと二人きりの誕生日会 12.三峰さんと水族館デート 13.君がいないと息も出来ない 14.三峰さんとサボり逃避行 15.三峰さんと『普通』の日常
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