冬大陸の小国ジントを舞台に、鳳凰を抱える騎兵隊の隊長モートが、貧乏な国の事情に振り回されながら各大陸の国々へ向かう物語。式典費用を工面するための盗みや、援助と引き替えの派遣任務など、国家間の都合が個人の行動を左右する。鳳凰や飛竜、護法師といった存在が絡み、移動先ごとに政治事情や生き物の問題が持ち込まれる。シリーズ全体では、貧乏国の騎兵隊が大陸をまたいで動き、国同士の関係と空をめぐる出来事が連なっていく。続編は同じモートたちが別の国へ赴く形で展開する。続編は本編の延長として、同じ隊と世界設定を使いながら別件の任務が描かれる。

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  • AI分析(あらすじ)

    - 騎兵隊や軍事組織が出るファンタジーに関心がある人 - 鳳凰や飛竜などの生き物が物語に関わる作品を探している人 - 大陸間の移動と国同士の事情が絡む話を読みたい人

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読者レビューをもとに AI が要約した内容です。

作品の魅力

  • 貧乏でクセ者ぞろいの騎兵隊を、実直で面倒見のいい隊長モートがまとめる構図が楽しい。
  • 主要人物だけでなく、おっさん勢や王族、脇役までキャラが立っていて、掛け合いを読む面白さが強い。
  • 世界観は軽妙なノリのまま広がりがあり、神の兄弟や各国の事情などスケール感もある。
  • ひたすらゆるい空気と、モートの鈍感さ・男前さの対比が印象に残る。
  • 1冊でまとまりつつ、続きや番外編を読みたくなる余韻がある。

こんな人におすすめ

  • にぎやかな群像劇や、キャラ同士の掛け合いを楽しみたい人。
  • 鈍感だけど責任感の強い女性主人公が好きな人。
  • 軽めの読み味でも、設定の広がりや世界観の厚みを求める人。
  • おっさんキャラや、クセのある脇役に惹かれる人。
  • きっちりした恋愛より、じれったい関係や周囲の反応を楽しみたい人。

人を選ぶポイント

  • 1冊の中に要素が多く、展開がやや詰め込み気味に感じやすい。
  • 事件の緊迫感より、ゆるさや会話の面白さが前に出る。
  • モートの鈍感さが強く、恋愛面ではもどかしさが残る。
  • 脇役や設定が魅力的なぶん、もっと掘り下げてほしい物足りなさがある。
  • シリアスな重さや濃密なドラマを期待すると、肩透かしに感じる可能性がある。

テンポ・読後感

  • テンポは軽快で、ドタバタ感とゆるい笑いが中心。
  • 物語の規模は大きいのに、空気はのんびりしていて読みやすい。
  • 緊張感は控えめで、深刻さよりもキャラのやり取りが印象に残る。
  • 途中から乗ってくる読み味で、最初は少し入り込みにくい場合がある。
  • 1冊完結としてはまとまりがよく、後味は続きが欲しくなるタイプ。

キャラクターへの評価

  • モートは実直で責任感が強く、周囲からおっかさん扱いされるほど面倒見がいい。
  • 鈍感で恋愛には不器用だが、男前で頼もしさがある。
  • ランは美形で存在感が強く、感情の揺れや兄弟との関係が気になる存在。
  • マロイは堅実で応援したくなる立ち位置で、好意を集めやすい。
  • おっさん勢や王族、猫婆などの脇役が濃く、主役級の印象を残す。

巻一覧

空飛ぶ貧乏騎兵隊
2013年2月 ISBN 9784125012391
この巻のあらすじ

今は昔、冬大陸の小国ジントが鳳凰とともに世界を制覇した時代があったという。だが今や弱小貧乏国。お飾り以下の騎兵隊隊長任じられたモートは、式典に参加する費用を何とか稼ごうと、春大陸の大国へ盗みに入ることに。ひょんな思いつきが世界の存亡につながってしまい……!?

笑う飛竜と歌時計 空飛ぶ貧乏騎兵隊
2013年10月 ISBN 9784125012698
この巻のあらすじ

今日も貧乏と戦う鳳騎兵隊隊長モート。戦争を回避した英雄なのに、ジント国への援助と引き替えにリアハン王国に貸し出される。冬大陸一の護法師だが最悪な性格で有名な猫婆に加えて、癖のある部下たちが全員そろわない状態で、夏大陸の大国・リュンカ帝国に向かう羽目に。到着した途端、一行は捕らえられてしまう。ここでも鳳凰が目の敵にされていたのだ。すべては飛竜の病が原因のようだが……!?

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